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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

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1.  艦隊を追って
アステア演じる水兵さんは元ダンサーで、元パートナーのジンジャー・ロジャースとばったり再会。彼女のお姉さんはいかにもダサい(というか、マニア向けというか)音楽教師、しかしそれなりの格好をすると(予想通り)美人になって、アステアの同僚が一目ぼれ。で、騒動とも言えぬ他愛のないアレコレが巻き起こる訳ですが、オハナシ自体はあまり飛距離が無く、無難に収束してしまいます。例えば、アステアがロジャースのオーディションを援護射撃しようとして逆にブチ壊しにしちゃうエピソード、もっと引っ張ってもっと盛り上げてもよさそうなもんですが、その場限りのギャグに終わっちゃう。他のエピソードも大体そんな感じ。でもこれはもちろん、ダンスミュージカル。物語に緊張感がない分、物語に束縛されることなく、のびのびと、歌がダンスが、たっぷり繰り広げられて、やっぱり観てるだけでつい顔がほころんできます。さらには澄ました顔でピアノの見事な腕前を披露するアステア(ホントにスゴイんだこれが)。憎いね、このヒト。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-27 20:47:08)
2.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
その昔、あまりの長さに辟易して、映画がようやく終わった時にはこの上ない安堵感に浸った(笑)記憶だけがあったのですが、これはこらえ性の無い自分が悪いんだろう、次に観たら楽しめるんじゃないか、と思っていた訳です。そう思いながらも敬遠し続けてきた訳です。で、久しぶりというよりは初心のつもりで今回観たのですが……初心どころか、ちょっと「昔の自分」に同情してしまいました、ハイ。いや、人物描写といい、壮大なスケール感といい、前半は間違い無く楽しめますよ。後半に入って物語の色合いが変わっても、しばらくは違和感が無い、のだけど……最後の1時間くらい、どうしてこうも投げやりなんですかねえ。とにかくギクシャクしていて、歯切れが悪い。レットと娘のロンドン行きのエピソードなんて、たったこれだけしか描写しないんなら、いっそ無い方がマシでしょう。娘の死に続くメラニーの死、ここも異様な程にメリハリが無く、一体どっちの死を悲しんでるシーンやら、と観てて苦笑すらしてしまいます。とにかく奇妙なまでに断片的で、ラストに至る肝心の場面で、スカーレットもレットも、その人物像が消し飛んでしまうのは、残念としか言いようがありません。結局、やたら長い映画のようでいて、実はこれでも尺が足りなかった、ということですかね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-17 08:15:11)
3.  間諜X27
クラシック映画=端正な映画、だなんて思っていると、さにあらず。例えばこの映画なんですけど……私だけですかね、観てて気持ち悪いというかコワイというか、妙な気分になるのは。とにかくショットの繋ぎが刻むリズムが、気持ちの悪い、不思議な変拍子。劇中で何度も有名曲が引用される、その音楽のリズムに対し、映像の「間の悪い」リズムが重なり、これはもう妖しすぎるポリリズム。ついでに調子ハズレの月光ソナタなど、音楽までもが変容していく。再三登場する二重写しのシーンなんかも気持ち悪くて気持ち悪くて、おいおいこの映画呪われてるよ、と言いたくなっちゃう。↓皆さんそろってディートリッヒに言及しておられる気持ち、本当によくわかる。この歪んだ作品の中を、ズバリ一本貫く存在、それが彼女なのだから。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-04 08:26:01)
4.  かれらに音楽を 《ネタバレ》 
