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まぶぜたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 178
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/mabuse-tarou/
自己紹介 人にはそれぞれ言い分があるのです 。

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1.  コラテラル
「仕事に対しプライドを持っている」と判断した殺し屋は、タクシーの運転手をパートナーに選ぶ。しかし運転手はただの夢想家であり、殺し屋は「人間としての何かが根本的に欠けている」。この二人が単なる善悪におさまらない倒錯的な関係を結んでいく。支配する者、される者の関係が微妙に崩れ、互いが互いを教育しあい、時には支配される者が支配する者を演じることとなる。そして、運転席と後部座席に離れていた二人は、「これが仕事だ」と叫びながら、まるで鏡を挟んだかのように対峙する。■シリアルキラーと刑事、ギャングのボスと刑事、そして殺し屋とタクシーの運転手。対立する人間同士が鏡を挟んで向き合うこと。■プロの殺し屋のくせにミスが多い、というシナリオの弱点などどうでもよい。そのスリリングな関係だけを見つめていればいいのだ、と思う。■それよりなにより、運転手の生活を冒頭数分で描ききる演出や、女検事との車中での会話や、赤外線をチェックする刑事の小さな芝居や、ぼろアパートの一室から見える室内の風情や、どちらの地下鉄に乗ったのかを迷う数分の間や、停車駅での見事なカッティングや、「裏窓」的サスペンスや、銃の安全装置をはずす芝居やらなんやらを見つめ、魅了されれば、シナリオのミスや(ていうか、プロの殺し屋ならレンタカーを使わないか?んなことハリウッドの百戦錬磨たちがとうに気づいてるだろ)、つまらない現実との齟齬なんぞ、どーでもいい。だってこれはファンタジーなんだもん。■タクシーの運転手は、都会に住むコヨーテの姿にはじめて気づいたのだ、きっと。
10点(2004-12-02 00:51:06)(良:4票)
2.  コヨーテ・アグリー
とりあえず映画の基本ラインは、昔の映画からひっぱってくる。それをテキトーに現代風に直す。この映画では「コヨーテアグリー」ってバーがきゃっちーだから、それを入れとく。ホッケーがキャッチーぽいのと同じ理由。明るいだけだとただの馬鹿だから、適度に悩んだり、適度に深刻ぶったりするシーンもいれとく。もちろん、映画全体の明るさを損なわない程度に。「等身大の彼女たちがいる」なんて言われそうだし。そんで、テキトーな役者を見つけ、プロデューサーが手をつけたモデルを傍役においとく。あとは、ロケセットにカメラを三台回して1シーン撮る。どこにカメラを据えようか、なんて考えないで、照明も満遍なく当てとけばいい。でも、少しはキャッチーでおしゃれなカメラワークを1シーンくらい入れといたほうがいいかもしれない。あとは三台分のカメラがまわしたフィルムを、お話がわかるようにつなげばOK!こんなもんは「映画」ではない。ただの「糞」だ。こんなもんを見て喜んでるなら、テレビドラマを見ればいいのに、と思う。ただだし。
0点(2004-02-22 03:38:43)
3.  ゴースト・オブ・マーズ
「カズゥー柔術 (青帯)」さんのコメントに付け加えることは何もない。そーゆーことです。この映画の「無茶苦茶」は確信犯だし、その「無茶苦茶」の果てに、原初的な「映画」の核が見え隠れしてるってのが、カーペンターのすごいところ。普通に面白いアクション映画や、普通につまんないアクション映画は山ほどあるが、こんな映画は、そう、ない。それだけでも立派だ。最後の歩きは泣くでしょ、ふつー。去年の私のベスト1でしたが、何か。
10点(2003-12-11 11:34:19)
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