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銀幕にウィンク・トトさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  赤ひげ
黒澤流ヒューマニズム、ここに極まれり、だね。中でも、佐八の恋物語のストーリーが僕は特に衝撃的でした。雪の降る中での、出会いのシーンの美しさや、祭の日の再会での、風鈴の音の使い方。何とも言えず、ああ日本映画とは、こんなに美しい描き方をしていたのか、と思ってしまう。そして、何よりも「佐八」の心根のやさしさ、現代人には、ちょっと理解し難い部分もあるかも知れないけれど、昔の日本人は、こういう考え方をしたんだろうね。司馬遼太郎氏の傑作、「竜馬がゆく」のなかでも、竜馬が、さなこに(もし、同時に二人の男から想いを寄せられたら、あなたならどうします)と聞かれて、彼女は、(さなこなら、川に身を投げて死にます)と答える。今だったら、「馬鹿じゃない?」と言われそうな、この発想。でも、昔の日本人ってそうだったんだね。いずれにしても、「赤ひげ」一度は見ておいて損のない作品ですね。可憐で、いじらしくて、せつなくて、そして力強い日本映画が、ここにあります。
10点(2002-06-25 00:01:40)(良:1票)
2.  悪魔の手毬唄(1977)
東宝の金田一シリーズの中でも、一番の出来だと思っています。音楽良し、配役良し、ロケ地さらに良し。男に惚れてしまった女の弱さや、長年女性をかげながら慕いつづける男の優しさを描いて、これは純然たる男と女の映画。娯楽作品とは、これ。これからも、定期的に何回か見てしまう作品の一つです。ちょっと誉め過ぎかな?
10点(2002-02-25 22:36:52)
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