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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 283
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 
ゲゲゲの鬼太郎? 全然興味ありません。 水木しげる作品全般も、妖怪物も、小泉八雲も興味ありません。 なのに、家族にせがまれて一緒に見る羽目になりました。結果として面白かったです。  鬼太郎をよく知らないので、事前にアマプラで何作かのアニメと、墓場鬼太郎の1話見ておきました。 鬼太郎が生まれる前の、まだ体のある目玉おやじの物語でしたね。 時代は日本の敗戦から10年ほど後・・どこでもタバコを吸っていた時代。 お話の核は、製薬会社が裏で行っていた妖怪や幽霊族に関わる恐ろしい陰謀に巻き込まれる 主人公水木と目玉おやじの闘い。現代の鬼太郎親子や猫娘、ねずみ男も出演シーンがある。 墓場鬼太郎のエピソードゼロでしたね。  ステイタスとしては、犬神家の一族や八墓村といった横溝正史調なのだが、妖怪が姿を現し 戦いが始まると、ハリーポッターやハリウッド作品的な派手な絵になっていき見応えがある。 驚いたのが、近親相姦というか性的虐待という下衆な関係をストーリーに入れてきたところだ。 その描写こそないのだが、これは家族で、しかも小中学生の子供とかに見せるにはタブーかも。 今回は「大人向け」といった前評判はこれが原因でしたか・・ ハリーポッターより重苦しい話。  墓場鬼太郎の水木と鬼太郎親子は初対面なのに、前日単で共闘していたら辻褄合わないじゃないか という疑問は、水木が記憶を失っていく終盤で納得でした。なるほどねえ。 でも墓場鬼太郎の水木の顔に傷は無かったのよね・・  それにしても、キャラクターデザインは現代的になり、少年向け鬼太郎の軽い雰囲気ではなくなり 自分的には抵抗感が薄まって歓迎なのですが、そうなると呪術廻戦とかに寄ってしまうのかなあ・・ そんなテイストで、この大人向けの現代の鬼太郎を映画化したら面白そうだと思いますが 子供の需要を無視すると売り上げ伸びないのかなあ? その意味で今回の作品は価値が高いかも。  音楽が川井憲次氏なのが、映画の質に大きく貢献しています。 このダークで重厚で東洋的な音世界は いつもながら感嘆せざるを得ません。 音楽だけで2点追加ですね。
[映画館(邦画)] 9点(2023-12-31 13:00:57)
2.  岸辺露伴 ルーヴルへ行く 《ネタバレ》 
ルーブル美術館でのロケシーンが安い。 コアなシーンは地下倉庫でゴチャゴチャやってるだけで寒い。 しかも終盤はフランスとは無縁の、江戸時代の日本の農村になり、岸辺露伴の先祖の話になるもんだから、 映画のタイトルやポスターとは、180度真逆の絵ばかり・・   お得意のヘブンズドア攻撃も、死者相手に使えたり使えなかったりで、設定崩壊してる。  映画にするほどの、内容が無かったのか、監督の構成演出の才能が無かったのか・・ 結果残念な出来。 自身の過去の後悔を増幅した幻覚を見せられて、自分の行動により事故死のセオリーも、序盤で絵を盗み 森の中で見えないトラックに轢かれて死んだ男の服に、タイヤ痕があるのはギャグなのか? どーも端々の粗が気になって楽しめないままカッタルイエンディングへ。 これはダメですわ。 テレビドラマの尺の方が余計な事考えずに楽しめるのに、映画にしたら映えないって、よくあるけどねえ。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-09-27 19:09:41)
3.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
何なんですかね?・・この映画。 大監督の映画製作者人生の集大成がコレですか・・?  しかも、売るために予告編も静止画すら極秘とした話題作りまでして 世間を煽って、ステマ評価で盛り上げ作戦までして・・ ジブリや駿信者じゃない層も呼び込んでおいて・・ で、この内容?  一言でいえば、お金持ちのお坊ちゃまが、マザコン特有のストレスで実社会になじめず 現実逃避の夢の中で、思ってたんとチャウ、カオスな展開に翻弄されてそれも嫌になり 目が覚めた後は普通に過ごせるようになりました。てな話。  中二病のファンタジー妄想を、アニメーションにしてみましたていう、それだけの中身。 そこかしこに、神隠しや動く城やもののけ姫で見覚えのある絵柄が使われていて、確かに ジブリの絵ばかりなんだけど、新しい感覚は見当たらない。 それどころか、以前の作品にあった、物語の持つメッセージ性が、今回は薄っぺらい。  声優も今一つ。せっかく呼んだ俳優さん達にアフレコして貰ったら雰囲気合わないからって 「チェンジ」と言えない大人の事情? 活舌も声質も不自然で、どう聞いてもボツなテイクばかり。 ジブリ全般もアメリカもそうだけど、声優使わずに俳優呼んで話題作りは結局失敗して終わり。  作画が凄いとか聞いたのに、画角が液晶テレビサイズになってて、映画館のスクリーンに 合わず、右も左も余白(黒色)になってしまい、結果コンパクトなスクリーンで見せられてしまう。 