Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  赤い天使 《ネタバレ》 
戦争映画っていうものはカラーよりも白黒で描く方が絶対に戦争の持つ恐ろしさが伝わるものです。少なくとも私にはそう感じる。この映画を観て益々そう感じた。これは戦争映画であると共に恋愛映画である。それもそこらの生ぬるい今時の恋愛ものなんかとは比べ物になにない究極の愛の形というものがこの映画の中にはある。それは若尾文子演じる西さくらという一人の看護婦が自分に関わった(肉体関係になった男)の存在があればこその本物の愛の形というものがある。自分と関わった男達は皆、戦争の被害により死んでいく。愛した男の為に自らの身体を身を持って見せる西さくらこそ彼らにとっては正しく天使の存在だった筈!しかし、そこは増村保造監督、この天使とでも言うべき若尾文子演じる西さくらを白衣の天使とは描いてない。確かに白衣を着込んではいるけど、この映画の若尾文子はタイトル通り正しく「赤い天使」それは何故なら戦争の惨酷さ、あのバケツの中に入れられる負傷した兵士達の手や足、それこそ人間の心の中に流れている「血」=「赤」という正に「赤」をモチーフに徹底して描かれたリアルで惨酷な恋愛映画だ!それにしてもこの映画のグイグイと引っ張る力強さ、それこそこの監督ならではの凄まじさではないだろうか! この作品の中の若尾文子のナース姿も軍服姿もどちらも◎
[DVD(邦画)] 9点(2020-12-08 21:29:25)
2.  あいつばかりが何故もてる
渥美清の映画初の主演作品です。渥美清が後に国民的作品となる寅さんシリーズの原点の様な話だけど舞台は下町ではなく、都会の中の都会と言える様な銀座です。スリに扮する渥美清、そんな渥美清が恋する相手がなんとさくら、いやいやここでは写真家の倍賞千恵子、渥美清を追いかける刑事には森川信、寅さんファンとして、贅沢な組合せ、他にも個性的な俳優勢揃いです。作品としての完成度、面白さでは寅さんシリーズ程ではないし、渥美清本来の笑いながらも泣ける要素もない。物足りなさも感じる。それでも出てくる俳優の顔ぶれだけで嬉しく思えてしまいます。渥美清と森川信の共演なんて寅さんでしか殆ど味わえない中でのこの二人の共演は本当に嬉しい。この二人の寅さん以外で見る事の出来る貴重な作品でもある。寅さんファン以外にはさほど強く勧められない作品かもしれないけど、寅さんファン、そして渥美清ファンで森川信のおいちゃんが好きな人には見て損のない作品です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-01-27 21:30:14)
3.  悪の紋章 《ネタバレ》 
冒頭、若い女の水死体が現れる。この若い女の水死体が後々、話の中で大きな影響、重要性として語られ、ある事がきっかけで冤罪となり、二年間刑務所に送り込まれた刑事が自分を罠にはめた奴らを一人、一人と復讐するのだが、浮かび上がってくる意外な人物像、それを原作者で脚本を書いてる橋本忍のスリリングな展開、人間の業を見せる作品で監督の堀川弘通もモノクロの映像で撮り、どの女も一癖、二癖もあって見応え十分です。山崎努の鬼の様な執念、新珠三千代の女の弱さ、幸薄そうな表情、岸田今日子の怖さが印象に残る。ヤクザの世界の裏の部分、人間の醜さも全て見せてしまう橋本忍という人のシナリオライターとしての上手さには毎度ながら感心させられる。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-12-04 10:41:59)
4.  暗黒街の弾痕(1961) 《ネタバレ》 
