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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2598
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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1.  金融腐蝕列島[呪縛]
大手銀行の経営崩壊危機、それに伴う日本経済の混乱、日々のニュースのトピックスでそういった言葉が乱れ飛んでいても、小さな一般市民にとっては、事の重大さの意味は理解出来ても、どこか別世界の出来事のように思えてしまうのが実情。 でも、それらを司る金融機関の職に就いている人々も、当然ながら小さな一般市民である。 この映画はその彼らを中央に据えて描き出す事によって、金融危機は常に社会の中心にあり、その影響は極めて身近なところに存在するということを訴えてくる。  経営崩壊危機からの脱却・再出発を図る大銀行の内情をつぶさに描き、一級のエンターテイメントに仕上げることに成功している。 実力派キャストを揃えた群像劇には、今作にも出演している仲代達矢、丹波哲郎らがメインキャストとして常に顔を揃えていた時代の日本映画にあった“熱量”を彷彿とさせるものがあった。 そこに役所広司の安定感や椎名桔平のギラギラ感等が加味され、「芝居」としての見応えが溢れていたと思う。  明らかに意図的だったと思うが、時に過剰なまでに仰々しい台詞回しや俳優の動きの付け方にも、見栄え的には極めて地味になってしまいがちな題材を「娯楽」として見せようとする「工夫」が感じられ、原田眞人監督の演出の冴えを感じた。この人は、こういう社会派ドラマを撮らせると本当に巧い。  断ち切れたかに見えた「呪縛」の闇の深さを漂わせるラストシーン。 すみやかに晴れ渡っているように見える空に、突如として不穏さを感じる。その空はそのまま現実社会に繋がっていることを暗示させ、恐ろしい。   P.S.椎名桔平の存在がいいスパイスとして効いていたと思う。ラストの“開き直り”は最高。 個人的には「アウトレイジ」の役柄と人間的な部分で通じるものを感じた。 もしかして彼は、あのまま身を落とし、「大友組」に拾われたんじゃないだろうな……。
[インターネット(字幕)] 7点(2013-05-02 16:53:46)
2.  Q&A
「巨悪」に立ち向かう正義感溢れる若手検事が主人公。彼が巨悪を打倒し、正義を証明することに結する映画かと思ったが、そうではなかった。 自分が対峙する巨悪が、「支配者」であり、自分自身が巨大な“仕組み”の中の些細な“パーツ”であったことを叩き付けられ、無力さに打ちのめされる様を描いたドラマだった。 当然、そこにカタルシスは生じないが、シドニー・ルメット監督らしい社会の裏側を描いたドラマ性は興味深かった。  最大の見所はニック・ノルティ。モンスター的な悪徳刑事を言葉の通りに「怪演」していた。 彼の存在感が強すぎて、殊更に主人公のキャラクター性が希薄に映ってしまったことも否めない。主人公を演じる俳優にもっと厚みがあれば、悪徳刑事との構図がもっと明確になり、映画自体に深みが出たと思えた。  世の中を動かしているものは決して正義だけではない。たぶん多くの人が、そのことを“見て見ぬふり”をしているのだろう。 “見て見ぬふり”が、悪いことなのか、正しいことなのかさえも実際よく分からない。 手放しに面白い映画だとは言い難いが、そういう社会全体が抱えるジレンマの一側面を描いた作品だとは思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-05 21:27:51)
3.  金(キム)の戦争<TVM>
世に言う金嬉老事件を描いたドキュメントドラマ。社会を恨み、日本に対抗した金嬉老の生き様をビートたけしが色濃く演じる。彼の哀愁と怒りが痛々しく伝わってくる。
6点(2004-03-28 12:34:57)
4.  ギター弾きの恋
不器用で愚かな天才ギタリストを演じたショーン・ペンとヒロイン役のサマンサ・モートンの演技はそれぞれ秀逸という言葉がふさわしいものだったけど、映画としては盛り上がりに欠ける凡作だった。ストーリーも物足りないが、主人公の人間性にイマイチ共感できなかったことが敗因であろう。
5点(2004-01-27 18:59:14)
5.  キッドナッパー
