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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  雲のむこう、約束の場所
アニメとしては最低レベルの出来。グラフィック・ソフトの性能向上によって背景美術「だけ」はそれなりに仕上がってますが、肝心の動画が、正にパソコンのちんまりしたモニターで作った素人レベル。デッサン・書き込み・動きという動画の基本が全くなってない(ま、ほとんど動かないんですけどね)。13インチのブラウン管なら多少は見れるかもしれませんが、そんな程度の物を映画にして欲しくない。おたく好きしそうなパラレル・ワールド的世界観も何の為の設定だかさっぱり判らないし、それらしい用語を並べただけで、物語世界の奥行きもオリジナリティも全く感じられない。吉岡秀隆のボヤキにも似たモノローグも話のテンションを下げるばかり。一体いつからアニメの主人公は女々しい男ばかりになっちまったんだ? 2点献上。
[DVD(字幕)] 2点(2005-10-18 00:04:48)(良:1票)
22.  g:mt/グリニッジ・ミーン・タイム
夢を追いかける若者達の挫折と恋愛と葛藤を描いた、恐ろしくオーソドックスな青春群像劇。仲間の一人は事故に遭い、一人はドラッグ・ディーラーの道へまっしぐら、一人は父親コンプレックスに苦しみ、理想と現実の狭間でバンドは解散…と、全てのエピソードがどこかで見たことのあるものばかり。青春時代ってこんなことしかないのか? 特別演出が優れているとも思えず、「グリニッジ標準時」をタイトルにするだけあって本当に標準的な仕上がり。彼らの音楽も私には良く解らない(ボーカルが加入してからはシャーデーを思い出したゾ)。そういった訳で標準的な点数、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 00:17:01)
23.  黒い家(1999)
いつもは作品を破壊する方に向かう森田芳光の馬鹿演出が、ここまで作品を盛り上げたのは珍しいんじゃないでしょうか。この話、普通に演出してたら地味な2時間ドラマのままで終わってますよ。不気味な人しか出てこないなんて最高じゃないですか(私的に唯一普通の人っぽかったのは、唯のおばさん・友里千賀子だけ)。これは狂気に覆われた世界の中での狂気を描いてるんだと思います。つまり現実の映し絵(無理矢理な好意的解釈)。それに「乳しゃぶれーっ! ヘタクソーッ!」には余りにも意表を突かれて大爆笑! これだけ楽しませて貰えれば充分です、ハイ、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-11 00:06:20)
24.  グラスハウス
そ、確かにリーリー・ソビエスキーを鑑賞する為だけの映画。着替えシーンに加え意味の無い水着シーン、おまけに泳ぐ姿を水中から執拗に追ったカメラがうれしい(それにしてもムッチムチやなぁ)。リーリー嬢を見せる為なら、ダイアン・レインを呆気なく退場させてしまう脚本も潔い(てか、この程度の役にダイアンをキャスティングするな!)。いっそのこと「ロッキー・ホラー・ショー」のスーザン・サランドンみたいに、全編下着姿で逃げ惑ってくれてたら大傑作になっていたでしょう。しかしこのままだと、彼女もレイチェル・リー・クックみたいなポジションに押しやられそうだなぁ…、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-07-08 00:21:35)
25.  くりいむレモン
「アメリカン・ニュー・シネマの影響」を語る時代錯誤感漂う監督が作った、邦画にありがちな観客を無視した、普通につまらない学生映画的ビデオ映画。ダラダラした展開、意図不明な構図、ワケワカなラストというお馴染みの内容。アダルト・アニメという分野にだけは疎いので、オリジナル・アニメは見たことありませんが、少なくともこの映画は、自身の感情や下半身に訴えかけてくるものは全く無かった。最も気に食わないのは濡れ場。別に胸や尻を見せりゃ良いってもんじゃないですけど、見せない濡れ場を延々と見せられたって退屈なだけ。見せないんなら最初から描写する必要は無い。物語上も企画上もセックスが重要な位置を占めてる筈なのに、根本的に方向性を間違ってる。こんなの塩田明彦に撮らせろよ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-01 00:09:27)
26.  クロッシング・ガード 《ネタバレ》 
最初「クロッシング・ガード」という意味が解らなかったんですけど、日本で言えば交通指導員、通称「みどりのおばさん」のこと。つまりこのタイトルは、本作のジャック・ニコルソンを心の安全地帯へと導いたデヴィッド・モースのことを指してたんですね。ところで、最初から全く普通の人に見えないニコルソンは、本作では明らかなミス・キャスト。この役は「イン・ザ・ベッドルーム」のトム・ウィルキンソンみたいな人でないと、普通の人が背負わされた悲劇に見えない。そんなこともあって、中々興味深いテーマではありましたけど、今一つ感動には至りませんでした、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 00:38:56)
27.  クイール
犬好きの方や、何にでも「いや~ん、カワイー」等と反応する方には満足の出来かもしれませんが、本作は見るからに企画先行型の普通の邦画(良くも悪くもない仕上がりは、この手の作品の中では出来の良い方だとは思いますが…)。犬の演技と言うか、犬の撮影が非常に丁寧だったのには、特別犬好きでない私も好感が持てました(これは相当回した筈)。本作の大きな失敗は脚本構成だと思う。凄く影の薄い櫻谷由貴花ちゃん(「ごめん」と同じ娘とはとても思えん。クレジットを見るまで気づかなんだ…)が誰とも判らない内からナレーションを担当し、途中、何の前置きもなく寺島しのぶにバトンタッチ。ファミリー・ムービーとして解り易さを第一に考えたのかもしれませんが、私は逆に混乱してしまいました。そんなことで、5点献上。
5点(2005-03-24 00:09:07)
28.  黒水仙(2001)
現在に至っても癒えることのない朝鮮戦争の悲劇が引き起こした殺人事件を描く韓国製刑事ドラマ。アクションや戦争当時のシーン等は韓国映画らしく迫力のある仕上がりですけど、現在のシーン、特に宮崎名所巡り風の展開から終盤にかけては「聖母たちのララバイ」が聞こえてきそうな感じ。それに収容所シーンや海外ロケに金をかける前に、老けメイクを何とかしろよ! この人達は少なくとも70は超えてる筈なのに、女の人なんかそのままやんけ。あと、途中からずっと「どっかで観たことあるよなぁ」って気がしてたんですけど、これって「人間の証明」じゃないの? 5点献上。
5点(2005-03-16 00:07:37)(良:1票)
29.  暗い日曜日
死へと誘う名曲「暗い日曜日」を巡る哀しい物語を、大胆に創作した戦争メロドラマ。映画は東欧産の暗いタイトルの作品ということから連想されたイメージとは違って、作りがかなりハリウッドナイズされてて観易かったです。また、エリカ・マロジャーンは、「マレーナ」のモニカ・ベルッチに匹敵する程の美しきマドンナ振り(【大木眠魚】さんの仰る様に彼女の存在がある種の説得力を与えてます)。しかし私的には、危うい三角関係ドラマからユダヤ人迫害モノへと変遷するストーリーに、「暗い日曜日」がほとんど絡んでこないので少し肩透かしを食らいました。この危険な曲はどういう風に生まれたのか、何故アンドラーシェは死んだのか、何故この曲は人を死へと誘うのか? この辺のミステリーの方に私は興味があります、6点献上。
6点(2005-02-15 02:27:26)
30.  クレイドル・ウィル・ロック
大恐慌時代のアメリカの政治状況を背景に、当時の様々な芸能人・芸術家達の実情を丁寧に描いていく、「ほとんど実話」の群像劇。一般の労働者と同じ様に、芸能人に対しても国が「職」を斡旋していたというのは面白いですね。そうなると表現活動も政府のヒモ付きになる訳ですから、軋轢が生じるのも無理からぬこと。また同時に、労働運動・組合活動からも制約を受けてしまうという二重苦。これは思想的背景を抜きにしても、金の工面と人権の行使の狭間に揺れ続けるプロデューサーの苦悩がそのまま描かれていた様に思います。「ゆりかごは揺れる」がどういう内容なのか解り難かったので、今一つピンと来ませんでしたが、俳優達が舞台に上がらずに徐々に形作られていく舞台劇は、やはり感動的でした、6点献上。
