1. がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生
1作目見てコケちゃったクセして、なんでコレも見たのかなぁ? この3作目、何か進化したのか?ってゆーと、もう、全く、なーんにも。唯一違ってたのは、エピソードの区切り目に入るアイキャッチがヒゲダンスになってた事くらいで・・・時代感じますねぇ。そうそう、西田敏行が苦手な私としては、彼の一番好きな役は、このタブチくんかもしれないです。上手いですし、何と言っても当人の顔見なくて済みますからね。 [映画館(字幕)] 3点(2003-11-30 23:09:34) |
2. カリブの熱い夜
《ネタバレ》 これ、かなり記憶がトンでしまっているんですけど、結局なんにもちっとも解決しない、「おいおいそれで終わりかよ!」って映画じゃなかったでしたっけ? 思わせぶり、もったいぶった展開がずっと続いて、だけどラブストーリーでごまかされてキレイなラストシーンでケムに巻かれた、みたいな。実は全然中身ナシ!だった記憶がありますが。 [映画館(字幕)] 4点(2003-11-30 13:59:32) |
3. 家族ゲーム
松田優作の囁くような低い声が耳に残る映画。家族という集合体を、視線が交わる事のない空間で生きる、単なる個の集まりのように捉え、松田優作は、英雄のように悪魔のように、そして嵐のように侵蝕してゆきます。だからと言って、家族を再生しましょう、なんて全然言っていないところが、この映画のいいところ。脆く組み立てられた日常の中に、ころころと転がる不安を上手く描いた映画だと思いました。まあ、ヘンに記憶に残ってるのは「教室ウ○コたれ流し事件」だったかの話だったりしますけど。 [映画館(邦画)] 7点(2003-11-29 21:31:41) |
4. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 「蟲がかわいそう!」な一方、人間虐殺したりするナウシカのエゴを含めて、いろんな矛盾を抱えているのは事実ですよねぇ。自然保護の立場から言うとメーヴェは白、ガンシップは灰色、トルメキアやペジテの船は黒、ってコト? どこで線引きすんの、と。アスベルは大量虐殺者だけど、最後まで肯定的な描かれ方になっちゃってますし。それでもこの映画、作りは見事です。その飛翔感、美しい美術、民族音楽を盛り込んだサウンド等々(物語の構成は後半になってバタつきますが)。でも、ああ良かった、自然はやっぱり大事だね、で終わってしまうと、それはそれで問題なんじゃないかなぁ、と思う私なのでした。作品と監督と見てる自分自身のエゴに向き合ってナンボ。 [映画館(邦画)] 7点(2003-11-29 20:48:23) |
5. 影武者
うーん。様式美は目に入ってくるけれど、中身はちっとも入ってこない映画でした。アタマだけ使って撮ってるような感じがしてしまいました。影武者になっちゃった男の悲喜劇を、もっと軽快に見せて欲しかったんですけれど、世界の黒澤にそんなこと求めちゃうのは失礼の極み、なんでしょうかねぇ。ショーケン、何言ってんだか判んないし。 5点(2003-11-29 16:12:16) |
6. ガープの世界
《ネタバレ》 ガープ役がロビンだった、って今知ったんですけど(アホアホアホ~)。だって公開当時見たきりだったし・・・。さて、この映画は、舞い上がり、落下して、また舞い上がり・・・そんな物語でした。ガープの人生は、パイロットだった父への憧れだけが独自の色で、あとは人と時代に翻弄され続け、ではあったけれど、でも、生い立ちも、母も、母が遺したものも、出会った人々も、愛した人も、何もかもひっくるめて一つの人生、ガープの世界。ガープは幸せだった?不幸だった?それは判らないけれど、でも、これも人生。描かれるエピソードとは裏腹に、妙にカラッとした、爽やかな印象の残る映画でした。 6点(2003-11-29 14:39:09) |
7. カラーパープル(1985)
映画を見た時、めちゃくちゃ泣けた記憶はあるのに、すっごいいい映画だと思ったのに、今印象に残っているのはコスモス畑の中を駆けてたり、コスモス畑の中で「せっせっせ」をしてたりと、まー、断片的映像ばっかりだったりして。今振り返ってみれば、スピルバーグには不向きな題材だったのでしょうね。いい映画、で流されちゃいけない筈の物語、上手くまとめてナンボの映画じゃない筈だったのですから。 6点(2003-11-22 21:28:55) |