走る車、追い掛けるバイク、逃げる車を追い掛けるバイクという始まりからスピード感十分のまま、岡本喜八喜映画らしくテンポ良く進んで最後も気分爽快な終わり方!加山雄三、佐藤允の岡本喜八映画の名コンビぶりが良い。至って真面目風でありながらも喧嘩をやらせれば強い加山雄三、見た目からして喧嘩好きそうな悪人面の佐藤允と正反対な二人が岡本喜八監督の演出によって、活き活きしていて楽しそうに演じているのがよく分かる。他にも三橋達也やミッキー・カーティスなど個性的な顔ぶれだらけで、女優陣にしても一癖もふた癖もある顔ぶれだらけで、こんな面子を揃える辺りに岡本喜八監督のセンスの良さを感じます。スパイ映画ならではの面白さも岡本喜八監督による暗黒街シリーズの中でも一番感じられる。劇中流れる変な歌やジャズやらこの映画を見て岡本喜八監督って音楽の使い方もユニークだし、センスの良さを感じます。私の中では岡本喜八監督は川島雄三監督と並んでもっと評価されて良いと思うし、評価されるべきだと声に出して言いたい。
[DVD(邦画)] 8点(2016-10-31 19:49:09)(良:1票)
5.  あヽ同期の桜 《ネタバレ》 
軍隊なんて如何に地獄であるかとでも言ってる様である。鶴田浩二が「便所の中が一番だ。何故なら一人になって色々考えられる」みたいな事を言うのだが、その理由が軍隊の厳しさを物語っている。至って真面目な軍隊映画であるから面白いという内容ではない。いずれ死に向かって生きる若者の精一杯の今を生きようという内容であって色々と考えさせられる映画になっていて、お涙頂戴みたいな昨今の安っぽい邦画にはないしっかりした映画になっています。そういう意味で見て損のない映画!鶴田浩二が仲間にお前には軍服は似合わないよと言われるのを聞いて確かにそう感じなくもない。軍服よりも浴衣姿のが似合うと思うのは任侠映画きり出てるからか?  
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-27 18:52:56)
6.  愛の讃歌 《ネタバレ》 
寅さんより前にまるで寅さん見ているような感じにしか思えないようなこの映画を撮っていた山田洋次監督。伴淳三郎が放つ台詞がもう寅さんの原型です。ご苦労様!いやあ、渥美清の顔が自然に浮かんでくるし、タコ社長こと太宰久雄、ここではタコ社長ほど愛嬌はなく、どちらて言うと無愛想で愛嬌は感じられないが食堂に居る。何だかそれだけで寅さんみたいだ。更に親子喧嘩して出て行く息子を見送る賠償千恵子、これなんか晩年の作品で賠償千恵子(さくら)が博(前田吟)と喧嘩して出て行く吉岡秀隆(満男)を見送るみたいだし、色々な意味で二年後に始まる寅さんのパターンがここで完成されてる。渥美清不在が物足りなさを感じるし、山田洋次作品としてはけして上位に入る作品じゃない。それでも寅さんの原型を見る事ができる作品として、どこをどう見ても山田洋次作品だと思わずにはいられないという意味で山田洋次ファンは勿論、寅さんファンなら楽しめる作品になってる。脇役の中ではやっぱり小沢昭一が可笑しい。いるだけで楽しめる。最後に舞台が瀬戸内海、やっぱり山田洋次監督はダウンダウンヒーローズでも感じたように木下恵介作品が好きなはずです。
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-03 21:50:50)
7.  穴(1960)
一切音楽を使わない。音楽を省くことによって生まれる緊張感が凄い。ひたすら脱走の為に穴を掘る。その為に大きな音を立てる。この大きな音があれば余計な音楽なんか不要だとばかり言ってるようである。映画を盛り上げるのは何も音楽だけじゃないことがこの映画を見ると思わずにはいられなくなる。バレるかバレないかの緊張感を味わう為の映画でもあると言えよう。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-20 10:52:50)
8.  赤ひげ 《ネタバレ》 