6点(2005-02-03 00:06:09)
31.  黒蜥蜴(1962)
江戸川乱歩の原作を三島由紀夫が舞台化。これはその戯曲を元に、ほぼ舞台と同時進行で製作されたという大映作品。この映画の主役は明智小五郎ではなく、女賊・黒蜥蜴でもなく、完全に京マチ子その人、当時38歳。「不眠症~の星、死体~の瞳、くーろとーか~げ」という三島作詞の怪し過ぎる主題歌に乗って、大胆ドレス、令夫人、令嬢、女王様、店員のおばさんと、タイトルバックからコスプレで大活躍してます。果ては男装でのダンスまで披露(驚くべきことに、一部はミュージカル仕立てなのです)。三島の書いた間の抜けた展開や不条理な台詞の数々、井上梅次のシュールな演出等もあって、本作には馬鹿映画の称号を与えても差し支え無いでしょう。嗚呼、黒蜥蜴様、私にも爬虫類の称号をお授け下さい、7点献上。
7点(2004-12-07 00:09:16)
32.  草ぶきの学校
こういう映画を撮らせたら全くソツのない中国映画の中では、本作はかなり凡庸な仕上がりだと思う。その一番の原因は、細かなエピソードを積み重ねただけで、全体を通した物語に欠けていること。一人の少年の目を通した個々のエピソードは、もちろんそれぞれがノスタルジックで良い話ではありますけど、それらが細切れのままなので大きな感動には至らない。成長した少年の回想がナレーションされるという形式にも能が無さ過ぎる。これならいっそ、全体が緩やかに繋がりつつも、エピソード毎に視点を替えていくオムニバス映画という形態にすれば良かったと思う、5点献上。
5点(2004-10-22 00:04:39)
33.  クライム アンド パニッシュメント
確かにこの映画には「罪と罰」よりも「クライム・アンド・パニッシュメント」という響きの方が合ってる(イングリッシュ・スピーカーには同じでしょうけど…)。豪華な脇役が演じるそれなりにドロドロした展開は中々面白く観れましたけど、罪も罰もほとんど描けてないじゃん。罪も罰も刑事上の問題じゃなくて形而上の問題だってのが解ってんのか。それにしても誰だ、このパツンパツンのねーちゃんは? モニカ・キーナ? 聞いたことあるな…‥、ええ~っ、この娘が「スノーホワイト」の白雪姫!? 面影まるで無いじゃん。お前はアメリカの斉藤こずえか!(古~) お前で-1点じゃ、4点献上。
4点(2004-10-09 00:47:47)
34.  クリクリのいた夏 《ネタバレ》 
観てる間はゆったりと沼畔ののどかな生活を満喫。しかし観終わってみれば後には何にも残らない、そんな映画。大体ラストで皆死んだか行方不明、沼地は潰されて巨大ショッピング・モールになってます、なんて説明要らないって。一体何が言いたいの? 戦争反対? 環境破壊反対? 毒にも薬にもならない婆さんの思い出話はもう聞き飽きた。大体「クリクリのいた夏」って、クリクリがいなくなる様な馬鹿な邦題付けたのは何処のどいつだ? クリクリ「だけ」が最後まで「いる」じゃんかよー(↓皆さん怒ってるじゃないか!)。少しは日本語文法勉強しろ! 5点献上。
5点(2004-09-24 16:22:50)(笑:1票)
35.  草迷宮
ま、東京にも長く居たから田舎者コンプレックスは少々薄らいだみたいですね。そこで本作ではマザー・コンプレックスだけにテーマを集中。「田園に死す」も構図や色彩にこだわってましたけど、この映画は更に美しく幻想的な仕上がり(役者が美形だというのが最も大きな要因だと思う)。しかししかし、これ、丸っきり「田園~」からの使い回しじゃないの。美術や演出、そしてストーリーも何故かほとんど一緒。今回はアングラ臭を薄めてあるのかと思ったら、途中でアングラ小僧を登場させちゃうし、進歩しないな~。本作で一番良かったのは時間が短かったということでしょうか、5点献上。
5点(2004-09-24 16:11:03)
36.  クリミナル・ラヴァーズ