フランス娯楽映画特有の映像的なセンスの良さと、ノリの楽しいストーリー展開を期待したけど、どの要素もイマイチで娯楽映画として盛り上がりに欠けたことは致命的だった。
3点(2004-01-26 18:40:49)
6.  キャラクター/孤独な人の肖像
卓越した映像美と演技に裏づけされた秀逸なサスペンスドラマだった。オランダ映画というものは今作しか観たことはないが、こういう秀作に巡り合うと、世界のあちこちに無数に良い映画が存在することを痛感する。まったく世界は広く、映画は果てしない。
7点(2004-01-26 18:22:26)
7.  気まぐれな狂気
ヴィンセント・ギャロの哀愁、キーファー・サザーランドのキレっぷりと俳優のパフォーマンス的にはなかなか目を見張るものがあったのだけれど、それが映画としての完成度につながっていなかったように思う。それぞれの演技は秀逸だが、息が合っていないというか、バランスが悪いような印象を持った。雰囲気的には惜しかった。
[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-17 03:43:03)
8.  Kids Return キッズ・リターン
「俺たち、もう終わったんすかね?」「バカ、まだ始まってもいねえよ」。このラストシーンにこれからも多くの若者たちが勇気付けられ、感動するに違いない。青春映画は数多いが、北野武の最高傑作の名にふさわしい今作ほど、「青春」というものの多感性と危険性を真摯に描いた映画はないのではないか。痛々しいまでにストレートな彼らの生き方は、不思議な共感を呼ぶ。
[ビデオ(邦画)] 9点(2003-12-05 16:35:58)
9.  KYOKO
村上龍の同名小説を自身が監督として映画化した作品。私は、原作を読んでいてこの作品の世界を熟知していたのでわりとすんなりと観られたが、原作を読んでいないと若干説明不足かなという印象はあった。ヒロインのキョウコはとても魅力的な人物像として原作では描かれているだけに、映画化においてはその配役が最重要点であったであろうが、主演した高岡早紀は良い演技を見せたと思う。
6点(2003-11-27 15:38:32)
10.  CUBE
予想以上に映画の本質としてショッキングな映画だった。この映画で描き出される人間性は、極めて濃厚で観客の神経にキリキリと迫ってくる。個人的には、そのテーマ性が非常に心地悪く、この映画が面白いと言うことが出来ない。設定と映像美は抜群に素晴らしく、映画全体としても文句のつけようはないのだが、私は二度と見ようとは思わない。
[ビデオ(字幕)] 0点(2003-11-25 14:30:39)
11.  君を忘れない FLY BOYS,FLY!
キムタク主演のせいでどうもアイドル映画っぽいイメージを持っていた作品だったけど、実際にはよく出来た脚本とキムタクも含めたキャスト陣の良い演技でなかなか感動深く仕上がっていた。ただ映画でありながら映像的迫力はあまりなく、テレビ的な雰囲気に終始してしまっていることは否めない。
6点(2003-11-18 14:53:24)
12.  CURE キュア
黒沢清の映画は、設定やストーリーは興味深く勇んで観るのだけれど、結果的には「?」というものばかりだ。今作においても、題材はとても好きなんだけど、その描き方は暗く退屈で分かりにくく、観ていて非常に疲れた。新作「トッペルゲンガー」ですか、これも題材は非常に面白そうなだけに出来栄えが不安だ。
1点(2003-11-18 11:31:59)
13.  ギルバート・グレイプ
特にストーリーが感動的なわけではない。しかし、人々の生き方、生き様を極めて真摯に描き出すことによって生まれる感動は、強くシンプルに胸に突き刺さる。そういう映画をさらりと(実際は容易なことではないだろうが)見せてくるこの監督の力量は計り知れない。レオナルド・ディカプリオは好きではないが、その実力は認めている。それは限りなく最高点まで実力を引き出されたこの映画を観ているからだ。
8点(2003-11-08 01:46:00)
14.  キンダガートン・コップ
シュワちゃんのコメディと言えば、まずこの映画が頭に浮かぶ。大した映画だとは思えないけど、シュワルツェネッガーの絶大な人気の要因は、こういう映画の影響も大きいと思う。
[地上波(吹替)] 3点(2003-10-30 16:59:57)
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