ヒューマニズムの塊のようなとにかく人間の生きるべき本当の姿はこうあるべきだと言わんばかりの映画である。赤ひげと呼ばれる三船敏郎演じる医者にとって医者はただ人の命を助けさえすれば良いというものではない。人の命も大切だけど心をケアしてこそ本当の医者の務めであるというその態度、例えば二木てるみ演じるおとよを療養所へ、保本へ預けるという場面でそれを邪魔する大勢の男達を一人一人とやっつけていく時の姿、ここでの三船敏郎の放つ台詞は思わず笑ってしまうぐらいだけど、医者であると共に一人の人間としての真の姿を大いに見せてくれる。この映画、特に後半の保本(加山雄三)とおとよ(二木てるみ)とのやりとり、介護するものとされる者との立場における二人の姿は感動的でもあり、また一人の小僧(長次)とおとよとのやりとりも泣けてくる。貧乏人同士でなければ解らない。金持ちなどには絶対に解らないであろうこの二人の会話、特に長次が盗んだ飴を一旦受け取ると見せて再び長次に渡すおとよの優しさ、こういう素晴らしい描写などは如何にも山本周五郎原作らしくそれをとても解り易く描く黒澤明監督の人間的素晴らしさ、色んな意味で人間が本来持つべき優しさを見せてくれている。こういう映画こそ金持ちの人間、特に自分達のことしか考えない政治家達に見せてやりたいし、観るべきである。最後に全編重苦しくて張り詰めた空気の中であの憎たらしい婆を演じている杉村春子に対して追っ払おうと大根で頭を叩く場面を見て、大根斬りとは正にこれだと思わず笑ってしまう。こういうちょっしたユーモアをも描くことで飽きることなく見せてくれる映画でもあるし、黒澤映画に笠智衆という珍しい場面などとにかく見所たっぷりの人間ドラマの傑作!黒澤映画は個人的にはこの「赤ひげ」までだと思ってます。この映画を見て黒澤映画は絶対に白黒に尽きるとそう感じる映画でもある。
[DVD(字幕)] 9点(2012-08-25 19:52:39)
9.  荒馬と女
何だか全体に「死」の臭いを感じさせる映画だなあ!てのが感想でして、マリリン・モンローのその後の何ともやりきれない「死」を想像させられてしまうほど本当に重たくて暗い。話そのものが暗いので本当はもっと低い点数にしようとも思うけど、西部劇ファンとしてはモノクロの画面からの迫力あるシーンやら映像の美しさやら、所々で見所もあるし、言われているほどつまらなくはない。まあ、普通に見れたのとこれが遺作となってしまったことを考慮しての6点!であって、マリリン・モンローはここでも最後までやはり美しく感じられた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-01 12:06:50)
10.  愛と死をみつめて
純愛映画として観れば予想していたよりも楽しめる。脇役がそれぞれの立場としての演技を難なくこなしていて、特に宇野重吉、やはりこの俳優は脇役として作品の中で主演の女優さんを上手くサポートし、一つの作品を見所のあるものにしている。主演の吉永小百合については、確かに美しい。でも、ちょっと健康的過ぎる気がしてならない。このような映画に果たして吉永小百合が適しているか?という意味でのちょっとした疑問!個人的には守ってあげたくなる女優ナンバーワンの芦川いづみの方が何だかしっくりくる。悪い映画でもないし、つまらなくもない。でも、やっぱり私には吉永小百合だと守ってあげたくなるようなものが感じられないのである。
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 18:57:50)
11.  網走番外地 望郷篇 《ネタバレ》 
これは完全に「網走番外地」の中では別の世界、まるでマキノ映画的なノリの「昭和残侠伝」シリーズのパロディみたいな感じです。監督が監督だけにまあ、このお調子の良さ、あの変な男の口笛え「七つの子」の使い方、なんですか?任侠映画的な中に妙な人情、妙な笑い所などそれはそれで面白く見られるけれど、このシリーズ何本か見てきた感じたことは私は同じ高倉健主演なら「昭和残侠伝」シリーズの方が好きです。フランス映画の「望郷」と重なるラストシーン、色んな要素が散りばめられていて、それなりに楽しめる作品にはなってる。それにしても杉浦直樹の「七つの子」は違和感だらけです。「七つの子」を聞くと私にはどうしても「二十四の瞳」が真っ先に頭に浮かんできてしまい、複雑な気持ちにさせられてしまう。アウトローなのに妙に人情臭く、これこそが石井輝男作品なのかなあ?
