1. アイアンマン
《ネタバレ》 アベンジャーズに備え一連のマーベルシネマティックユニバースを観てきましたがアイアンマンだけひとつ飛びぬけて面白い。アイアンマンの中2病的かっこよさに健全な男子諸君はいまだ持ってる少年心をくすぐられること必至。ごつごつとしたプロトタイプがゲリラどもを一蹴していく姿にも感動してしまいますが完成品が作られる過程と完成品のフォルムにまた感動し、そこからまたゲリラを一蹴。もうかっこよすぎて鼻水でる。ストーリーはなんてことないものですがトニー・スタークと秘書のペッパー・ポッツさんのキャラが立っています。ペッパーさんがえっらい美人でまるでお母さんと息子のようなやり取りが笑いを誘います。ラストバトルも試作品がどう完成品に勝てるんだって状況でしたがトニー側をうまく弱体化させることでつりあいも取っており盛り上がり要素も見せてくれました。不器用ロボやジャービスのキャラも地味に立っており、また終始でてくるシールドの役員やら恒例のラストに出てくるニック・フューリーがアベンジャーズへの複線となっており続編への期待も高めてくれます。娯楽映画としてここまでやってくれればもう何も文句はありませんが強いて悪い点を上げるとしたらただの面白い映画どまりでダークナイトやキックアスを観たときのような感動はありませんでした。 [DVD(字幕)] 8点(2015-08-12 14:48:48) |
2. I am Sam アイ・アム・サム
想像してたのと違って単純にイイハナシダナーって感じの映画。それが良いところでもあり悪いところでもあり。裁判を通してサムが周りに与えた変化を暖かく描いていて少しほろっとくる。けど、メインストーリーであったはずの知的障害者の親権をめぐるお話が凄く中途半端で気がついたらなんかハッピーエンドで終わってた。それよりも描きたかったものがあったのは分かるけど、だったらそんなものはメインに据えなくても良かった気が。相手方の検事とか施設のおばちゃんが凄く嫌な人、みたいな感じで描かれてたけど実際彼らの言ってる事も正論でしょ?なんか雰囲気でごまかして大事なところを端折られたような印象を受けてしまった。ダコタ・ファニングがあまりにも可愛すぎて危ない趣味に目覚めそう。 [DVD(吹替)] 6点(2012-05-13 20:44:40) |
3. アリス・クリードの失踪
「レザボア・ドッグス」「メメント」が引き合いに出されてるのを見かけたので鑑賞。なるほど「レザボア・ドッグス」を凄く丁寧にした感じの映画。出演者が3人のみシーンは殆どアジトと倉庫のみ。今となってはありがちな設定だけど脚本がしっかりしてるので最後までドキドキしながら見られた。序盤のテンポ良い誘拐シーンからの中盤~終盤の心理戦、人間ドラマはメメント、レザボアと同じかそれ以上だと思う。ただ序盤からだんだん失速してく感じが否めない。オチは感心したし面白かったけどこの辺はレザボアとかと真逆。とは言え名作を引き合いにだして期待度高めてハードル上げて、ここまで楽しませてくれたので満足。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 03:39:13)(良:2票) |
4. アメリカン・ギャングスター
てっきりサスペンス要素の強い映画だと思ったのですが、ドラマ要素の方が強いんですね。麻薬・汚職云々よりロバーツとフランクの生き方・・・人生の方がよく描かれています。若干肩すかしを食らいましたが2人の男の生き様には、なかなか興味深いものがありました。 ただこの映画良い所より悪いところが目立ち過ぎなのが残念です。上手く言えませんが、広く浅く・・って感じでしょうか。ドラマ部分もサスペンス部分も広く描いてくれているのですが浅いんです。そのため話は長くなるくせに展開が速くて、2人の男の人生もうわべだけ描かれていて内面なんか殆ど描かれていません。サスペンス部分も何が起きてるのか理解するまで時間がかかりました。フランクとロバーツの話がやたらと行ったり来たりするのも良くなかった。おまけに実話モノだから話が全体的に地味なんですよね。ちょっと「実話モノだから仕方がない」じゃ済まされないところがあったと思います。いっそドラマ部分かサスペンス部分、どちらかを切り捨てて片方により力を入れた方がスッキリして良かったかもしれないね・・なんて思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 03:35:54)(良:1票) |
5. アンダーワールド(2003)
銃撃戦ばっかで、これなら別に吸血鬼と狼男って設定はあまり必要ないんじゃないかと思ってしまいます。吸血鬼と狼男なんだからもっと肉弾戦でかっこいいところ見せてほしかったですね。雰囲気と映像だけは良かったのでまあちょっと甘めに・・・ [地上波(吹替)] 5点(2008-01-28 17:09:25)(良:1票) |
6. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 魅せ方が素晴らしい。冒頭、嵐の中のモーテルへ(いわゆるクローズドサークルってやつですね)登場人物が全員集まるまでの時間を行き来する魅せ方・・緊張感もありテンポもよく、簡単な登場人物の紹介も済ましてしまうので、実に分かりやすいです。おかげで話にはすぐ引き込まれました。死体発見時の魅せ方も素晴らしいですね。ランドリーで回る首、冷凍庫から出てくる死体、事故死と思ったらそうじゃない・・消える死体・・・こういうの好きな人にはたまりませんね。緊張感もさらに高まり次に何が起こるのか気になります。しかしですね・・・あのオチはどうなんでしょう・・・・。いや十分驚かされましたが・・・う~ん、判断に困るところ。ありゃ夢オチと大して変わらないんじゃないですかね。基本的に何でもありですからね。この映画の場合はそんなところを突っ込むのはナンセンスなのかもしれません。しかしオチが分かった後、そこばかりが気になって仕方がありませんでした。途中までは良かったんですがね。大塚明夫が良かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-02-23 17:53:15)(良:1票) |
7. アザーズ
《ネタバレ》 「マザー・・・Mを取ったら・・・アザー、他人です」のCMで有名な・・・・え?違う?他の作品と似てるけどこれはこれでなかなか良く出来た作品だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-19 21:01:27) |