41. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
最後の決定的な決め手を何にするのか、途中から、ハラハラして観ていました。たしかに、完全犯罪に持っていけそうで、しかも、矛盾点も、決定打ではなさそうだし。シスターとの会話は、笑えます。7年も着ているコート、うちのかみさんでも、さすがに変えろと言うだろうなあ。できれば、言って欲しいなあ。一流の写真家ゆえのこだわりをうまく突いたラスト。強引な点も許せる範囲です。 7点(2004-02-28 22:12:59) |
42. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
犯人が自分が狙われているように何とか見せかけようとする仕掛けとコロンボの追求の駆け引きが見所です。歯医者との会話が笑えます。イタリア系とかマフィアの話が出てくるのは、当時ゴッドファーザーがはやっていたからかもしれません。電話の矛盾が決め手になりますが、多少、時代を感じます。犯人の夫人の演技もなかなかです。 7点(2004-02-22 23:32:40) |
43. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM>
この作品に敬意を表して、ワインを飲みながら鑑賞しました(2度目)。グラスの持ち方、デカンタの役割など、ワインの知識も多少勉強になりました。一つのものを極めた者の、こだわりを逆手に取ったしかけが、ポイントですね。犯人が、最後に、秘書に結婚を迫られたことについて「刑務所は結婚より自由かもしれない」という言葉に、酔いもまわり、思わずうなずいてしまって、あわてて振り返って、かみさんがいなかったので、またうなずいてしまった。 7点(2004-02-21 15:05:21)(笑:1票) (良:1票) |
44. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
ラストに明かされる仕掛けには、思わずニヤリとしてしまいます。途中、もしかしてと思ったのですが、警察がそんなことやらないだろうと、ちょっとマジに考えてしまって。被害者のだんなを訪ねたときコートのボタンとめてたけど、とめないほうがいいですね。それと、まだ、吹き替えは、「家内」と「女房」とも言ってますね。 7点(2004-02-11 12:34:02) |
45. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
《ネタバレ》 これは何が魅力かというと、第二の殺人の被害者であるラサンカ夫人役でバーバラ・コルビーを起用したことでしょう。この濃いキャラはものすごく暑苦しくてうっとおしいのだが、それが犯人役のジャック・キャシディーの違う意味での濃いキャラ、悪役としての堂々としたワルの魅力とがっぷり四つに絡み合って、作品の中で強烈な印象を放っている。目撃者ラサンカ夫人の口をふさぐため、犯人キャシディーが親密さを取り繕う必要からいやいやキスをするシーンなどは、吉本喜劇も顔負けの爆笑シーン。いやあ、この組み合わせは最高でした。このキャスティングは多分監督が決めたのでしょう。監督はスティーブン・スピルバーグというらしい。この監督の他の作品もぜひ見てみたいものだ。 [地上波(吹替)] 7点(2004-02-10 00:17:45) |
46. 激突!<TVM>
これを見て以来、トラックを追い越すことに神経質になってしまった。当然、妻も気づいたらしく、妻「なんで、そんなにびくびくしてるの?」私「トラックは追い越す時に細心の注意が必要なんだ。」妻「普通に追い越せばいいのに。」私「殺されるよりましだ。」妻「テレビの見すぎよ。」私「1回しか見てない。」妻「?」、以後、ときどき同じような会話があり、けなされ続けている。 10点(2004-01-18 22:24:20)(笑:5票) |