1. クライ・マッチョ
映画のお手本のような作品です。 ストーリー、ドラマ性、少しのアクション、ちりばめられたユーモア、そして涙とさわやかさ。 これらが上手く盛り込まれていて、ホッとする温かい作品だと感じました。 そして何よりも上映時間もちょうどイイ感じですね。 ただ、イーストウッドのファンとしては、ちょっと納得いかない気がします。 やっぱり老いた姿はあまり見たくありません。 「グラントリノ」で俳優は引退て言っていたんじゃなかったっけ... 動きもしゃべりもトロく、私はあまり見たくなかったなあ...もちろん、それがイイと言う人もいるのでしょうが... まあ、設定・時代背景はちょっと前にして、共演者は子供か若者じゃないと追いつかないのかなあ。 それでも、いい作品だと思いますし、人にもおススメしたい作品ですよ。 [映画館(字幕)] 7点(2022-01-17 13:03:23) |
2. グリーンブック
素晴らしい! 近年観た作品の中でも指折りの傑作だと思います。 まあ、私が最近で高評価しているのは、「ドリーム」のような黒人差別をリアルに描く作品が多いように感じます。 それでも、この作品に関しては、ドクターが自らトラブルを起こしてしまっている案件がいくつもあるので、時代や土地柄ばかりのせいでもないように思えます。 がさつで短気なイタリア系白人と上品でストイックな黒人コンビ。 この二人の関係性を2時間あまりの時間で、こうも丁寧に描くあたりは、監督の手腕だと思います。 留置場からボビー・ケネディに電話するあたりの描写は、この作品の最も爽快感を感じるシーンですね。 [映画館(字幕)] 9点(2019-04-01 16:12:39) |
3. 蜘蛛の巣を払う女
これって、「ドラゴン・タトゥーの女」の続編ですか? 役者も監督も代わってしまったようです。 大きな意味で続編(設定や時間経過)でしょうが、話は全く別のものと言う感じです。 でも、見所も多くアクションも豊富で満足できます。 たいへんおもしろかったです。 で、蛇足になりますが、さすがはソニーの製作作品ですね、スクリーンのどこにも中国製品や中国文字(読めない漢字)が出なくて、何だかホッとした気分です。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-14 13:53:49) |
4. 来る
ん~何とも言えない作品ですね。 ハッキリ言って、ストーリーはクソ。 でも出演者の演技は、本当に素晴らしい。 ただの人間ドラマとして見たら、それなりにまとまりそうですが、ホラー作品として見たら全然満足できません。 作品と言うよりも出演者の熱演を観る映画ってところでしょうか。 [映画館(邦画)] 5点(2018-12-14 17:32:25) |
5. くちびるに歌を
いやあ、クサイ・クサイ。 あまりにもクサイ映画です。 でも、ここまでクサければ、開き直って鑑賞できます。 ベタなストーリー、ガッキーのクドい演技と2時間超えの上映時間、褒める部分を探すのに苦労します。 プロのピアニスト役ならピアノを弾くシーンくらいはきっちりと見せて欲しいですねえ。 それでもガッキーはキレイだ。 [映画館(邦画)] 6点(2015-10-17 21:34:22) |