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1.  快盗ルビイ 《ネタバレ》 
キョンキョンは演技力は全然まだまだなんだけど、脚本の練られ方、演出のフォーカス、そして真田広之の的確なフォローによって、絶妙に助けられている。一方で、ここぞというところでのどアップとか照明とか、とにかくキョンキョンを可愛く映そうという、制作側の丁寧さも感じられるのです。筋立ても、至ってシンプルながら、一番簡単なはずの手紙のところでさくっと捕まるなど、振りと落ちがきちんと決まっている。それぞれの脇役が、必要な部分以外は顔を出さないのも良い(それによってかえって引き立っている)。唯一、伊佐山ひろ子の上司は、もう少し何かあるかと思ったのですが。最後、舞台のカーテンコール風のクレジットも洒落てますね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-06-05 02:51:49)
2.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
ドールズの2人が、美人過ぎでもなければ不細工でもなく、スリムでもなければデブでもなく、いかにも実際にいそうな頑張るお姉さんっぽいところが良い。だから、見ている間に彼女たちの一直線なひたむきさが際立ってきて、一緒に泣いたり笑ったりできるという仕組みです。ピーター・フォークも、熱心なのか気まぐれなだけなのかよく分からないマネージャー役を好演しています。ただし、肝心のプロレスの試合自体は、昔からハイレベルな日本の女子プロを知っている目から見ると、「え?それだけ?」という感じではありましたが。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 01:52:51)
3.  蒲田行進曲 《ネタバレ》 
最後の撮影にヤスが臨むシークエンス、完全にこれはヤクザの下っ端が単身で殴り込みに行くノリの作り方ではないの。そのたった1つのシーンに作品の全部を持っていく仰々しい執念深さに脱帽です。俳優陣のわざとらしいテンションの高さには少々辟易しましたが、そうでもしないと、わずか2分間の登場でとてつもなく格好良かった志穂美悦子に食われちゃうもんな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-03 01:29:04)
4.  ガンジー
伝記ものの場合、その人生を忠実に追おうとするあまり、あれもこれも盛り込みすぎて散漫になってしまうことが多いのだが、本作がそのようになっていないのは、現実に主人公が強い理念に即して一生を送っており、それを伝えることによって映画そのものにも理念が宿っているからだろうと思う。ガンジーの提示した自主独立の理念、無抵抗・不服従という手法は、今でもその普遍的な重要性を失ってはいない。ただし、映画としては、イギリスのもともとのインド統治政策の具体的な問題点が示されず、いきなりガンジーが運動に突入しているような印象を受けるので、その点で説得力が弱くなっている部分はある。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-13 14:37:50)
5.  カラーパープル(1985) 《ネタバレ》 
ほとんどが暗く悲しいシーンであり、また長い作品であるが、人間の持ついろいろな面を見せてくれて、また見終わった後もいろいろと考えさせてくれて、簡単に結論が出ないところが良い。●再見してどきっとしたのは、序盤、妻ソフィアへの対応に悩むハーポに対し、セリーがさらっと「殴れば?」と言ってしまうシーンです。彼女は父からも夫からも常に殴られてきたので、「言うことを聞かせる」=「殴る」だと思い込んでいる、というかそれ以外知らない。だから、ほかの人に対しても、その概念以外のことを伝えることができない。こういった連鎖の問題は現在でも着実に存在しますし、85年の時点でそれをするりと映画の中で表現してしまった手腕が素晴らしい。
[DVD(字幕)] 7点(2005-01-06 23:56:02)
6.  可愛い悪魔(1982)<TVM> 《ネタバレ》 
これは「火曜サスペンス劇場」なのですが、当時のテレビでは「月曜ワイド劇場」「水曜ドラマスペシャル」「木曜ゴールデンドラマ」「金曜ドラマスペシャル」そして「土曜ワイド劇場」と、連日連夜、単発の二時間ドラマが見られたのです。その中には優秀な作品も数多くありますが、ほとんどは本放送一発きりで後は再放送頼み、もちろんソフト化すらされておらず、今では見ることができません。今だったらウェブアーカイブとかもできるはずなので、何とかしてほしいなあ。●そんな中でこの作品ですが、きちんとDVDにもなっているのは、やはり大林監督だからかな。内容的にも、テレビの枠内とはいえ気合が入っています。というか、よくぞゴールデンタイムに堂々と放映できたというような内容です(オチも含めて)。導入部はほんのり「オーメン」ですが、むしろベースは「悪い種子」ですね。いくつか、思いっきり下敷にしている場面もあります。脚本は突っ込みどころはいろいろありますが、まあ許容範囲内でしょうか。ただ、主人公が反撃らしい反撃をせず、ひたすらやられっぱなしなので(それがラストにつながるともいえますが)、見ていてストレスはたまります。わざわざ最初に、主人公もかつては異能力者だったという設定をしているのですから、そこが後で何か出てくると思ったのですが(それともまさか、あれは本当に単なる事故だったってこと?)。●というわけで、高い点かといえばそうではないのですが、火曜サスペンス劇場というフォーマットを物的な形として後の世に残した功績は大なので、この点数。
[DVD(邦画)] 6点(2023-12-01 02:19:51)
7.  