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」風の逃避行型ロード・ムービーかと思いきや(だってタイトルが「クリミナル・ラヴァーズ」だし、二人が典型的なバカップルなんだもん)、途中から「本当は怖いヘンゼルとグレーテル」へと変貌。確かに【SAT】さんの書かれている様に、ここにはありとあらゆる悪徳が描かれてる。虚言、誘惑、嫉妬、殺人、強盗、監禁、男色、カニバリズム…。フランソワ・オゾン作品は消毒臭の漂う様な映像が多かったですけど、本作はやけにヘヴィでダーティ。何を伝えたいのかは今一つ解りませんでしたが、サスペンスフルな展開で最後まで見せてくれました、6点献上。
6点(2004-09-14 23:23:56)
37.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
やたらめったら色々なバージョンがあるようですけど、私が観たのはこれ。「オリジナル・バージョン」というのが、その名の通りフランス公開のオリジナル版だそうですけど、オリジナルも何も、大体この映画は何語で撮られたんですか? 私が観たのはフランス語吹替版ですよ(私は日本語吹替以上に気になりました)。ということで、やけに長い「完全版」ですが、所々に顔を出すリュック・ベッソンの馬鹿映画らしさが作品の質を落としてる様な気がします。この人、どんな題材でも真面目な映画は撮れないんですね。本作もフランスのアート系作品の様に評されることが多いみたいですけど、どっちかと言えばタランティーノの作風に近いんじゃないでしょうか。これを観れば、後のベッソン作品にも合点がいくってもんです、6点献上。
6点(2004-09-12 00:10:24)
38.  クロコダイルの涙
ジュード・ロウの色男ぶりも含めて雰囲気は抜群だと思いますが、どうも物語性が希薄。愛する女の生血を啜らなければ生きていけない男の、女を落とす為の手練手管はしっかりと描かれてるのに、主題である筈の苦悩の方はさっぱりと伝わってこない。「君の為なら死ねる」というのは「愛と誠」のみならず、フィクションの常套句。しかしノンフィクションに愛に死する者はほとんどいない。「愛」と「死」では圧倒的に「死」の方が重いのです。本作の主人公とヒロインも同じです。従って描き様によっては、現実を映したファンタジーとして面白い映画になった筈なのに残念です、4点献上。
4点(2004-07-29 11:16:25)
39.  グリーンフィンガーズ
何故か近年日本で公開されるイギリス映画はダメ人間の奮闘をテーマにしたものばかりで、一つのシリーズと化している感さえあります。本作もその一連のシリーズ(?)として、究極のダメ人間・囚人を主人公とした人生再生コメディとなってます。どこまでが実話なのかは知りませんが、塀の中から女王陛下謁見までのサクセス・ストーリーが爽やかに、そしてシニカルに描かれています。しかし、作りも近年のイギリス映画らしく、かなり軽いノリ。物語から主人公達の努力が相当省かれてるから、成功のカタルシスも相当小さい。ラストの行進は中々良かったですけどネ…、5点献上。
5点(2004-06-17 23:07:47)(良:1票)
40.  クリムゾン・リバー
この低評価から想像していたものよりは楽しめましたけど、受けた印象は最近のフランス映画らしく「ジェヴォーダンの獣」にかなり近い。そして【四次元大介】さんが指摘されている様に、世界観はまるで横溝正史のそれ。猟奇連続殺人、辺境の村、閉鎖的な社会、名家・名門、近親交配、怪しげな老婆、そしてとどめの双子ちゃん(フランスにもこんなドロドロした話があるんですね)。こーゆー話はそれらが最後に一つの線で繋がるから面白いのであって、本作はそのどれもが最後までバラバラのまま。謎に解答を用意していないのではなく、これでは謎自体に意味がありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:06:42)(良:1票)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

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