1. アンタッチャブル
単純といえば単純なんだけれど、話にメリハリがあり、最後まで楽しめたし、ラストシーンで夕暮れの街にネスが消えていくところでは単純に勘当しました。なかでもロバート・デニーロが最高によかった。冒頭の髭剃りのシーンでの恐ろしさ、ベッドで朝食のときのニヤリ、会議での野球のお話のときのユーモア(?)……。最高だったのが裁判での暴れっぷりでした(笑)。ただ暗殺者をビルから叩き落すシーンだけ笑っちゃったので失点-1。アンディーガルシアも若々しくってよかったです。最後ネストのお別れのシーン、いいですね。 9点(2003-05-21 09:07:00) |
2. アルマゲドン(1998)
出張先でとなりが映画館だったので見に行きました。妹が『号泣する』とおっしゃってたし、ブルースウィルス好きだし、SF好きだし、パニックもの大好きなので。荒くれもの達が特別なミッションに仕事のためにいく、という面白さはあったんだけれど、最後はいただけませんでした。自己犠牲にシンクロして泣け!というのがいただけないなぁ……。そういえば、嫁さんが『インデペンデンスディー』を見て、飲んだくれ父さんの宇宙船特攻で泣いてたなぁ……。ああいうのって女性には泣けるのか?すごく期待していた分、かなり辛口の点数です。 3点(2003-05-21 08:54:53) |
3. アポロ13
プロジェクトXをハリウッドでしたらこんな感じなんでしょうね。ストーリーも飽きさせず、CGもよかったし、配役も素晴らしかった。なによりも乗組員の月に対する憧憬が切なくて、じっと窓の外の月を見るシーンが……涙。NASAの動きもテンポよく描かれていてよかったです。トムハンクスの親指が忘れられない。最後のロケット噴射シーンで、あんないい加減に操縦できるものなんだなぁとアポロ計画のアバウトさに驚きました。 9点(2003-05-20 01:10:42) |
4. アビス(1989)
一回しか見てないし、一回だけでいいかな?っていう感じです。ストーリーもここのコメント見ても思い出せないし。『水のCG』『溺れそうになるねずみ(だったよなぁ?)』『ラストシーン』くらいしか覚えていないです。SF好きなんだけれどなぁ。へちょちょ星人さんの言うとおり『リバイアサン』『デプス』のほうが肩の力抜いて楽しめたような気がします。ただ、深海の息苦しさっていうのはこれが一番だったかな?その点加算+1点。 3点(2003-05-20 00:59:22) |
5. アサシン(1993)
よくできたストーリー。しかしながらどうしても『ニキータ』との比較になってしまうけれど、『ニキータ』を見てなければそのまま面白い!と思います。B・フォンダは美しく、かっこよいのでその分加点なのですが、『ニキータ』の成熟した大人になりきれていない暗殺者というプロットがよいと思われたので減点、かな?比較してしまうと『ニキータ』のほうが切なくてよろしかった。特にジャン・レノの掃除屋に関しては思い入れがあるので残念。点数的には2点差くらいかな? 6点(2003-05-20 00:47:16)(良:1票) |
6. AKIRA(1988)
大友克洋監督は漫画家としてとても好きなんですが。この映画はいまいちインパクトが・・・・・・。あれだけの大作を映画化するのは難しいのかなぁ。どちらかといえば『童夢』を原作のカット割でアニメ化または映画化して欲しいです。きっとすばらしく大人の映画になると思うんですが・・・・・・。 4点(2003-05-19 23:18:54) |
7. アウトブレイク
細菌パニック映画としては王道をいく映画ですね。見ていて一応ドキドキするのだけれど、想像の範囲内でしかないかな、ってところが減点かな。エボラ出血熱の症状を参考にしていると思われるんだけれど、重い「はしか」位にしか見えないところがちょっと残念。ダスティン・ホフマンはよかったような気がします。『嘘を付いたらおじさんの鼻を思い切り殴れ』っていうのが印象的かな。ドナルド・サザーランド好きなんだけれど、異常性がいまいち中途半端でした。じゃあなぜ8点?<個人的にパニックものが好きなのでかなり甘口の点数かなとおもいます。サルは嫌い。 8点(2003-05-19 23:01:33) |
8. 愛と青春の旅だち
比較されるのは『トップガン』なんでしょうけれど、個人的には『フルメタルジャケット』の前半と比較しちゃいますね。恋愛ものに軍隊もののカクテルは個人的に好きじゃないのでかなり辛口の点数でしょうか?最後のシーンでリチャード・ギアが卒業して教官に敬礼されるシーンが印象的なんですが、小説『宇宙の戦士』のほうが書き方がうまかったなぁ。ま、小説だからでしょうけれど。その点、『フルメタルジャケット』のほうが教練もの(?)としては軍隊の求める没個性化をうまく描いていてよかったと思われます。 5点(2003-05-19 22:47:32) |
9. 愛と哀しみのボレロ
4つの直線が一瞬交錯する瞬間をクライマックスに、一つ一つの直線のエピソードを丹念に描いた作品、かな。小太鼓から始まるボレロの単調なメロディー、そのメロディーにオーケストラが重なり合う。一つ一つの家族の歴史を、ラストのボレロが象徴しているように思えました。ただやはり長くは感じましたね。どうすればいいかはわからないので、あれがベストの形だったのかな? 7点(2003-05-19 22:39:30) |
10. あゝ野麦峠
明治維新後の日本を民衆の視点で細やかに描いていたのがよかったです。最後のほうのシーンで鹿鳴館のダンスシーンが工場で一生懸命働かせられる少女たちと対比的でいいなと思いました。個人的にはモロボシダン(笑)が時計を細工するシーンが妙に印象的で、一度会社でやったら部下に怒られたことを覚えています。 7点(2003-05-19 22:30:12) |