1. 蟹工船(2009)
《ネタバレ》 西島秀俊も松田龍平も高良健吾も芸人もスタッフ全員頑張ってたと思うが、オリジナルを越えるリアリティ、感動が感じられなかった、惜しい、残念。 オリジナルが公開された当時の世相を改めて思い起こして欲しい。 いっそホントの海と船で撮影すれば良かったんじゃないかな? [DVD(邦画)] 6点(2010-07-10 14:20:34) |
2. かいじゅうたちのいるところ
《ネタバレ》 マックスと母親、キャロルとKWは、住む世界や外見は違えど似た者同士なのかもしれない。 自分の家族を空想として置き換えたようなかいじゅうたちの住む世界で、かいじゅうたちたちと共に過ごしたことで大切な事を学んだマックス。そして最後は母親の待つ現実の世界へ戻る。 母親が子供に読んであげるようなホントにわかり易い御伽噺のような物語でした。 かいじゅうたちの造形は子供向けファンタジーとは逆に、小さい子供がみたら怖いかと…。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-21 21:34:14) |
3. カムイ外伝
《ネタバレ》 雀監督には珍しいアクション・エンタテインメントな作品でしたが、何故この作品を崔監督に任せたのかは甚だ疑問が残る。決してこの監督が嫌いなわけではないが、ドラマを撮ってるほうがいいんではないか?原作の漫画も昔チラっと観たことがある程度でしたが、すごく印象に残っていたので映画化が楽しみではありました。 さて、肝心の忍術アクションってことですが、GOEMONみたいにバリバリのCGではなく生身のアクションに少なからず拘っている点で、それなりに頑張ってるほうだと思う。けど、崔監督はアクションの演出が下手過ぎじゃないかい?なにより、カメラの寄り・引きの使い方がナンセンス。あとスローの使いすぎ。スピーディーでもなければダイナミックさも無い。まぁ、カムイの抜刀霞斬りをはじめとして秘伝忍術も原作に忠実に再現されていた点は好印象なのだが、いちちいナレーションはいらないと思う。 その他としては、舞台となった海辺の村もしっかりと景色にとけこみ、村人たちの生活感が滲みでているのはいい。この辺りの生活臭を出す演出は見事だ。ただ、船上の撮影は全編ブルーバックでしたねぇ…。ハリウッドであれば本物の海で撮影できるよう機材等も仕込むんでしょうが、予算の関係でしょうかね。他にもふんだんにCGを使ってますが、サメとか論外な出来栄え。最新のCG技術でどこまでできるかとかわかってないんですかね、崔監督は。間違ってもこれが日本映画の集大成だなんて海外を視野に入れてたら恥ずかしいわな。 そして、物語後半の抜け忍すがるの家族や村人たちがあっさりと虐殺されてしまってる点がひっかかる。もちろん、あらましを全て見せろという意味ではないけど、孤独だったカムイとその家族に生まれた絆が描かれていたわけで、最後の対決を盛り上げる意味でもあってよかったんじゃないかなと思いました。 全体的にこの物語の向かう方向性が全然見えなかったけど、それなりに楽しめたってことで。 [映画館(字幕)] 5点(2009-09-19 22:18:46)(良:1票) |
4. カメレオン
シリアス路線で撮っているんだろうが、全てが茶番にしか見えない。出演者のせいもあると思うが、見せ方が一番の問題だろう。とりわけアクションシーンがグダグダだ。唯一の見せ場は、街中走っていたらいつのまにか廃墟という西部警察もどきのカーチェイスだろうか。そんでもって最後のあの変顔は何!? [DVD(字幕)] 2点(2009-07-10 11:55:46) |
5. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 恋人のエピソードがほろりとしました。が、主人公を取り巻く変化についていけず感情移入できませんでした。らいたのギャグもあまりに笑えなすぎてもう少しうまく演出のしようがあったろうにと思えてしまう。原作だけにとどめて置いた方がいいのかな? [映画館(邦画)] 3点(2008-02-18 20:04:34) |
6. かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート
《ネタバレ》 香港映画のお家芸といえるワイヤーカンフーアクション。個人的に、この手の類が大好きで、けっこう期待してみたのですが、物語の展開が陳腐過ぎてちょっとがっかりでした。大体、話の本命といえる龍虎門についてあまりにパッと流しすぎていて、展開、話の脈絡についていけない。又、羅刹門のあのボスの超人的な強さも何なのか?そして誰なのかも、この組織自体も不透明すぎて凄みが伝わってこない。恐らく、原作を知っている方は楽しめると思うのですが、知らなければ、冒頭に挙げたまさに普通の香港カンフー映画かと・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-11 07:41:10)(良:1票) |