主人公はとある悪ガキ。カツアゲその他、悪事に余念の無い毎日。だが偶然拾ったチケットが彼の運命を変える。マジックショーか何かと思い、足を運んでみれば、そこに現れたるは、おおー、20世紀演奏史に燦然と君臨する名バイオリニスト、かのヤッシャ・ハイフェッツその人ではないですか。本物だよ本物。と私が興奮してどうするの。サン・サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソの演奏が始まる。演奏が続く。まだ続く。あーあ。最後までフル演奏しちゃったよ(『ロッキー』ですら試合のシーンは端折ってるのに)。しかし悪ガキの目は輝きだす。演奏会後、ボー然と歩く悪ガキ(うんうん。私も経験あるよ)。悪ガキはバイオリンを買って帰り早速練習。お。弾けるやんか。実は亡父に教えてもらった経験があったのさ。しかし義父が登場、楽器を取り上げられ大喧嘩、ついに悪ガキは家出。ナケナシの金で買ったホットドッグを路傍でパクついてると、一匹の野良犬が。悪ガキは犬にホットドッグを分けてやる。オイオイ、犬がホットドッグを食べるなんて、共食いじゃないか(←違います)。と、やおら犬が一軒の家に飛び込む。悪ガキも入っていくと、そこは偶然にも音楽学校。さらに都合良く、悪ガキには絶対音感がある事が発覚。晴れて音楽学校の生徒に(・・・いいのか?)。校長役は曲者W・ブレナン。実にいい味出てます。音楽学校では悪ガキの逆カツアゲ等、どうでもいい挿話も挟まりますが、もっと大きな問題が。実は音楽学校は借金で火の車。てな訳で、あとはミュージックオブハートと大差ありません。音楽会を開いてハイフェッツに来てもらおう、ってな展開。はいメデタシメデタシ。いやいや、本作の方がドタバタしてまとまりが無くて面白いです(笑)。巨匠のバイオリン盗難事件やら、オバチャン軍団と警官隊の睨み合いやら、見どころ盛り沢山。ま、最後は巨匠が本当に音楽会に来てくれるんですが、曲目がメンデルスゾーンのホ短調Vn協奏曲に突然差し換えられるのにスラスラ演奏してしまう子供オーケストラ。器用過ぎるゾ。ま、とにかく、ハイフェッツの演奏シーンでは、ヴィルトゥオーゾの指捌きを究極までアップで拝める貴重な機会となっています。これだけでも必見です。ま、これを除くと実は大した映画ではないかも知れませんけどね(あと個人的には、子供トランペット奏者が「歯が抜けちゃった」って言う場面がホノボノしてて好きですね)。
9点(2004-11-03 01:35:34)
5.  間諜最後の日
そうなんです。「最期の日」ではなくて「最後の日」なんです。だもんで、実はのんびりムードが漂ってます。正直、結構どうでもいいお話かも知れません。後半やや意表をつく展開ですが、どうでしょう、うん、どうなんでしょうね。えへへ。やっぱりあんまり面白くないかも(笑)。前半の雪山、後半の列車など、さまざまな舞台を映画に織り込んで見せてくれるところが、まあ、面白みではあるのですが。
5点(2004-04-18 01:55:30)
6.  巌窟の野獣
この映画、登場人物の知らないストーリー背景が、観客にはすべて明かされてます。まさにサスペンスの基本、と言いたいところですが、こりゃさすがに明かしすぎじゃないですか。話の展開は読めなくて、確かに面白いことは面白いんですけど、いかにも作り物めいた「オハナシ」っぽさがつきまといます。この描写方法のせいで、主人公であるモーリン・オハラの影がイマイチ薄い。というか、感情移入できない。そこが残念。もう少し謎めいた部分があって欲しかったかな。映像に関しては、さすが、ここぞというシーンでは思い切ったカット割りなどで目を引きます・・・ま、一部のシーンですけどね。
6点(2004-03-14 01:40:45)
7.  會議は踊る
何と言っても圧倒的なカメラワーク。ただし、あくまで1931年当時としては。何しろその後の撮影技術の発達がすごすぎるもんでねえ。まあ「見せる」ということにかけて一級品であることは間違いありません。これであとストーリーがもうちょっとオモシロければ・・・。時代考証とかはあまり気にしてませんね。ウィーン会議で「だったん人の踊り」が演奏された筈は無いでしょう、作曲者ボロディンはまだ生まれてもいませんから。
7点(2003-06-22 01:17:08)
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