1. 奇跡のシンフォニー
《ネタバレ》 凄くよくできた映画だと素直に思った。まず劇中の音楽が歌詞を含めて凄くよかった、これは音響を良くして見たお陰もあるかもしれないが自分には凄くあっていた。そして一番この映画が批判されてるのはストーリーだと思う。ありえない展開が多すぎると言うことだろうと思う。ただこの映画は純粋に音楽が人々を惹きつけるという形の表現が上手いと思った、特に自分が良いと思ったのはギターを初めて触った時の胸が騒ぐ感じだったりとかを表現してる所。主人公が楽しそうに音楽をかなでてるシーンを見ると凄く気持ちいい。出来すぎと言えばそれまでだけど、音楽は人生を動かす可能性があるんだと思わせてくれる良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-20 23:46:51) |
2. キサラギ
《ネタバレ》 脚本が素晴らしい!はじめはアイドルオタクの話で少し後先が不安になったが、それが作戦のうちだったかのように時間が経つにつれてどんどん面白くなっていく。しかも自分が普通だったら嫌いになるようなお笑いものをちょくちょく入れているのにそのオフザケがまたいい味になっている。最後の最後まで犯人の予想がつかないようになってるのもいいし、個性豊かな役者が揃っているのも見どころの一つ。細かいことを言うとストーカーと間違えられた時点で父親と言わないのはおかしいだとか、いくらなんでも洗剤と油ぐらい間違えないだろうとか引っかかるところはあったのだが、派手なCGとか予算では海外には絶対勝てない日本映画だからこそ脚本の巧さや日本独自の文化や、俳優の個性で勝つしかないわけで、そう言う意味ではそれを上手く具現化させた作品だと思った。 [DVD(邦画)] 8点(2008-10-08 18:10:04) |
3. 奇蹟/ミラクル
《ネタバレ》 無理矢理な展開に有り得ないコントのような話。いくらジャッキー主演の映画でもこれはちょっとついて行けなかった。特に後半の偽装結婚式からはもろコント。もっとアクションが見たかったのに、期待を裏切られた感じでした。命は救われたのは奇跡だろうけど、マフィアのボスになるのは奇跡とはかけ離れてる気がするけど。この映画の評価が高いのもミラクルだと思うが、ジャッキーはこの頃から全然変わってないのもミラクル。誰にも替えられない存在には間違いないし、それこそが最大の魅力でありそれこそミラクルでしょ(クドいな) [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-14 23:01:04) |
4. キャットウーマン
《ネタバレ》 バットマンのキャットウーマンよりは露出してるんでセクシー。たしかに大した話じゃない、使わないとシワクチャになる化粧品ってどっちにしろいつか訴えられるだろ!でも使い続ければ若いままなの?じゃあ、使っとけよ!何か微妙な設定では?あと、敵が普通すぎない?最後の大ボスはカチカチおばちゃんだし(でも、シャロン・ストーンって本当に美人)。けど不思議とそれなりに見れちゃった。多分、ハリー・ベリーが魅力的だったからと思たんだけど・・・ この映画でラズベリー賞の最低主演女優賞とってたんだ(;^_^A俺は結構好きだったけどなー あと、研ナオコってのは言い過ぎでは(笑) [地上波(吹替)] 5点(2008-02-28 06:08:54) |
5. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 明らかに日本を履き違えてる映画です(機内に刀は持ち込めないし、ヤクザも銃ぐらい使うわ!)。海外ではウケるかもしれませんが、とてもじゃないけど日本人の自分には良い映画とは自信を持っては言えないです。アニメ的な話を土台として日本のイメージを詰めこんだ強引な作り。過去のタランティーノの作品と比べると疑問です。おそらく、この映画はタランティーノの個人的な趣味で作っちゃったものなんでしょうね。アクションだけを見るのであればそれなりに楽しめる内容でしょうが、話の方はちょっとイマイチです。彼の日本好きという所は伝わってきましたが。 [地上波(吹替)] 6点(2008-01-05 16:56:47) |
6. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 キューブの利用目的や被験者の正体が判明した点ではよかったと思います。やっとスッキリしたと言う感じです。ただ、一作目の魅力だった緊迫感や人間の凶暴な本質などは、ほぼ失われているのでシリーズとしての評価は低いのは当たり前のことだと思いました、それに1が元々流行った理由の一つに謎の要素があったことも事実です、謎を解明してしまっては結局はダメなのかもしれませんね。このあとの展開を作るのならゼロ→1→2と来て3と続けるんですかね?1から2がまず繋がって無い気がするし、どうなるんでしょうね。それにしても1の脱出者も元は普通の人間だったとは、残酷ですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-14 16:07:33) |