[DVD(邦画)] 6点(2010-11-24 21:46:43)
12.  網走番外地 荒野の対決
タイトルに「荒野」とあるように今回は西部劇的な雰囲気が全体を包み込み、任侠映画的な面白さも一応、あるにはあるが何か物足りない。高倉健のかっこ良さは相変わらずだし、それはどの作品の高倉健を見ても言えることなのだが、作品全体のテンポと緊張感やらがいま一つなために、折角の面白そうな題材も生かし切れていない感じがする。つまらなくはないし、それなりに楽しめる。でも、やはり物足りない。
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-16 22:11:11)
13.  暴れん坊兄弟
これまた一つ面白い時代劇を発見!沢島忠監督らしいテンポの良さ、所々で笑える要素がちりばめられている所などは如何にも沢島忠監督らしい。東千代之介と中村賀津雄の二人が面白い。そこに絡んでくる他の人達とのやりとりも面白い。またこの作品、東映時代劇全盛期の頃の華やかさ、女優陣の顔ぶれもこれまた見所の一つで、中でも丘さとみ、やはりここでも可愛い。そして、中村錦之助、ここでは脇役だけど相変わらず良いとこ取りって感じの、殿様役もかっこいい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2010-04-24 21:09:37)
14.  秋立ちぬ
成瀬巳喜男監督が子供映画をというのは珍しい。子供が出てくるというものは成瀬映画には他にも沢山、ある。しかし、子供の視線から大人を見つめて描くというものはあまりないように感じられる。そんな中でもどこか成瀬映画ならではの空気、張り詰めた中にも子供が健気にしている場面などを見ると、ドロドロしすぎてなくて、子供映画としての空気というものが見えて、そういう意味では安心して見ていられる。物凄いドラマが展開されるかというと、そういうものを期待してしまうと物足りないし、私もそういうものを求めてしまうのがこの監督の映画においての期待であったりもする。安心して見られる反面で他の成瀬映画の傑作の多くに比べてしまうと物足りない気もしなくもないが、子供を描かせても成瀬巳喜男監督は巧みに見せてしまう上手さというものを感じられるそんな映画になっている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-11 12:00:14)
15.  悪名一番勝負 《ネタバレ》 
このシリーズの最終作品となる今作は監督がマキノ雅弘監督というだけあって、まるで同じマキノ雅弘監督の撮った別のシリーズ、高倉健主演の「昭和残侠伝」や「日本侠客伝」や「日本残侠伝」シリーズぽい雰囲気が最初からして漂う。マキノ雅弘監督らしいテンポの良さで見せてくれる反面、やはり「悪名」シリーズと言えば欠かせない田宮二郎の不在は物足りないし、勝新演じる朝吉が自分の頭を突き出して、どつけ!とやる所は確かにかっこ良いがラスト、殺された政吉(田村高廣)の敵討ちとばかりに乗り込む場面、あれって、まんま高倉健主演の任侠ものを勝新に置き換えて見せてるだけだと感じてしまう。そんな中にあって、津川雅彦のキャラ、あのしゃべり方は「次郎長三国志」シリーズの石松みたいで、森繁久彌ファンとしては監督からの石松への愛情みたいなものが感じられて嬉しい。 私も津川雅彦をもう少し見たかった気がする。マキノ雅弘監督以外の監督ならば7点、いや、8点付けてもとは思うけど、やはりマキノ雅弘監督作品としては物足りないので6点という低い点数になってしまう。最後に勝新主演によるこれとは別のマキノ雅弘映画ももっともっと撮って欲しかったし、見たい。
[DVD(邦画)] 6点(2010-01-10 18:25:40)
16.  あなただけ今晩は
改めて書き直す。ビリー・ワイルダー監督とジャック・レモンにシャーリー・マクレーンといった「アパートの鍵貸します」のコンビによるドタバタコメディ!やや強引すぎる展開といくらなんでも、それゃあ、バレるやろ!と突っ込みの一つも入れたくなるような展開なのだが、面白い上に個人的には「アパートの鍵貸します」より好きかもしれない。いや、初めて見た時も面白かったけど、二度目、三度目と見ているうちにどんどん好きになっていく。この映画のジャック・レモンの変そうぶりがとにかく面白い。笑えて笑えて、とにかく好きです。私にとってはジャック・レモンの面白さもこっちの作品の方が同じシャーリー・マクレーンとのコンビでも「アパートの鍵貸します」よりも笑えるし、そういう意味でも私にとっての傑作である。