この時期の他の五社作品に比べると、単に夫婦間の不和の問題や複雑な親子関係の問題がじめじめと続いているというだけで、何となく世界がこぢんまりとしており、それを突き抜けるような登場人物の強烈な個性にも欠ける印象が否めない。ただし、さほど期待していなかった石原真理子がなかなか堅実なサポートを行っていたのは意外だった。それと、高橋かおりの子役離れした演技力には驚嘆。朝ドラで主演デビューする前の加納みゆきが端役で登場しているのも見逃せない。
[DVD(邦画)] 6点(2006-01-19 04:36:36)
8.  カミーユ・クローデル
力が入っているのはよく分かったし、終幕部分に向けての迫力はかなりのものがあったが、やはりちょっと長過ぎかな。
6点(2004-05-17 03:28:50)
9.  家族ゲーム 《ネタバレ》 
これは残念ながら、テレビ連ドラ版の圧勝。松田優作ではもともと何か有能に見えてしまい、長渕剛が発散していた「三流大学落ちこぼれ三留生がやりたい放題やっていたらなぜかそれが劣等生を改善してしまう」という設定の面白味が出せない。伊丹十三も妙に上品で、伊東四朗ならではの、何も考えてないガンコ親父の風情がない。由紀さおりには、白川由美が的確に表現していたうわべだけの上品さが醸出できていない。兄貴役の彼も、もともと優秀なお坊ちゃんに見えないので、後で立場が逆転したときの虚無感や切なさや逆の解放感が出てこない。テレビ版は直接的で単純で世俗的な描写ではあったが、それだけに、作品に原始的でストレートなパワーがあった。ここでは、演出がテクニックに走ってしまっているので、その分、家族間の生々しいドラマの部分を削いでしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-09-21 19:33:31)
10.  カクテル 《ネタバレ》 
80's青春モノには甘めの私であっても、この作品はなかなか辛い。この展開なら、最後は当然、みんなが目標にしている一大バーテン大会(何それ)で主人公が元マスターを破って優勝する、というのが王道なはずなんですが、それはさておき、まさかあんないい加減な締め方になるとは思いませんでした。トムのバーテン技術が後半はほとんど見られないのも残念です(あれをばんばん見せ尽くしてこその作品でしょ)。スターシップの"Wild Again"に5点。"Kokomo"、"Don't Worry, Be Happy"、"Hippy Hippy Shake"、"Rave On"も楽しみにしていたんですが、どれも一瞬だけでしたね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-03-22 23:44:37)
11.  火宅の人
主人公をいったいどういう人格設定にしているのかがさっぱり見えず、ただ単にストーリーを追っているようにしか見えなかった。いしだあゆみや松坂慶子も期待したほどの存在感がなく、やや拍子抜け。原田美枝子は良かったけど。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2005-02-19 12:49:09)
12.  影武者
わざとなのかと思うくらい、盛り上がりもドラマもない展開。監督の撮りたい絵面だけが、前後のつながりや因果関係なく流れていってるだけ。唯一、空気を無視して地の演技を行っている隆大介のみに、光が差している。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-03-15 20:35:51)
13.  格闘技オリンピック 四角いジャングル 《ネタバレ》 
著名な格闘家をいろいろ取り扱った前2作から一転、今度は「腕っぷし日本一」大会にエントリーした素人にスポットが当たる(小芝居風の一幕もあり)。ただ・・・だから何だ、という気もちょっとしてしまいますが。空手家・中村誠の「百人組手」への挑戦などを経て、後半は猪木・ウィリアムス戦に照準が絞られている。しかしこの試合、さんざん事前に煽っておいて、(しかも一度やり直しているにもかかわらず)このような中途半端な結論だったんですね。とはいえ、本当に真剣になった勝負はそんなもの(そうそうドラマチックにはならない)、という逆説的な真理ともいえなくもない。
[DVD(邦画)] 4点(2020-05-11 19:19:27)
14.  風の谷のナウシカ
