1. アルティメット
「フレンチノンストップアクション」ってやつなのかな?とにかく肉体を使ったアクションだけでも見る価値あると思う。特に冒頭のアクションシーンなど人間業ではない。サクッと見れるのもいい。こんなに身が軽けりゃ日常生活も楽だろうね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-03-21 21:59:23) |
2. ある日どこかで
少し前だが、なにかの雑誌で100年前の美少女とかいうタイトルで明治時代の芸者の写真が載っていた。現代でも芸能人なれそうな美少女だった。会いたくなったので心に念じたが、なんも起こらなかった。誰でも「帰りたいあの日」というのは、あるだろう。時空を超えて一日でも戻れたら最高ですね。主演のクリストファー・リーブの一世一代の演技も光っている。あと、映画史に残る美しい音楽。ラストシーンが俺には、悲しすぎたな。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-08 01:42:24) |
3. 赤い河
《ネタバレ》 牛の大群には驚いた。インディアンと戦うシーンではなぜかインディアンを応援してしまう。だって強大な武器を持った血に飢えた侵略者がどっちかを知ってしまったから。俺みたいにひねくれたらインディアンがらみの西部劇は楽しめませんな。主人公の身勝手さが人間くさくてよかった。もうひとひねり欲しかったかな。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-17 00:11:46) |
4. アメリカン・ギャングスター
《ネタバレ》 汚職大嫌いだが私生活は、滅茶苦茶の刑事と自分の存在を必要悪と割り切り町に秩序をもたらしたギャングの親玉二人が主人公。映画自体長い割には二人のキャラを描ききってない様な気がして消化不良の感が否めない。「ギャングスター」っていうより経済ヤクザって感じですわ。スラム街で食料を配る風景が、関西での大地震のとき広域暴力団が炊き出ししたのとダブってしまった。いい暮らしして名士ぶっても結局は、庶民の生き血をすすっていたわけで。お国が違ってもやることは似てますね。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-10 01:41:11) |
5. AIKI/アイキ
《ネタバレ》 前途有望のボクサーが、交通事故で下半身まひへ。十人十色の人生でもばばを引いたと思わざるえない障害者人生。脊髄損傷になった人間が、必ず通る地獄をソフトながらちゃんと描いているのが、新鮮だった。一緒に事故をした彼女は友人と結婚し妊娠、せっかくできたミステリアスな彼女も謎の行方不明。現実はこんなもんで、甘くないんということですかね(;_:) 合気柔術と出会って絶望から歓喜へいたるわけだが、その間のいろんな人との出会いが全て印象的だ。特に石橋、火野、桑名の中年三人衆は、それぞれ実に魅力的で良かった。あと、一番リアリティがあったのが彼女とのエッチシーンだ。子供には見せたくないけど、不思議と心温まった。映画の主人公は、ばばを引いてしまったけどプラスになるぐらい素晴らしい出会いがあり、うらやましく感じてしまった。障害者を特別視したらいけないかもしれないが、やはり偉いなと思ってしまいます。 [DVD(邦画)] 8点(2008-11-19 01:04:51)(良:1票) |
6. 穴(1960)
《ネタバレ》 刑務所内の服装は自由だし、比較的規律もゆるそうな感じ。でも囚人たちの会話から刑罰は、今の日本よりも厳しいみたいだ。徹底的にリアリズムに拘ったというだけあって迫力がある。もう少し細かい人物描写があればもっと面白かったと思う。しかし、最後はねー。さすがフランス映画だ! [DVD(字幕)] 9点(2007-12-11 01:02:12) |
7. アタゴオルは猫の森
CGであのアタゴオルが見れるなんて。確かに原作のホンワカとした雰囲気はチト足りないですが、動くヒデヨシが見れただけで良しとしましょう。星町に行く話とかも作ってくれないかな。 どうでもいいけどヒデヨシは朝昇竜に似てるね。ますむらファンなら見ないと駄目でしょ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-10 03:01:14) |
8. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 恋愛映画でこの映画が一番好きな映画です。器用に振舞おうとしても不器用なサラリーマンが、魅力的だが男運の悪いヒロインに恋をします。どちらとも恋愛下手で順調な人生を送れそうにないです。ヒロインの兄に殴られても笑顔を見せるジャックレモン、彼が会社を辞めたと聞いたときに驚き喜びながら走っていくシャーリーマクレーン、そして感動のラストシーン、あげるときりがないぐらい好きな場面が多いです。こんな恋愛をもう一度してみたいでね。今ではこんな品のある映画は作れないのでしょうか。死ぬまでにあと10回は見たいものです。 [DVD(字幕)] 10点(2007-08-02 22:36:16) |
9. 愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン
《ネタバレ》 泉をめぐる物語の後半の話です。美しく成長した娘が復讐を果たそうとします。美しく成長した娘役のエマニュエルベアールは「美しい」の一言です。彼女を見るだけでもこの映画を鑑賞する価値があるでしょう。人は良いが頭の弱い男と狡猾で名誉欲の塊の伯父。前作では歓喜の叫びをあげたこの二人の運命も大きく変わっていきます。一枚の手紙が人の人生を大きく狂わせることは実際あると思いますよ。哀しいけど心に残る名画といえるでしょう。 [DVD(字幕)] 10点(2007-07-31 15:41:32) |
10. 愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン
《ネタバレ》 泉をめぐる不思議な物語です。20年ぐらい前映画館で見て以来お気に入りの映画です。久しぶりに見てもやはりいいですね。 その身体的ハンディから村人から疎んじられても頑張るジャン。夫を信じ支える美しい妻と娘。夢と希望に燃え頑張る一家のその姿は、思わず涙すら誘われます。 タイトルのとおり「泉」が物語のキーワードです。タイトルは「愛と復讐の泉」でもいいかもしれません。ラストシーンはせつないですね。泣きながら走ってゆく少女が悲しすぎます。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-28 23:05:49) |