1. ギャラクシー・クエスト
ありえない話を軸としている点はコメディということで、目をつぶったとしても、やはり特撮モノ的な、子供だまし的な、残念な印象を持ったことは事実である。コメディであることも承知の上だったが、やはり物足りなさはあり、重厚感に欠けるストーリーもイマイチ。随所で楽しませてもらったのは確かとはいえ、心から笑える作品ではなかった。鑑賞は1度で充分。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-30 05:41:22) |
2. きっと忘れない
個人的には嫌いじゃない。頭脳明晰な学生と人生から転落してしまった男。彼らと彼の接地点は難しいものじゃない。そこに人間味が溢れていて、楽しめた。ただ深みに欠ける気もするし、脚本が薄い気もする。ただ、そこに感じ取るべき多くの要素、多くの気持ちがつまっていると思うし、考えさせられる。でもエンターテイメントとしては物足りない印象を持つことは事実。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-01 03:05:51) |
3. キサラギ
5人の個性あふれるキャラクターもさることながら、一流のサスペンスを鑑賞してるかのような雰囲気へいざなってくれる脚本は素晴らしい。12人の優しい日本人をリスペクトした作品であることは拭えないが、期待以上の疾走感のある展開。途中からやや読めてしまう展開も清々しささえ覚える。さらに全てがつながったかに思えたその後で、一番遠かった存在の人間を主役へ押し上げるシナリオは、満腹感をさらに満足させる高級なデザートでもあった。こんなオシャレな邦画を自分は見たことがない。 [DVD(邦画)] 8点(2008-01-12 04:01:50) |
4. 岸和田少年愚連隊
ナイナイの熱演ももちろんですが、要所要所に織り込まれた、横柄で暴力的な笑いのセンスや、固定観念に捉われないメッセージ性も、やりすぎ感が漂いながらも温かみを感じることができる。その全てが映画を見る側の人間を楽しませようとしてくれてるように、素直に感じられる人間味あふれる作品。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-05 06:00:50) |
5. キング・コング(2005)
野獣か動物か。普遍的に描かれる人間とキングコングの心の触れ合いを軸に持っているが、近代SF超大作として、CG技術を初めとした映像は迫力満点。ただ、個人的には無理矢理だなぁと、ちょっと嘲笑せざるを得ない展開だった感は否めない。もちろん、映画とはそういうものであり、物語とはそういうものであるので、これを見ようと思った段階で、最高の得点は7点あたりだったのだろう。必要なかった中途半端なラブストーリー的要素に-1点。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-05 05:39:24)(良:1票) |
6. キューティ・ブロンド
主人公が上を目指し頑張って行く様は、きっかけがどうあれ、好感がもてるし楽しく見れた。ただ、奥深さというか、もう少し足りないという印象をどうしてももってしまった。男女で意見が割れるところかもしれない。女性的目線で見ればもっといい点なのかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-25 09:31:09) |
7. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
あまり印象に残らなかった作品。トム・ハンクスが出てた中では退屈だったほう。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-22 22:21:05) |
8. きみに読む物語
結末はすぐにわかってしまったけど、そこまで退屈はしなかった。人生の儚さをテーマにしたのか、恋愛の難しさをテーマにしたのかって点で感想は違うかもしれないけど、認知症という状況があって初めて成立する話なので、やや重さを感じた。映像はキレイだったけど、物足りない感じも。 [映画館(字幕)] 6点(2006-03-05 04:27:35) |
9. CUBE
色んな?はあるけどのめりこめた映画。続編が待機中との事だけど、何かこれをもっとうまく作っちゃうとダメかも?この不思議さが○。 8点(2003-06-05 04:01:39) |
10. ギルバート・グレイプ
ジョニーデップもさることながらディカプリオの演技も光る。大きな舞台ではありませんが、人間の温かみや、優しさをヒシヒシと感じる。最後に立ち上がった母、最後まで信念を貫くギルバート、心揺さぶられる感動作ではないのかもしれない。ただ、そこに人間味があり、全てがある。 [DVD(字幕)] 9点(2002-09-11 18:50:59) |