2. ガッチャマン
《ネタバレ》 まず、ダメダメなのが、科学忍者隊(「ガッチャマン」はケンだけを指す言葉です)のコスチュームがカッコわるすぎ、時代が違うんだからデザインは違って当然なのだが、どうひいき目に見ても原作よりダサい、ああいうゴテゴテしたコスチュームはもっとマッチョじゃないと似合わないんよ、衣装に役者が負けてます、特に剛力彩芽なんかは、(別にファンってわけじゃないけど)キュートでビューティな女優さんだと思うんだけど、あのヘルメット被った瞬間に原付乗ってる勘違いしたオバさんみたいで、ダサいことこのうえない。40年前我々がガッチャマンに燃えた(「萌えた」ではない)のは、そのスタイリッシュさ、だったのに、今作にはその欠片も感じられないどころか、かなりグレードダウンしている。 やっぱり日本人にはああいうシンプルなコスチュームが似合うんよ、だからこそマントが印象的にはためくのに、今作ではめっちゃジャマそうやったなぁ>マント。 次にストーリー、そもそも「科学忍者隊」なのに全然科学じゃない、むしろオカルトやん?更にドロドロの三角関係って、いったい何を見せたいの?更に更に「人命は地球より重い」なんつーもうはるか昔に否定された論理をいまさら持ち出していったいどうしたいの?ルールを破ることが美徳、みたいなのを描きたいなら誰も止めないけど、なら、あの時代のヒーローアニメを題材に取る理由がわからん。結局「ガッチャマン」が撮りたかったの?なんでもよかったんでしょ?全然ガッチャマンに愛を感じないんだもん。 名作かどうかはさておき「ヤマト」や「ザボーガー」には愛を感じたよ、でもこのガッチャマンは「デビルマン」や「キャシャーン」と同類で、作るべきではなかった作品として語り継がれそう・・・・前半、邦画としては珍しくマジメに市街戦やってたの(だけ)を評価して3点。 [DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2014-03-22 16:36:04)(良:1票) |