7. 機動警察パトレイバー2 the Movie
《ネタバレ》 一作品目はある程度アニメのイメージを残しつつ作っている形だったが。この作品に関しては確実にアニメの枠を超えています。戦争と言う重いテーマを使うことで、日本人には無縁でしかない戦争と言う恐怖を身近に体験して貰おうと言う監督の意図が伝わってきます。平和な国に突如としてやってくる戦争と言う恐怖は、北朝鮮のミサイルの問題、911などを思わせ、意外にも近くに潜んでいるのかと言う気にもさせられました。現実に日本が侵略を受けた場合、情報伝達(テレビ局)を遮断する、交通手段の橋を落すなど、現実的でウソの中にも確かな真実が隠れていて、そのへんのバランスを上手くとっていると思う。パトレイバー1のようなアニメ作品を期待していた人には受けないかもしれないが、けしてただのアニメとバカにできない魅力を持っている素晴らしい作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-09-19 09:59:52) |
8. 機動警察パトレイバー
この作品は押井さんの作品の中でも比較的、分かり易い部類で、アニメらしいアニメと言う感じですね。個性的なキャラクターが沢山登場するのでにぎやかな感じでなかなか楽しめました(攻殻機動隊とは違い、人間臭い人達が多いので押井作品を見慣れていない人でも見れると思います)。OSなどのキーワードもこの時代ではまだあまりしられていなかったと思いますが、素直にロボットアニメとしてみれるので混乱はないし、子供にも見やすい作品だと思います。押井監督を知るにはちょうどいい作品でしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-09 22:15:43) |
9. キング・コング(2005)
いやーっ、とにかく迫力の映像に圧倒されっぱなしの3時間でした。ピーター・ジャクソンがロード・オブ・ザ・リングを離れ選んだのはキングコングのリメイクだと聞いて驚いたが、見てみると納得の内容で随所にロード・オブ・ザ・リングでも使われた映像技術を見ることができた(映画館で見なかったのが悔やまれる)。キングコングと言う忘れかけていたテーマをここまで引き上げたのには感心した(今年みた映画の中で一番の臨場感)。それにしても相変わらずこの監督の映画は長いです。調べたらキングコングがニューヨークに来るまでに2時間30分、その内島に入ってからニューヨークまでが1時間30分かかってます(笑)島のシーンに力を入れているのは分かるけどこれはやりすぎですね(その他のシーンも長いっす)。なんだかんだ言ってもこの映画を見てピーターの実力を再確認したのは事実、次はどんな作品を撮ってくれるのか楽しみにしてます。 [地上波(字幕)] 8点(2007-08-12 14:09:16) |
10. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 名作とは言えないとは思いますが、みんなが言うほど悪い作品ではないと感じました。まずこの映画で一番印象に残ったのはダニエル・デイ=ルイスの情熱的な演技、冒頭から思わず彼の気合いのこもったセリフに圧倒された、5年ぶりとは思えないしブランクを全く感じさせなかった。父の敵であると同時に父の一番の理解者であるブッチャーの存在、そして父がブッチャーにしたように同じようにアムステルダムに情けをかける展開は深いと思った。ラストのニューヨークの街並みと墓とU2の曲が余韻を残し、なぜか憎めないそんな映画だった。 [地上波(字幕)] 7点(2007-08-04 03:20:04) |
11. 危険な遊び(1993)
《ネタバレ》 ホーム・アローン以外でマコーレーが何に出てるのか気になって、探した結果たどり着いた作品。マコーレーの悪役は以外にハマリ役で、甘いマスクで大人達をだましマークを落としいれる所は見ていてゾッとする怖さがあった。ホーム・アローンで出来上がったイメージをいい意味で壊してると思う。イライジャ・ウッドとマコーレーの演技が非常に良かったし、ラストの母親の選択には驚かされたものの、もう一つと言った印象だった、マコーレーがなぜ悪いことをするようになったのかと言う所がしっかり描けていればもっとよかったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-28 23:56:26) |