[DVD(字幕)] 9点(2009-11-08 22:49:49)
17.  網走番外地 南国の対決 《ネタバレ》 
凄いタイトルだ!タイトルに網走とあるのに、なんで南国?このタイトルが一番、可笑しい。タイトルで笑わせて中身は意外としんみりしている。一人の少年と母親の再会というロードムービー的要素を絡めたり、その再会シーンでの健さん、真面目な顔して笑える台詞を放つ。三原葉子のあのけばい母に対し、逃げる息子、流石イチローだけあって足は速い。そして、健さん、逃げられたまま何も出来ないでいる母に対して、「でももストライキもねえよ」だっけ?あまりにも真面目な顔して言うもんだから笑ってしまう。作品全体の作りとしてはもう、滅茶苦茶で、結局のところ、最後まで網走なんて回想シーンに出てくるきりでほとんど出てこないし、対決シーンもあまりにもあっけなく勝負が済んでしまって物足りないし、まあ、そんな中、高倉健というこの俳優のかっこ良さ、やっぱり健さんにはピストルなんて似合いません。健さんが敵に乗り込む時の姿などどこか「昭和残侠伝」シリーズの花田秀次郎みたいでかっこ良く、他の男達がみんな、弱くて情けなく感じてしまう。(健さん以外で唯一かっこ良かったのがアラカンこと嵐寛寿郎)そうそう、この作品でも大原麗子、可愛いし、なんですか?あの胸をやたらと強調した服装は?思わず眼がそっちに行ってしまいました。ごめんさない。
[DVD(邦画)] 6点(2009-09-16 20:08:41)
18.  網走番外地 北海篇 《ネタバレ》 
高倉健は文句なくかっこいい。大原麗子の可愛いさも抜群!刑務所内でのオカマのやりとりやら、刑務所から出た後の展開など見所もあるが、如何せんB級映画ならではの臭い演出、それはあの音楽にしてもそうである。ロードムービーなのか?アクションものなのか?結局はどっちに重点を起きたいのか今一つな感じがしてしまいます。高倉健が小沢栄太郎の所へと乗り込んで行く時の高倉健が昭和残侠伝シリーズの花田秀次を思わせる。それはそうと刑務所ってあんなにもホモが多い所なのか?それと田中邦衛はいつ見ても、何を見ても「北の国から」の五郎さんみたいな口調だなあ! 
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-20 21:02:46)
19.  雨のしのび逢い
作品全体に付きまとう気だるさ、いかにもフランス映画ぽいハリウッド映画とは違う雰囲気、サスペンスとしてというよりも恋愛ものとして見る方が良いのかもしれない。ジャンヌ・モローは相変わらず上手い。表情の一つ一つ、心の変化みたいなものの表し方の上手さには毎度ながら感心させられる一方で相手の男、ジャン=ポール・ベルモンドに関してはどうしても相手が上手い女優だけに劣って見えてしまうというのがマイナスであるし、盛り上がりそうな所で盛り上がらないのもマイナスである。ところで、気になるのはタイトルが「雨のしのび逢い」とあるけど、えっ?雨なんか降ってたっけ?最後まで雨のシーンなんてなかったぞ!
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-09 10:56:13)
20.  網走番外地(1965) 《ネタバレ》 
高倉健さんの裸踊り、いやはや、こんなお茶目な健さん、なかなか見れません。自分、不器用ですからと言ってる健さんの姿からは想像出来ない姿が新鮮であり、微笑ましい。監督が石井輝男監督てことからなのかな?他の作品、特に私にとっての健さん、高倉健という俳優は任侠映画での口数の少なく物静かな健さんてイメージからしたらあの裸踊りはあれが本当に健さんなのか?と思ってしまいます。作品としての出来や素晴らしさ、高倉健という男が惚れる男の中の男ぷりなどではもっともっと素晴らしい作品があると思うが色んな意味でこれまた違った俳優高倉健という1人の男を見せて貰えたという意味では見て良かったそう思える作品です。 
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-02 22:46:27)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS