1. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 事前情報を入れていなかったので戦後を舞台にしたストーリーとは知らなかった、「何だ現代劇じゃなく過去が舞台か…怪獣ものとしては感情移入し辛いし臨場感にも欠けるな」なんて思考がよぎったがそんな考えはすぐに吹っ飛ぶ。 まず圧倒されたのがゴジラの存在感、カメラが近く目の前に迫ってくるような驚愕の映像に目を奪われる、 そして物語、元特攻隊員の苦悩を描く戦争ドラマとしても充分な見応えがあり、その人間ドラマに引き込まれたところにゴジラが襲来してくるものだから恐怖感は倍増、破壊と暴虐の限りを尽くすゴジラが圧巻の映像と相まって怖い、恐い。 そんな中ゴジラのテーマが厳かに流れ出し気分はもう最高潮、高揚感と恐怖感といった相反しそうな感情の波に飲み込まれしばらく呆然としてしまった。 いや本当に凄いの一言、想像していた3倍いや5倍は楽しめた、観に行こうかどうか二の足を踏んでいたのが馬鹿馬鹿しくなる、映画館でこの迫力と感動を味わえたことが今は嬉しい。 [映画館(邦画)] 9点(2023-12-06 07:45:25)(良:1票) |