前半はご都合主義的な展開が積み重ねられているだけで、一貫性がまったくなし。クライマックスに向かう終盤はややましだったが、話の発想としては実に単純で、目新しさが何もない。当時、この作品がクラスの話題の中心だった思い出に+1点。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2006-02-05 03:01:38)
15.  影の軍団 服部半蔵 《ネタバレ》 
あえて忍者を主役にして、しかもわざわざダブル・キャスト的な分家設定!これはどれだけの忍者ワールドが!と期待したのですが、まったく思ったほどでもありませんでした。大体、この設定のはずなのに、忍者アクションがほとんどありません。ラストの対決も、忍者なら裏から回って隙を突くとか、相手に気づかれないような武器を使うとかいろいろあるはずなのに、普通に階段から正面突破しています。それなら普通のチャンバラと変わりません。●あと、渡瀬恒彦はどうやってもチンピラ浪人にしか見えないし、西郷輝彦は不自然に出番が少ないし、その他の人もほとんど使いこなされていません。よく見ると脚本担当が3人いますが、誰かが途中で飛ぶか降りるかして、ピンチヒッターでつながれていったのでは?という邪推すらしてしまいます。それくらい展開が適当です。
[DVD(邦画)] 3点(2023-04-07 01:01:43)
16.  ガン・ホー 《ネタバレ》 
世にトンデモ日本映画は数あれど、これはかなり凄いというか、いっちゃってるレベルですね。まさに日本がアメリカの国土まで買い漁ろうという勢いだった80年代の一面を反映しています。しかも監督がロン・ハワードというのも驚きです。ただ、コメディ演技をどこまでも真剣にできるマイケル・キートンのおかげで、なぜか破綻を免れているという不思議な作品でもあります。エンディングのジミー・バーンズ"Working Class Man"(作曲はジョナサン・ケイン!)に3点。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-07-15 00:39:01)
17.  彼のオートバイ、彼女の島 《ネタバレ》 
肝心のオートバイシーンを格好良く撮っておらず、「ただ走っているだけ」なのは致命的。しかも、意味もなく通行車のミラーを破壊するとか、走行トラブルの相手を殴る蹴るだとか、ほとんど暴走族以下ではないのか?「すぐにカッとなる人は運転には向いていません」と教習所で習わなかったか?
[DVD(邦画)] 3点(2017-06-04 04:47:38)
18.  海峡 《ネタバレ》 
せっかくこんな日本の誇りともいうべき題材を対象としていながら、このいい加減な制作は何なのか。撮っている風景は「ただ掘っているだけ」と、「ときどき、机上で作ったような適当な危機が起こるだけ」で、それを可能とした技術の発展も、当事者の熱意や執念も、年月の経過も、社会的な背景も、なーんにも描写されていない。こんなスタンスは、実際に命とプライドを賭けて工事にあたった人たちにも失礼なのではないか。大体、吉永小百合が絡むパートなんて、そのすべてについて、なぜ必要だったのかさっぱり分からない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-19 02:53:22)
19.  彼女が水着にきがえたら
「楽しく遊ぶ」がテーマなんだから、徹底的に楽しく遊べばいいと思うのに、よく分からないトレジャーハンティング(しかも目的物が「宝」って、そのまんまじゃん)を絡めたり、中途半端にサスペンスっぽい演出を入れようとしたりして、目的不明の内容になってしまっている。田中美佐子の水着シーンに3点。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-11-26 04:20:08)
20.  カリブの熱い夜 《ネタバレ》 
わざとつまらなくしているのかと思うくらい腑抜けたサスペンス。目標の女性を捜し出す過程に困難と苦闘が・・・と思ったらあっさり発見!その後、その女性と禁断の恋に落ちて、依頼主からは裏切り者として追われ・・・るどころか、あっさり円満に会話している!行方不明になった女性を今度は追って・・・どころか、あっさり目の前に登場!その後は、カリブも何も関係ない単なる都会派サスペンスの展開!いや、一体どうしたらここまでグダグダにできるんでしょうか?それでも3点差し上げるのは、やはり、フィル・コリンズのテーマ曲のため。別に好きな曲ではないが、これを聞くと、当時のヒットチャートの賑やかさと熱さを思い出すのです。
[DVD(字幕)] 3点(2005-08-23 02:48:06)
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