1. ア・ホーマンス
《ネタバレ》 いいですね~ 制作当時の1986年といえば、アメリカのウォルターヒルが絶好調の頃。 喧嘩映画が全盛の頃、松田優作も俺も!って感じで監督したんじゃないでしょうか? (最初の方で、もろウォルターヒルじゃんって音楽の使い方してるし・・) ターミネーターも1984年だったので、かなり意識したのかもしれません。 ヤクザ映画、数多しといえど、ロボットが出てくるのは、これくらいじゃないでしょうか? 面白いB級映画だと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2023-03-04 14:04:57) |
2. 赤ちゃん泥棒
《ネタバレ》 いや、面白かった。 映画的コミカルさ満載のドタバタコメディ。 イーサン兄弟のセンスが光る。 が、その後のイーサン兄弟作品はダメ男映画が多くなる。 でも砂漠の匂いのするアメリカ映画を創り続けるのにはこだわるね。 マッドマックスの世界に無垢の赤ちゃんがいたら、なんてとこから 発想したんじゃないかな? 地獄のライダーのバイクの先っちょにベビーシートがあるなんて発想は、 アメリカならではの、ユーモアだろうね。 でも女性が観たら、怒りそう(笑) [ビデオ(字幕)] 7点(2019-06-22 23:33:35) |
3. アウトランド
《ネタバレ》 「真昼の決闘」の宇宙版ですね。 ショーンコネリーがSFに出てるので興味を持って観ました。 コネリーが警察のような制服が似合うのは分かってましたが、それが宇宙基地が舞台だと 基地内の無機質ぶりに制服の青が映えるんですよね~。 これは案外、その後のSFに生かされてない映画の知恵ですのに・・ (この映画の最初のレビューに同感です。確かに「AKIRA」がこれですよね!) まぁストーリーは地球が舞台でもいいような凡庸な話で残念です。 コネリーはカッコつけて地球に戻りますが、残された女医の身の危険とか考えないんだろうか? 結局、巨悪に一矢報いることなく、麻薬事件は未解決のままですね。 とか考え始めたら、面白くなくなるので、これはこれでコネリーの男っぷりに乾杯したらOKな映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2018-03-29 23:35:42) |
4. アグネス
《ネタバレ》 品のある映画です。ニューシネマが終わって、ひと頃しても、やはりアメリカ人は犯してはならない表現はしないものだなぁと感心。ここではキリスト教への冒涜など絶対しちゃいけないもんなんだなぁと思った。「ゴットファーザー3」とか最近では「スポットライト」とかキリスト教にたずさわる人たちを糾弾することはあっても、神さまは絶対なんだよね。アメリカを理解するとき、ここは絶対おさえておかないといけない。 で、この映画なんだけど、神の子を宿ったこの女性は、本当に人間の男と関係してないか?というストーリー。近代療法とかで奇跡を暴こうとするのは、強いアメリカの女性ジェーンフォンダが演じるドクター。しかし最後に奇跡が起きる。これを見過ごすかどうかでこの映画は、下品にもなりうる。日本人の自分としては、なぜ赤ちゃんを殺したか?この点をもっと丁寧に描いてほしかった。ここが最大の焦点のはずなのに、映画はそこはあまり描かない。 映画バカの自分には、映画としての完成ばかり考えちゃう。本当にコメントするのも言葉を選ばないといけないほどの繊細な映画でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2017-10-13 12:11:17) |
5. 愛は危険な香り
《ネタバレ》 ふとワケあって、女性映画監督の作品ってどんなんだろう?と興味を持ち、とりあえずセレクトした映画。当時、まだその言葉もなかったストーカーの映画。もう女性が徹底的に生理的に嫌いな男性をこれでもかってくらい描いている。でも行き過ぎ!こんな男、いるのかね?男にも社会があるので、こういうタイプは、まず同性から叩きのめされます。そこが描かれてない(笑)。でも日本をあれだけ戦争で痛めた国だから、案外アメリカにはこの手の男もいるのかもしれんないですね。怖!また、この映画はダイアンレインが「リトルロマンス」から大人の女性へと変わろうとしてる時に撮られた映画。彼女の僕のベストは「ストリートオブファイアー」だけど、僕の知らないダイアンレインの表情が見られた。それは十何年たっての映画「運命の女」に近い。そういう映画にも出演するキャリアだってことが、この映画で分かった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2017-03-30 23:30:27) |
6. アンビリーバブル・トゥルース
《ネタバレ》 彼のジャンルを、一言でいうならば、ハル・ハートリーというしかない。 [DVD(字幕)] 8点(2014-07-05 19:48:00) |
7. 愛に関する短いフィルム
《ネタバレ》 好きです。短編だけど、良い作品だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2013-06-14 21:52:33)(良:1票) |
8. 熱海殺人事件
《ネタバレ》 あ~これがつかこうへいか・・最初は情の薄い人たちのドタバタの笑いに、これって「笑い」なの?って思ってたけど、これが演劇の醍醐味なんだろうね。演劇の演出を映画に持ってきたから、演劇に不慣れな自分はついていけなかったんだろうと思う。観終わって、つかこうへいの愛も悪くないや!と思っちゃった。でも音楽で感情をたかぶらせたりする演出のできない演劇って愛を情感豊かに描くのは難しそうだね。ラストの「愛と青春の旅立ち」(ルイスゴセットジュニアを仲代さんがやるところ)は、微笑ましい。劇中にもあの映画のタイトルでてくるし・・好きなんだろうね、つかさん・・なんか可笑しいね。 [DVD(邦画)] 7点(2013-03-19 22:33:53) |
9. アウトサイダー(1983)
これはティーンの女の子が観たら、キュンとくるでしょう。日本でもジャーニーズの連中を集めて、こんな映画をつくれば、面白い映画ができそう。公開当時はコッポラの資金集めのための映画なんて思っていて、そんな動機じゃ、良い映画じゃないだろうと思って観なかったんですが、おじさんになって観てみると、中々どうして面白い。ただ最後の決闘シーンはもうちょっと丁寧に創って欲しかった。日本の「クローズ」の方がカッコいいと思ったよ。あとエステバスが良かった。ハウエル君が「ソッシュ」のやつと車で話してるとき、一人で「ソッシュ」の連中を茶化してた、あのキャラ。いいわ~。エステバスもトムも後に伸びる連中はやっぱ一味違う。(注意して観るから、そういう風に見えるのかな?) [DVD(字幕)] 7点(2010-08-25 07:37:38) |
10. 愛は静けさの中に
自分が好きだった人と、ヒロインが同じ髪型(「フラッシュダンス」のジェニファービールスと同じでね)だったので、特殊な気持ちが湧き出てきた。もう離さない!!離れたくない!というラストは映画の中の出来事とは思えず嬉しかった。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-07 20:43:22) |
11. 愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン
文句なく10点!観終わった後に人生って、などと考えさせられます。あまりに感動して、家族に思いのたけを言おうと思ったのですが、うまく伝わらず、このレビューに投稿する事にしました。前半と違った意味で面白い。この後半観終ると、全てが整理がついて、生きるって凄いことなんだな、と思わさせられます。内容言いたいけど、やはり観てください。長い映画ですが、観た時間の分だけ心が豊かになります。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-05-08 00:23:03)(良:1票) |
12. 愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン
《ネタバレ》 この映画はすごいです。タイトル通りの映画です。まず前半にあれっと思ったところも、後半を観るとちゃんと整理されてます。久しぶりにこんないい映画を観た。この感動の思いのたけは、PARTⅡのレビューに書きます。観て、損はない1本です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-05-08 00:15:18)(良:1票) |