1. クッキー・フォーチュン
最初ちょっと眠くなるような感じだったんですが、後からぐんぐん引き込まれてしまいました。映画を観る楽しみって私の場合、まさにこういう映画に出会えることにあるんだなと思いました。まるで綿密に作られた劇を観ているようです。俳優も素晴らしいです。特に脇役の警官とか婦警、歌手、魚屋などなど。ピタッとハマッています。主演の女優も、ハリウッドの俳優ってどうしてこうも別人のように役によって見えるのか不思議なくらいです。グレン・クローズはともかく、リヴ・タイラーはアルマゲドンやジョエルだっけ?とは完全に別人だし、ジュリアン・ムーアもハンニバルからは想像も出来ません。皆さんさすが芸達者です。 9点(2003-11-06 22:32:15) |
2. 暗い日曜日
《ネタバレ》 ヒロインが綺麗すぎるくらい綺麗。あんな女性なら、男2人に女1人というのも充分説得力あり。「暗い日曜日」は確かに繰り返し色々な映画でも使われているし、時代の陰鬱な雰囲気をよく捕らえていると思う。この映画でついにこの曲のCDを買ってしまった。最後恨みを晴らせて良かったと思うけど、あんなにおじいさんになってからじゃ辛いなあ、それに息子は一体誰の子なんだろう?もしかして?そういうことはないのか、多分、彼女には分かっているのかな。 8点(2003-08-30 01:36:34) |
3. 蜘蛛女(1993)
どこか漫画的だけど、蜘蛛女があそこまで行くと痛快。馬鹿馬鹿しい、現実だったらあまりにもこの男、ドジ、これじゃ警察官なんて勤まる訳がない、と思わせるような物語設定が随所にあるが、それを補っても余りあるものがある。 7点(2003-06-24 01:45:21) |
4. クロエ(2001)
映画制作に携わっている知人が良かったからと勧めるので見たが、あまりに退屈だった。聴力に問題のない私だが、まず俳優たちの台詞がよく聞き取れない、はっきりしないのだ。もそもそ言う独り言でも、映画で他人に見せる以上、聴き取るのに苦痛を伴うようであれば失格。演技も信じられないほど下手。映像は苦心して撮っているようだが、それも成功しているとは言い難い。人物像はステレオタイプだし、奇病であれば、あんな個人の若い医者が1人で見るという設定は先進国ではどこであれ、あり得ない。ああいう状況の設定の必然性が全然感じられないのだ(花屋になったことくらいか。それが大事な状況設定?まさか?)。原作を読んでないので誰か説明してほしい。自分勝手で、脆弱、愚かな人間だけど、ホントはやさしい、いい人なんです、なんていうのやめてね。 3点(2003-06-17 01:51:21) |
5. グリーン・デスティニー
とにかく綺麗な映画でした。ちょっと漫画チックでもあるけれど、ファンタジーなんだし。主演の男女4人がいい。可愛い人あり、ハンサムな人あり、貫禄のある人あり、中身の濃そうな人あり、見ているだけで充分楽しい。それから、中国武道というのか、まるでダンスのよう、見事としか言いようが無い。ダンスコンペティションでもかなり上位に食い込めそうなくらい滅茶苦茶カッコいい。 8点(2003-05-29 23:21:26) |
6. 蜘蛛女のキス
8点にしようか、9点にしようか散々迷った8.5点くらいの作品。やはり強烈な印象がある。他人を理解するとかしないとか、そういう時いつも、この作品を思い出す。主演の2人の演技が本当に良い。原作がいいんですよね。 8点(2003-05-29 23:10:41) |
7. グッドフェローズ
ヤクザも大変なんだなと印象深かった作品。後半、服も1枚も買えないと嘆く、手下の妻に、ロバート・デ・ニーロが優しげに、ほらあそこに行けば、と教える。しかし、行けども行けども何もない。女は恐怖を覚える、なんていうシーン、何気ないけど実に不気味だった。 7点(2003-05-29 23:03:28) |
8. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
結構、評価が分かれているんですねえ。ちょっとお説教くさい感じがするから? マット・デイモンが頭の良いのを自慢しているように感じられるから? 私は好きですけど、この映画。マット・デイモンが自分で脚本書いたっていうだけあって、演技もはまっていると思います。ガス・ヴァン・サントは多分ベンとマットが監督を依頼したんだろうな。 9点(2003-05-29 22:57:34) |
9. 偶然の恋人
本当にどうでもいいような映画だった。暇つぶしにはいいかもしれないが、本当にそれだけ、期待してはいけない。悪い人はいないところが暇つぶとしてして勧められるところか?な。 5点(2003-05-29 22:48:03) |