1. グラディエーター
《ネタバレ》 てっきり「ベン・ハー」のようなスペクタクル史劇だと思ってました(^^; いや、もちろん製作者達の気合も画の重厚さも、そのゾーンにある作品だと思うんですが、ストーリーとしては完全にエンターテインメントですね。 そこんところ頭を切り替えておかないと違和感を感じるかも。 いくらなんでもマキシマス強すぎ!とか、皇帝がわざわざ奴隷と戦うか?とか、キャラが類型的過ぎるとか、いろいろね。 なので、「これがアカデミー賞ってのはどうかなぁ」とは思うんですが(^^; まあ、それは置いといて。 単純に面白かったし、濃密な映画だった、というのが素直な感想。 まさに臥薪嘗胆のカタルシスがあります。 そりゃまあ個人的には、元の部下達と挙兵して、腐敗したローマ政府を崩壊させるってシナリオを見せて欲しかったですけど。。。 まあ、ニッポンでいうところのサムライ道ってヤツですかね? マキシマス、かっこよかったです。 欲を言えば、「ルッシラとマキシマスの過去」とか「コンモドゥスの性格形成の過程」ってのを、ちゃんと見せて欲しかったですな。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-11 02:36:47) |