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1.  小早川家の秋 《ネタバレ》 
ある家族が支柱を失って離散状態になりました、というだけの話なのですから(そのコンセプト自体は悪くない)、まずその1人1人にどれだけ個性と位置付け、そして存在の必然性を与えられるかが勝負なはずなのですが、そこからしてできていません。家族の全員が平坦な演技、平坦な造形ですし、段取りで動いているだけです。したがって、それがどういう結論になろうと、ドラマになりません。●一方で、ごくちょっとだけ登場の笠智衆&望月優子の夫婦が与える不協和音的かつ不条理な存在感は、異様です。こういうシーンがもっとあればよかったのに。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-12-18 02:07:19)
2.  恋をしましょう 《ネタバレ》 
演芸のえの字も知らなかった大富豪が、自分モデルの役に他人のフリをして入り込んでいく、という実に魅力的な設定。なのに、その設定を全然生かしていない。この出だしなら、実際は当の本人なのに周囲は誰もそう思っていない、という認識ギャップが笑いを巻き起こすはずなのに、そのポイントがありません。結局、身分違いの恋的な方向に収束していきますが、それならあえて最初にそう設定した意味がないですね。あと、こういった作品では、舞台制作のリアリティをきっちり出してくれないといけないのですが、稽古場で周りにいる人たちが「ただいるだけ」なので、それもありません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-20 02:38:58)
3.  五人の軍隊 《ネタバレ》 
どう見てもB級感満載のマカロニ・ウエスタンであり、しかも5人の一角をなぜか丹波哲郎御大が占めていて、役名が「サムライ」の上にそもそも制作者はサムライとナイフ投げの区別もついていなくて、さらにその御大が唯一のモテ役(!)と、導入部では一方的に笑いがこみ上げてくるのです。どれだけこの後B級ぶりが炸裂するのかという期待すらさせます。ところがところが、その後は、それがいつの間にか払拭されるほど面白いのです。さあこれから現地へ、というところで突然あっさり敵の手に落ちる意表の展開。無言と無音を徹底して進行する車両制圧のスリル。対象の一両だけをそのまま除外する、という手品のような手口の美しさ。そして、あの全部をどうでもよくするような(しかし異様な説得力がある)大団円のオチ!いや、内容は堂々たるA級作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-19 23:42:47)
4.  荒野のガンマン
ウエスタンのくせしてやたらじめじめしていて、しかも登場人物はそれぞれ行動がまったく一貫していない。あまり前後の整合性とかは考えず、撮りたいシーンをとにかく撮っていって強引につなげていったのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-11 02:31:07)
5.  この首一万石 《ネタバレ》 
のんびりした出足でほのぼの進んでいくのかと思ったら、本陣をどっちの藩が取るか、というしょうもない一点と、それをめぐるわずかなすれ違い(権三の到着時のずれ)からいきなりドラマが動き出す(とはいえ、この本陣問題、場面を変えれば今でもありそうだけど)。そこにいろいろ思惑が絡んで、怒濤のラストになだれ込んでいくのです(関西弁を操る相手方の人足頭領がいい味を出しています)。ただ、最後の槍の立ち回りはいらなかったかなあ、せっかくの心理の綾が消えてしまいました。むしろ、権三は結果として容赦なく消されるものの、そこに戻ってきた槍とか奉行とかが絡んでくる、というようにはできなかったのかな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-02 03:24:09)
6.  荒野の七人
実はオリジナルもそんなに好きではないのですが、こっちなら面白いかと思って見始めたものの、やはりそれほどでもなかった。随所に漂うほんわか感というか、間延び感というか、そういったものが、次々に緊張感を削いでいる。そして、1+1+・・・1が、7にしかなっていない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-11-15 22:57:04)
7.  婚期 《ネタバレ》 
登場人物のほとんどが何か性格が歪んでてまともな言動に乏しいのだが、脚本や演技は割とレベルが高いため、さらにモヤモヤ感が増幅されるという、困った作品。大体、若尾文子と野添ひとみを組ませて、あんな最低姉妹コンビをやらせるか。●北林谷栄の婆やの存在感は凄すぎ。あのまま行くと1人で全部持っていってしまうことになるため、後半、その存在意義を孫娘の方にシフトし、かつ出番を削っているのは、正解。●船越英二のダメ夫ぶりもどうしようもないんだが、実は防御力が一番強いのは、こういうタイプだったりして。何を言っても通用しないんだから。●最後、「夫婦は何だかんだあっても、元に戻るものなのだ」という着地も見事(このときの京マチ子の芝居の変化にも注目)。案外、離婚率が増加した現在こそ、こういうテーマが意味を持つんじゃない?
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-24 00:53:46)
8.  好人好日
いかにもほのぼのしてます平和ですって雰囲気を随所で前面に出そうとしていて、それがかえって逆効果なのです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-07-27 21:12:02)
9.  御用金
藩の財政維持のために全員抹殺という無謀な前提の設定はなかなかそそられるのだが、肝心のその後の進行の部分で、登場人物が上手く機能していない。特に、刺客群がきちんとしていないと、主人公の存在感も際立たないと思うのだが・・・。浅丘ルリ子が妙にオーバーアクト気味なのも気になった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-05 23:09:56)
10.  荒野の1ドル銀貨
全体の雰囲気が、ウエスタンにしてはえらくふにゃっとしているというか、なよっとしているというか・・・それならそれに徹したら逆に面白いと思うのですが、何ともどっちつかずで中途半端です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-09 22:33:28)
11.  個人教授 《ネタバレ》 
「ある愛の詩」と並ぶ、ラブロマンス映画の1つの基本型。再見して、2人が恋に落ちるまでのところでも、意外と丁寧にプロセスをたどっているのに気づいた(逆に、その後がえらく早いのですが)。ナタリー・ドロンは、美人すぎないところがいい。いかにも身の周りのどこかにいそうな、そこそこの生活感を漂わせている。男の子の方は演技下手だと前は思っていたが、よく見たら途中からは結構いい顔してるじゃん。全体的にあっさり風味で、男の子のぎらぎらする熱情とか、女性側の戸惑いや迷いとかをもう少し見たかった気はするけど。
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-30 03:00:34)
12.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 
二重スパイもどきの行動であるとか、ボコボコにされてる時間が妙に長かったりとか、インチキ防弾板とか、主人公のすることがいちいち格好良くないのです。と、最初見たときは思っていたのですが、全体としてチマチマした狭い世界に、各登場人物の情念をぎゅっと押し込んだような形に、実は味わいがあったのですね。つまり、タイトルからイケイケのヒーローを想像してはいけないのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-01-20 03:16:41)
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