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1.  妹の恋人
ジョニー・デップの、この物憂げな雰囲気っていうのは、デップならではだなぁ。主演はアイダン・クインのはずなんだけど、主役はやっぱりジョニデだったな。精神障害者っぽさでは、主演の女優よりも、余程デップの方が知恵遅れっぽくて、それが逆に、「コメディアンの才能」を引き立ている。だからどうという映画ではないんだけど、ジョニデって、やっぱり雰囲気のある役者だなぁ。アイダン・クインがかすむわけではないんだけど、ジュリアン・ムーアも悪くはないんだけど、この二人に、もうひと押し欲しかったかも。可愛い映画だった。
7点(2003-03-23 21:29:01)
2.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
本作を象徴しているのは、ダンスト=クローディアの「私達の絆は憎しみね」の科白である。先ず、原作者アン・ライスに「彼程この役に似合わない役者は天国にも地獄にもいない」と攻撃されてしまったクルーズ=レスタトの過熱気味に入り捲くった気合い(役者の自負があれば当然だろうが)、女優としてのステップ・アップへの野心満々のダンストの漲る気迫(当時12歳だ、これで)、そして、撮影開始当初からクルーズに張り合われた挙句に、徹頭徹尾慢性鬱病の役にうんざりしていたピット=ルイ(何しろルイが面白げに笑うシーンは、たった1シーンで、それもほんの少し笑うだけというのでは、うんざりもするだろうが)という有り様だが、彼らの精神状態は、図らずもキャラクターの持ち味を存分に活かし、皮肉な相乗効果となっている。観る側が、ルイよりもクローディアやレスタトに共鳴するのは、仕方がない。「自分に合わない世の中なんざ、ブチ壊してやりたい!!」とは、人の素直な欲求というものだが、大方は切れることなく、うんざりする世の中に対して、時に愚痴り、時に癇癪を起こしながらも、精々飄々と生きるのが常で、ルイには同族嫌悪を抱くしかない。とはいえ、なんだかんだと愚痴りながら飄々と生きてきたルイは世渡り上手というもので、レスタトやらアーマンドやらの古豪吸血鬼がルイを欲しがる理由も分かるというものだ。それにしても、「いい加減に止めてくれよ」と言いたいだろう賛辞「君は美しい」を連発され、相手役をブン殴りたい気分だっただろうブラッド(とはいえ、美しい形容をされて笑っちゃわない男優は、そうは転がっていない)は、シアター全焼シーンでは、それなりにストレスを発散させていたようだ。いずれにせよ、このルイ役で溜めたストレスが「セブン」や「12モンキーズ」のピットの熱演・怪演を生んだのだとすれば、満更無駄な役ではなかったのだろう。
7点(2002-11-06 00:37:48)
3.  イグジステンズ
これ、ねぇ。実は、「マトリックスの哲学」って本の中で、とあるフェミニストの女性が、『「マトリックス」より遥かに秀逸』とか言ってたから、つい見てしまったのよね。でも、正直なとこ、「よくも、こんなもの見せてくれたな!!」って感じだった。言いたいことは分かる。リアルとバーチャルの混乱というか、混同というか。ゲーム世代の若者の陥る狂乱というか。それは分かるけど、いかんせん、生理的に気持ちが悪過ぎる。まるで子宮を思わせるゲーム機も、だったら背中じゃなく、いっそ素直に臍に突っ込めば?って感じで、ムカつく。ジュードの魅力も持ち味も、ドロッとしたグロテスクな画面に沈んでいく一方で、ラストの見せ場も、単にヒステリックなだけに終わってて、気の毒としか思えなかった。でも、吐き気を覚えるような生理的な気色の悪さは、強烈だった。あそこまで徹底すれば、確かに脳裏に焼き付く。
4点(2004-02-23 23:50:08)
4.  イギリスから来た男
「トラフィック」の縮小版? それとも、前哨版? 色使いはソバーダーグだなぁとは思うけど、これから!という時の外し具合もソバーダーグだった。銃撃戦の展開も、どっかのサスペンス劇場じゃないんだからさぁと思ったくらい、安易。現在進行形の映像の中に入るトーンを落としたフラッシュバックは、観てて、市川崑の作品を思い出したけど、市川作品の方が洗練されていると感じた。実際、途中で、「犬神家の一族」が観たくなったくらいだ。テレンス・スタンプの演技も、淡々とした渋さは感じるけど、感情移入出来るほどのものではなかった。女優はって、この作品に、女はいらないだろ。ハードボイルドに徹した方がまだマシ。
3点(2003-04-02 22:33:51)
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