1. K-19
素材がかなりいいので、変に解釈せずストレートに、という点ではこの映画は成功しているのかも知れません。が、やっぱり人物も描いて欲しい。ハリソン=フォードがラストで一転いい艦長になっているのは解せないし、リーアム=ニースンが自分を慕って反逆した部下にあんなに冷たいのも解せない。人物にヒロイズムを着せるためにああいった展開になったと思われます。私的な疑いを挟みにくい歴史事件ゆえ、こうした安易な描き方意外なかったんでしょうけど。 ただ、原子炉に跳びこんだ人たちは、間違いなく英雄でした。 [地上波(吹替)] 6点(2005-05-24 08:44:26) |