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1.  アリータ:バトル・エンジェル
★原作は未読、キャメロンとロドリゲス監督の名前に釣られて見たのだが、はっきり言ってその色は薄い。 ★そもそもこの漫画原作が選ばれたこと自体、またストーリーやキャラ付けが(他作品ほどでないが)暴力肯定的なとこなんかはロドリゲス監督の雰囲気と言えばそう言えないこともないか。 ★それにしても話がさくさく進みすぎて感情移入の暇がない。世界観もストーリーも(そもそもそんな新しい漫画じゃないし)擬視感たっぷりで(しょうがないが)新味はない。「強い(幼い)女の子」が主人公のハリウッド映画ってのはさすがにぱっと見当たらないんだけど。 ★原作ファンにはおおむね好評のようなので、漫画に思い入れのある人は見て損はないんだろうと思います。映像やアクションはとても見ごたえあって、それだけでも損はしてないとは思うけど、でも知らない人はまあ、どっちでもいいかなという感じ。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-16 20:46:02)(良:1票)
2.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》 
良くも悪くもお祭り映画。 ★実力にかなりの幅があるメンバーを、結構平均的に活躍させる演出・脚本はなかなかいいと思った。もちろん映像も文句なし。かなりめまぐるしいが。個人的に一番面白かったのはパワードアイアンマン(?)対ハルク。しかし本作では一般の人たちは大迷惑だったろうね。 ★そもそもの発端がスタークの独善なのに、その彼がろくに反省もせず主役面してるのはなんだなあと思うが、逆にこれが邦画だったら不必要にお前のせいだ!!と責められ、悩みまくり、ひきこもりあるいは知らない街へ逃亡とか延々やってるんだろうなあ、と。そんなんじゃない、あくまでも自分のしたことは自分で解決するんだ!って姿勢がムコウの人たちのいいとこなんだけどね。 ★悪役は最初は結構絶望的な不気味な強さを発揮してたけど、だんだんしょぼくなってしまったのが残念。特に、AIのくせに現代世界のインフラの主要を占めるネットを支配できなかったのはお前ほんとにAIかよとつっこみたくなるアタマの悪さ。 ★ま、肉体系映画にネット戦持ち出したら話が出来ないけど。あと人類抹殺が目的であって、支配が目的ではないから、もっと手っ取り早い物理的破壊策を取ったんだと思っとく。 ★つぎ観にいくかといったら微妙だけど、ストーリーしだいかな、という感じです。
[映画館(字幕)] 6点(2015-07-13 08:56:07)(笑:1票)
3.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
★重いテーマでありながら話の構成や戦闘シーンのスリル等はなかなかで、エンターテインメントとしても成立している、良作。 ★ただ、イーストウッド監督らしくあいかわらず描写は抑制されたもので、スピルバーグ監督のような派手さには欠けるので、物足りないとかありきたりとか言われるのだろう。 ★愛国を口にし、妻の制止を振り切って何度も危険な戦地へ向かう主人公の一方、「わかりやすく」心を病んでいく同僚たち。逆に「過剰適応」してしまったクリスもまた戦争の被害者ということか。 ★唯一、帰国後公園で家族と団欒のシーン、子供にじゃれ付く飼い犬(結構でかいような気がするんだが)を、思わず押さえつけて殴りそうになったのがちょっとどきっとした(犬カワイソー(^^;) ★それにしても、あの「ヒア・アフター」では311、今回はさらに直接リンクのISと、「ジャストタイム」な公開多いね、監督。いいことなのか悪いことなのか・・・
[映画館(字幕)] 7点(2015-03-29 10:16:22)
4.  アイアン・スカイ
月の裏側に隠れていたナチスが地球征服に攻めてくる、思いっきりバカそうな内容とあのポスターですが、やっぱ扱う題材がナチスだけに(そしてハリウッドでもアジアンでももちろん邦画でもなく)ヨーロッパ映画であるからにはただのオフザケにするわけには行かなかったんですね。 ★観る前はパーカー&ストーン(真性オチャラケ)かバーホーベン(SFの名を借りた暴力&風刺)か、というのを想像してたけど、意外とまともな風刺映画でした。 ★各国集っての防衛会議での痴話喧嘩も笑ったけどやっぱ本家アメリカこきおろしまくりです。戦争の政治利用、資源の独占、あからさまな黒人差別(結局今でもそうなの?)なんかそれに比べればナチスのプロパガンダのほうがマシに思えてきてしまうからコワイ(いや冗談じゃないよね)。 ★アドラーとレナーテの演説で流れるワーグナーのタンホイザー序曲、思わずかっこいいなあと、ああ怖い!!(もっともタンホイザーっていう歌劇の筋自体はナチスの好むとこなのかどうかはちと疑問だが) ★なお科学考証は思い切り無視ですので、気になるヒトは予め分かってたほうがいいかと。当時(その後も)品質で鳴らしたドイツの科学技術が、半世紀他国から隔絶されてスチームパンク的な発展を遂げたものが現代科学と対峙するって、実はSF的にはすごく面白い題材だと思うんだけど、そういうのは(最後のお決まりのドンパチ場面くらいしか)ほとんどないです。 ★あんまりまともな風刺劇だったんで、最後のオチが予想付いてしまったのがちょとなんだったかな。でもこういう映画、久しぶりなので面白かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2012-10-07 23:43:21)(良:1票)
5.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
★XpandとIMAXで計2回観ました。正直言うとこの二つでめちゃくちゃレベルが違う、ってほどではないです。映像のクオリティはさすがです。架空の生物も植物も地相もマシンもまるでほんとにこんな星があるかのごとく自然に描かれています。映画の中で何度でもまるで自分がそこに居るかのように感じました。 ★しかし同時に3Dの限界も見えました。一つは画面全体にピントがあってる場面ではあまり3Dの恩恵がないこと。ジェームズ・ホーナーの重厚な音楽をバックにパンドラの雄大な自然がバーンと映し出される・・・そんな場面では皮肉にもあまり立体感は必要でない。 ★もう一つは臨場感に大切なインタラクティブ性の欠如。ジェイクと大佐の会話シーン、手前のジェイクがぼやけ、奥の大佐にピントが合ってる。ぼくの脳は無意識に目にこう言う「あれ、手前のジェイクがぼけてる、ちょっとピント合わせろよ」もちろんそんなことは出来はしない。そういう映像じゃないんだから。でも、3Dの最大の恩恵って、臨場感ですよね。ほんとに「そこに居る」んだったら、そこにあるもの自由に見たいものすべて見せて欲しいなと。 ★究極には「マトリックス」の世界だけど、あそこまで自在にいろんな場所に行き来やモノ触ったりできなくてもいい(そんなことできちゃったら、ストーリーがなおざりになっちゃうし(笑))。とにかく窓(スクリーン)の外に本物の景色が広がってるように見せてくれるようにならないかなあ。そしたら3Dは究極の映像になると思う。 ★批判の多いストーリーについては、確かに今時純粋な未開人と強欲差別主義の文明人の対立みたいな構図、ナイーブ過ぎる演出やラスト(せっかくSFなんだからも少しひねれよ・・・)見てて恥ずかしいみないな想いはあるが反面、現実途上国に対する事実上の搾取の構造が変わってないとこで、ぼくらは遠い東洋の島国に閉じこもってるからなのか、まるで関係ないことのようにこの映画を批判してられるんだろうか、と考えさせられもしました。 ★点数は一番の売りである3D(絵自体ではない)に対してちょと騒がれすぎな気がして。ただしやっぱ家でDVDじゃ絶対だめなんで。
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-16 22:00:39)
6.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 
ギャングものというより社会派ものみたいで、派手さはないけどいい映画でした。 ★フランクは先代ボスのバンピーに倣い、誠実で秩序を重んじ、家族(と縄張り)を大事にする、服装も地味で、「仕事が非合法」「暴力を躊躇せず使う」この二点がなければまるでまじめなエリートサラリーマン。 ★彼を追う刑事リッチーは「誠実で秩序を重んじ、家族を大事にする(思う)」のは一緒だが、ことごとく空回りしている。押収した大金くすねず署に届けるほどのバカ正直さが煙たがられ、汚職に漬かる仲間には干される、妻には逆になじられ、逃げられる。 ★冒頭にバンピーが、ディスカウントショップの日本製テレビの前で、仲買を省いた直接取引きに米国の伝統的なビジネスが壊されていくと嘆く。しかしフランクは彼の亡き後、同じ手法を麻薬に取り入れて成功していく。彼は先代を尊敬しつつも、軽んじられる黒人の立場を容認できず、新しい秩序を作ろうと決心したのだろう。 ★そんな彼も、過剰な成功が新たな敵を作るという法則を軽んじていたようだ。マフィアのボスと手を組み、モハメド・アリの試合観戦では彼の上席で妻のプレゼントである派手なコートを羽織るという愚を犯し、とうとうリッチーや悪徳刑事トルーポに目を付けられてしまう・・・それからは予想された通りの転落劇。 ★「皮肉」をキーワードにいろんな要素や事象が絡み合い、流れを作り、ドラマを形成していく。フランクを逮捕したリッチーは彼の協力を得てNY市警の汚職を一掃。古い秩序は壊れ、新しい秩序が作られて行く。下手なミステリーよりよほど面白い。 ★主役二人の演技はいいし(ただデンゼルはしばしばギャングのボスに見えなくて困った)、リドリー・スコットの抑え目の演出はとても冴えている。フランクあっけなくつかまっちゃってトーンダウンするかに見えるが、そこからの二人の対峙がクライマックスなんて、いいねこれ。 ★最後の最後は具体的に誰かを?それとも単なる監督のメッセージ?とにかく久しぶりに頭をからっぽじゃ見れない「残る」作品でした。バカみたいな新作見るのやめて終わる寸前のこっちにしといてよかったよ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-09 23:50:49)
7.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
★前半の雰囲気はとてもいいと思います。つい最近まで人の営みがあったのが、そのままゴーストタウンになってしまったニューヨークの静かな風景は新鮮。大音響でクリーチャーに襲われるシーンよりよほど怖い。CGもこんな風に使われるならOK。 ★べらべらしゃべらない主人公もグッド。その愛犬とのコミュニケーションもなごみます。時々フラッシュバックされる、崩壊前の混乱のニューヨーク、その中での家族との別れなどの回想シーンも情感を誘います。 ★それだけにあのラストは・・・力づくすぎ&ひねらなさすぎじゃないですかい?「コンスタンティン」で、ばかばかしくもサプライズなオチ(結構好き)を見せてくれたF・ローレンス監督なだけに、ひどく肩透かしを食った気分です。 ★ウィル・スミスもだ!あんなタイトル恥ずかしいと思わんのか!・・・思わないか、ウィル・スミスだからなあ(笑)クリスマスに見る映画じゃないけど、結構いいなあと思ってただけに残念・・・ ★余談ですが、あの犬○○だったんですね。途中でわかった。最初はハリウッド映画でもそこまで大雑把じゃないだろうに変だなあと思ってたんですがね。
[映画館(字幕)] 6点(2007-12-22 23:12:02)(良:1票)
8.  アポカリプト 《ネタバレ》 
★これは宗教エッセンスをちりばめたホラーサスペンスアクションの変形映画というべきでしょうか。栄華を誇ったマヤ文明も、末期の頃には人心や政治の荒廃・農業の衰退・疫病の流行・他部族との争いなどの諸原因でズタボロの瓦解寸前だったのでしょう。★マヤについての描写はいろいろ批判もあるようですが、僕はメル・ギブソンはマヤについての諸説を吟味した上、自分の主張に合致するものをチョイスしただけと解釈します。少なくとも文明はある日突然興って1,000年間同状態で続き、突然消えうせるものではありません。誤解を生みやすい描写とは言え、ああいう人狩りや首切りがありえなかったと断定は出来ないと思うのです。★後半、ジャガー・パウのわき腹を貫いた矢傷は、逃走の中いつの間にかほとんど回復!ハリウッド映画のお約束?そうではなく、あれはキリストの復活の再現と見るべきでしょう。しかし彼が「キリスト」だというなら、ラストに姿を現す白人たちは?★一見、「彼らが到着するまえから、マヤ文明は荒廃しきっていた。こんな野蛮人たちは滅びて当然だったのだ」とも読めます。しかし映画のタイトルは、例の「ヨハネ黙示録」をどうしても想起させます。単純に白人擁護であるはずがないのです。★復活した「キリスト」は、家族を守りつつ、森の中へ、自然へ=神の元へ去っていく。マヤ文明の最期に引導を渡す白人達。しかし文明に汚れた彼らにも既に神の加護はない、いつの日か同じことが繰り返され滅び去る時が来るのだ、と。・・・★この映画の主義主張を出来る限り好意的に解釈してみました。しかし知られる通り「人格大いに問題あり」の監督ですから、すべて間違ってて、ただのエログロ猟奇バイオレンス映画である可能性も高いです(笑)。★もっとも冒頭の、「宗教エッセンスをちりばめたホラーサスペンスアクションの変形映画」として、メル・ギブソンのテクニックは非常に秀逸だと思います。僕はこの映画の「上手さ」だけでもかなり満足して映画館を後にしたのですが・・・
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-01 15:55:51)(良:1票)
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