1. カイジ 人生逆転ゲーム
最初のトランプはまだ許せるとして、後は緩い仕掛け。5000万の投資に至っては、コレは無いでしょうとなる。SM趣味の映画。マゾの人が金銭的生命危機の抑圧の快感を感じるのには良い作品かも知れません。罵倒されるのが好きな貴兄に御すすめ。でも昨今の会社員はこの映画の会社に近いカルト教育を受けている感じもする。エコノミックアニマルという言葉の復活を希望する。 [試写会(邦画)] 6点(2009-10-14 22:00:03) |
2. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
黒澤作品に、「インディジョーンズ」とトレンディドラマをミックスした様な映画でした。若者をすごく意識しています。マツジュンのキャラが、途中からガラッと変わってしまうので少々戸惑いました。 [映画館(邦画)] 6点(2009-09-29 20:24:02) |
3. 狩人と犬、最後の旅
究極のアウトドア:狩人。主人公にほんまもんを起用し、作りすぎずに自然を描いております。大感動や大衝撃などはないのですが、ネオドキュメント的な誠実さを感じます。かって「王貞治物語」を王選手が演じたごとくリアルだ。DVDを買って、じっくり自然に接するように鑑賞したい映画でした。どうせ苦労するなら自然の摂理での中の方がいいなと思いつつ、映画館や東京新名所が大好きという甘っちょろい考えの私にはピッタリの疑似体験映画でした。あぁ・・小屋に住みたい。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-15 16:49:21) |
4. 隠された記憶
「衝撃のラスト」をやたら強調する宣伝コピーが多かったのですが、評価持ち上げすぎという感じです。意外なつながりが、伏線や深謀を感じるところがなく心が乗らなかった。この位のサスペンスでは、昨今の映画ファンは驚かないでしょう。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-23 20:13:36) |
5. かもめ食堂
志は好きなジャンルなのです。しかし、脚本練りが足りない感じがします。一人一人のキャラや場面設定が、思いつき程度ものくらい。フィンランドの観光映画ですね。「キッチン」と「冷静と情熱のあいだ」という映画を思い出した。もたいまさこは、さ迷う女の感じが出ていて良かった。小林聡美の高感度もアップ。結局出ていた三人の女優は、役柄よりもその素材が良しという感じ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-23 20:12:00) |
6. 過去のない男
マネキンを配置したような大袈裟でない演出で、人間は過去にとらわれずいつでもやり直せるという形が巧みに描かれていた。派手な演出よりも心の中に置いてあるものを写している。昔のフランス映画にあった空間だ。出演者のしわは生き様の芸術。いくつになってもスタートラインはあるのだなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 22:30:55) |
7. カルマ
展開が何回も見たようなお話でした。何かが見える・・・精神的なもの・・幽霊でした・・・。もう少し想像力を膨らまして欲しい。 4点(2003-10-29 01:58:15) |
8. カリスマ
「なすがまま」? 誰かに説明して欲しい。いやはやなんとも・・・・。 3点(2003-03-11 14:11:55) |
9. カンダハール
日本の平和さを改めて感じた作品でした。体に傷を受ける事の悲惨さが日常となる恐さ。そして体だけではなくいろいろなものを失っていく。争っていて良い事は生まれないことを痛感しました。あちらの実情を感じるためにもオススメです。 7点(2003-01-13 21:36:39) |
10. 花様年華
ウォンカーウァイ監督の映像美に驚きました。しかし、セリフや行動に面白味が欲しかった。落ち付いた感じが続くのはいいんですが、私の好みとしてはちょっと大人し過ぎです。主演の2人に対して,女性には「食べ方と字の書き方に少し滑稽さが出てるなァ,高いえりで首がいたそう。カルーセル真紀?」,男性には「やはり鼻がデカイ。奥田瑛二?」などと、スタイリッシュな2人だからこそつっこんじゃいました。 6点(2002-02-05 11:20:09) |