こんなんなら、前から3列目くらいに座ればヨカッタ。 鬼滅の刃も同じだったねえ。 かと言って、画面が緻密で凄いかという事もなく、期待したせいか、いつ凄い絵が来るのか 待っていたら終わってしまった。多分動きの描写に注力したのかも。記憶に残らなかった。  金持ちのボンボンを主役にしたのもアレだが、馬鹿親父が転校初日に田舎の学校の校庭に 当時は贅沢品の車で乗り付けて見せびらかしたせいで、地元の学生から忌み嫌われるという、 少し考えればわかりそうなタブーを犯すとか、主役サイドに感情移入できないキャラ設定。 まあ現実逃避して夢世界から帰りたくなくなるのもワカランではないが、この脚本は嫌いだ。  あのシーンにはこんな意味が・・とか、このエピソードはあの件の心情の投影だとか、 隠れキャラ探しの楽しみがあるとか解説する連中もいますが、伝わらない人が多すぎたら それは成功ではなく失敗であり、それをよしとするなら自己満足でしかない。  上辺しか見ることができない奴は見るなと言うなら、内容を極秘にして世間煽って 金払った観客を集めるなんて、詐欺になっちまう。 その罪深さで減点は大きい。  これから見ようとする人には、基本勧めません。  エンディング曲の米津玄師の曲だけが唯一ヨカッタとこは、シン・ウルトラマンと同じでした。 自分としては、神隠しとハウルの中間程度の出来かなあ。 同じく米津玄師の歌で終わる「海獣の子供」の方がまだ上だったんじゃないかな
[映画館(邦画)] 3点(2023-07-28 00:32:53)(良:2票)
4.  漁港の肉子ちゃん 《ネタバレ》 
タイトルと看板イメージのせいで、全く見る気ありませんでした。陳謝。 先入観低すぎて、触りだけ見て消そうかと思いつつ録画見始めたのですが、 二宮君の変顔に、ハマり過ぎて、最後まで一気に見てしまった。  娘が母親の肉子と、本当の母親について初めて語り合うシーンがいいです。 11歳の娘が精神的に大人過ぎて、母親の精神年齢と逆転してて笑える。 自信の出生の重い話の時でも、淡々と受け入れていく娘が頼もしい。 小学生親子のありがちな日常風景ですが、不遇な母娘を取り巻く人々の 不器用な愛が溢れていて、気の毒で、可哀想で、愛おしくて、なのに羨ましい毎日。 観終わって、心の中に何かが確実に残る1本です。 後で、原作の小説も読んでみたいかなあ。
[地上波(邦画)] 8点(2022-09-25 21:57:41)
5.  キャラクター 《ネタバレ》 
近年稀にみる、酷い作品でした。 ありえない光景のオンパレード。 面識の無い赤の他人の真っ暗な家に、上がり込んでしまう主人公。 自分の損得勘定だけで、殺人鬼の目撃情報を隠蔽するクズな主人公。 犠牲者の居る実際の事件を細部まで再現するマンガを描く、失礼な主人公。 デビュー作がまだエピソード2つ程度なのに、売れたからと引っ越した先の 新しいマンションが、数億クラスのマンションとか、どんな設定? 殺人鬼は毎回、返り血で血だらけの服で帰宅するのに、誰にも怪しまれない謎。 12人も殺される連続殺人は、日本の警察の最優先のヤマで、警視庁の特捜はじめ 大量の捜査員が配置されるのに、防犯カメラの映像が本屋の一つだけとか笑止。 その殺人鬼の目撃者で証人となりうる主人公の、カミングアウトがあって、 尚且つ、犯人が接触してきているという危険な状況なのに、警備も張り込みも 付けないトンマな警察・・。 犯人から女房を襲撃予告の電話が来たのに、傍に居た刑事たちに何も告げず 一人でタクシー乗って帰宅するアホな主人公。 殺人鬼に襲わせるオトリとしたはずの主人公が、突然外出するのを見送る間抜けな刑事。 殺人鬼との格闘の後、主人公が逆転マウントしてトドメの一撃の瞬間、普通なら近づいて 止めるのが日本の警察だが、主人公を銃で撃っちゃうトンデモ刑事。 等々、数え上げたらキリがないです。東野圭吾も裸足で逃げる程のお子様脚本に絶句。  大体、サイコサスペンス系作品では、悪人描写のリアリティが肝心だから、悪人になれる 素養がないとダメだという編集者のコメントが浅すぎる。 殺人を描くなら、人を殺してから描けと言わんばかりで、嫌な気分になる。 で、サイコ殺人を扱う漫画がヒットしたとして、悪人のリアリティだけでウケるわけがなく 対峙する正義サイドの人物像の魅力がないと、そんなに売れるわけがない。無理がある。 そんなサイコマンガに対し、現役刑事が「俺はこの漫画好きだよ」とか、違和感しかない。 さらに、「この漫画をトレースした事件(犠牲者12人)の真っ最中」にもかかわらず、 「あなたは、めげずに書き続けましょう」とか、あり得ない提案。 どう考えても犯人が逮捕されてから、安心して描くべきである。  制作サイドの関係者に、違和感を唱える人間が居なかったのだろうか? 言いたくても言えない環境? まさかこの監督はキムジョンとかプーチな人物だった? いずれ、見るに堪えない駄作でした。 間違いない。
[DVD(邦画)] 2点(2022-03-28 16:51:34)
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