21. ギフト(2000)
詮索しない・先入観を持たない…そんな馬鹿者の私でも、すぐに犯人が見当がついてしまった(苦)。非常にオーソドックスな作りで、この手の映画を好んで観賞してきた人にはぬるいカナ…と。そもそも、ケイト・ブランシェット扮するアニーが、序盤にジェシカ(ケイティ・ホームズ)のその後の運命が見えたわけで…。なぜか教えてあげないアニーがとても不自然であり自己意識が強いように見える。アニーが他人の運命を見抜く能力が有りつつ、ストーリー上の都合に合わせて見えたり見えなかったり…。ちなみに、気になったのでアニーが見た夢を占いに当てはめてみた。ユリ(花)が枯れる夢は、自分の魅力がなくなることへの焦り。楽器を鳴らす(バイオリン弾きの男)夢は自己主張願望がある…だそうだ(だからどうした)。 4点(2003-04-20 17:35:24) |
22. 北の国から '95秘密<TVM>
《ネタバレ》 秘密は人に知られたく無いから隠しておくモノ…。そこを敢えて描くのは構いませんが、同時にドラマシリーズで築いて来たコンポジションが見事に崩壊。それ以前に、北国に宮沢りえ…って合わないだろう(苦笑)。今回は様々なヒミツが明らかになっていきますが、好きになった女性・小沼シュウ(宮沢りえ)がAV女優だった(?)…と言う内容は、あたかもショッキングな出来事として描いている様ですが、いくら何でも考え方が古いのでは…と思えてしまいます。螢に他人に言えない秘密を持たせようと、だから不倫をさせちゃえ…と言う考え方も行き当たりばったりな気もする。視聴率を意識し過ぎて視聴者を忘れて描く過度な設定は、全てを崩す要因になってしまいます。この頃から本作シリーズに対する興味も薄れてしまいましたね…。 3点(2003-11-30 23:53:57) |
23. 9か月
まさか出てくるとは思わなかった…、しかも脇役でロビン・ウィリアムスが(笑)。滑稽な医者役がツボにハマッて、かなり笑えました。…で、ロビンがこの映画を喰っちゃってるので、ストーリーの印象が薄し。 3点(2003-04-27 15:22:42) |
24. キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人
シリーズ第4作だったか。魅惑のキン消しブームと…、あれだけ流行ったのは一体なんだったのでしょう。今回はロビンマスクが誘拐され、不思議と十字架にはりつけられた姿がなんともインパクト大。でも、ロビンメモなんて…。案外几帳面なロビンだったりする(A型に違いない)。 2点(2004-03-15 00:55:44) |
25. きまぐれオレンジロード/あの日にかえりたい
これは、まつもと泉先生が気に入らないのも頷ける。三角関係の結末に正直あまり興味は無い。なんか、重く現実的な内容に一気に冷めたのが事実…(苦)。ちなみに、原作も読んでましたがTVアニメ版の方が個人的に好み…と言うか、高田明美先生のキャラデザが良い。イメージイラストを見ると…グッと来ます。 2点(2003-09-21 20:33:23) |
26. CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997)
かなり昔、やはり実写版でドラマ化(2時間)されていた「キャッツ・アイ」。その時は瞳を早見優がやっていたが、まだその方がマシかもしれない(←あッ、でも俊夫は西城秀樹だからなア…)。映画化したものの、ミスキャストで構成された3姉妹にキャッツ・アイの魅力ナシ。しかも、あのセクシーコスチュームはいただけません。大体、原作を誇張する意図が理解できない。表面上だけ良くしても、基本となるストーリーがメチャクチャならば、原作を映画化する意味はない。 2点(2003-04-28 21:00:59) |
27. キューティーハニーF
確か「セーラームーン」の後番アニメがこのTVシリーズだったと思いますが、時代が早すぎた(?)せいかイマイチ人気は有りませんでしたね。最大の欠点は“キューティハニー”にして、ちっともセクシーではない所…でしょうか(苦笑)。2代目ハニーは可愛いけどセクシーではないんですよね。キャラ描写がセーラームーンに寄っているせいかもしれませんが、いくらなんでも清潔感が有り過ぎる。初代ハニーのビリビリに破れて露出する肌のチラリズムに心踊った…あの頃のワクワク感はいずこへ…? 当たり前ですが、ハニーはやはり増山江威子に限る!…って事ですな。肝心の映画は、38分と激短編に序盤のカーチェイスからクライマックスまで無理矢理詰め込んだ話なので、とにかくテンポが早すぎてあれよあれよと言う間に終わってしまった感じでした。 1点(2004-06-22 01:59:06) |