41. 恋人までの距離(ディスタンス)
男と女が列車で出会ってから二人の会話がとりとめなく続く。 その会話は良く言えば哲学的、悪く言えば頭でっかちで理屈っぽい。 ナンパのお手本となりそうな作品だが、単調で少々退屈。 [ビデオ(吹替)] 4点(2014-04-11 20:28:31) |
42. ゴールデンスランバー(2009)
伊坂幸太郎の原作は未読。 なんだかすぐ忘れてしまいそうな内容だな、と思っていたら以前に一回観てたことに途中で気づいた。 なのにストーリーをさっぱり思い出せず、結局最後まで観るハメになった自分にびっくりした。 伏線は意外といろいろ張ってあり、ちょっとした会話もウィットに富んで気がきいている。 ただ、ストーリーにリアリティがまったくなくてマンガ的。 二回観るほど好きな映画ではない。 もし三回目を気づかずに観てしまったらホラーになってしまう。 備忘録的な筋を記すことも多いのだけど、今回はあえてそうした類は書かないでおこう。 ボケ度チェックに使えるかも。 [DVD(邦画)] 4点(2013-07-24 00:41:47) |
43. コクーン
エイリアンといえば、恐るべき人間の天敵として描かれているものが多い。 が、この映画では「ザ・良い人」で、おとぎ話のようなファンタジー。 異星人との温かい交流という点では『E.T』と同じだが、『E.T』ほどほのぼのと訴えってくるものはない。 老人たちが主人公だが、老いなどこれっぽっちも頭にない若い頃のデート中に観たせいか、全然ピンと来ずに映画のチョイスを間違えたというほろ苦い思い出が。 [映画館(邦画)] 4点(2012-12-30 00:21:52) |
44. 荒野の決闘
馴染みのあるワイアット・アープとドグ・ホリデイのエピソードだったが、他の映画で観たときのほうがおもしろかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-03 18:14:34) |
45. コン・エアー
《ネタバレ》 アクションはやたら派手だが、ストーリーがつまらなくて薄っぺらい。 無理やり感動的なハッピーエンドにされても冷めるだけ。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2018-12-26 22:14:51) |
46. 恋におちて
《ネタバレ》 デニーロとメリル・ストリープはさすがの演技力。 でも、この中年の不倫カップルがどうしてこうも惹かれあったのかが伝わってこない。 まるで若いカップルのようなラブストーリーを、いい年した不倫カップルでなぞられても違和感のほうが強くて共感できず。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-08-22 21:21:17) |
47. 孤独な天使たち
《ネタバレ》 スキー旅行をサボって少年が引きこもった地下室に、薬中の異母姉が転がり込んで――。反発し合っていた二人が心を通わせる過程に感情移入できないし、演じる二人からあまり魅力を感じない。孤独な魂が溶け合う肝心要のシーンで使われるオペラも苦手だし、ベルトルッチ監督の世界についていけず。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-28 22:25:22) |
48. 国会へ行こう!
《ネタバレ》 緒方拳演じるドス黒い政治屋が、後半急にいい政治家に。 理想に生きる新人秘書に影響されたということだろうが、いかにも嘘っぽく感じる。 [ビデオ(邦画)] 3点(2014-04-19 19:08:08) |
49. 恋空
ケータイ小説の映画化だが、刺激的なワードを詰め込んだだけのストーリー。 あざとすぎて、話に引き込まれていかない。 印象に残ったのは、新垣結衣のかわいさのみか。 [インターネット(字幕)] 3点(2012-12-05 15:48:06) |
50. 恋する惑星
映画通の人に薦められて見たものの、まったく趣味じゃなかった。 前半が金城武、後半がトニー・レオンの二部構成だが、ほとんどつながりはない。 骨太のストーリーがあるわけではなく、PVのミニドラマのようなオシャレ系映像。 「California Dreamin'」「夢中人」など音楽はとても良かったけど、こういう感覚的な映画は苦手。 雰囲気を味わえばそれでいいのかもしれないが、つかみどころのない話でよくわからず、感情移入できる人物が一人もいない。 前半の話は共感はできないまでもまだ理解できるが、後半、特にフェイの言動は理解不能。 人の部屋に勝手に侵入して模様替えしたり、せっかくのデートをすっぽかしてカリフォルニアに飛んだり。 そんな女を待っている男もよくわからない。 変人たちの世にも奇妙な恋物語。 [DVD(字幕)] 2点(2014-11-05 21:54:06) |
51. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 踊るシリーズは好きだけど、スピンオフはダメだ。 やっぱり青島という強力なキャラで引っ張れないと苦しいか。 手に汗握る交渉の駆け引きで盛り上げてもらいたかったが、緊迫感がなかった。 落ち着いた口調のキャラの真下を軸に展開されても、緊迫感を出すのは難しい。 主役には主役にふさわしいキャラがあるはずだが、真下のキャラで主役は厳しい。 笑わせようとしているシーンも、あまり笑えないしプラスには働いていない。 クイズを出しながらゲーム感覚で挑む犯人も、結局捕まらなくて誰かもわからず。 なんともスッキリしない映画で、踊るシリーズの足を引っ張るような出来栄え。 [地上波(邦画)] 2点(2013-01-03 00:31:25) |