1. 生きる
日本映画の中でとても心に残った作品の一つ。なんかもう言葉では言い表せません、この気持ちは。…かなり細かいことだけど、志村は「♪明日という日の ないものを」と歌った箇所、実際は「明日の月日は ないものを」で微妙に間違ってる。 9点(2004-09-24 00:59:58) |
2. いとこ同志
主人公シャルルに非常に親近感を覚えました。クソ真面目で、要領が悪く、周りの要領のいい奴を妬ましく思うところなんか、とても他人とは思えません。それなので、報われないラストが残念でした。そういった訳で、非常に印象に残っている作品です。主演のジェラールブラン自体も気に入ったのですが、あまり多くの作品には出ていないのが残念です。 6点(2004-01-15 23:37:53) |
3. 生きてこそ
希望を捨てずに生きようとする彼らの姿がとにかく印象的です。ラスト、家族との再会の場面も描かずに、彼らを悲惨な目に合わせた、美しいアンデスの雪山とそこにかかる『アヴェ・マリア』…。涙が流れました。彼らの家族たちの心配している場面を描かずに、ひたすら彼らを撮り続けるので、緊張のしっぱなしでした。カトリック色が強いですが、それほど違和感は感じませんでした。 8点(2004-01-06 08:53:56) |
4. 家路(2001)
会話している人を直接映さなかったりする、独特のカメラワークが印象的です。ストーリは難解な部分があり、祖父と孫のふれあいを描いた感動的なものを期待すると、がっかりすると思います。『老い』をひたすらリアルに描いた作品です。自分には難解で少しついていけませんでした。 2点(2003-12-20 03:38:30) |
5. イル・ポスティーノ
レンタル屋で見知らぬ人が「これ、よかったよー」話しているのを聞いてしまったので借りてみました。最後にいきなり主人公マリオが亡くなってしまったことに驚いた他は、特に事件もなく、ゆっくり和やかな内容でした。何の取り柄もないさえない男が、一生懸命に女性にアプローチをする姿がとてもほほえましく良かったです。主演の男性の話し方はとても独特で良い味が出ているので、字幕の方で見るほうが良いと思います。「撮影終了後に急死」という情報を知ってから見ると、感動度が大分変わると思います。 5点(2003-12-17 01:34:56) |
6. 偽りのプロフィール<TVM>
前半は前夫からの執拗な嫌がらせ、後半は愛息子の誘拐が問題になっていく二時間ドラマ的ストーリーでした。途中まで駄目親父だった前夫が、後半は打って変わって敏腕警察官に早代わりするのがすごい。二転三転するストーリは意外性を狙っているんだろうけど、あまりの立場逆転と強引な真相に少し興醒めでした。ちなみにこの作品はテレビ用映画です。 3点(2003-10-29 02:12:54) |
7. インディアナポリスの夏/青春の傷痕
かなり眠かった青春映画。配役は上手いと思うし、俳優達も個性的で良い。けれど肝心のストーリーが盛り上がりに欠け、とても退屈。というか、一貫してまとまりのない話の連続だったように思う。ベンアフレックはやたら日本を誉めていたけど、娼婦が最高っていうのはちょっと嬉しくないかも…。 1点(2003-10-22 22:34:20) |
8. 依頼人(1994)
面白くなりそうで、そうでもなかった。終始、早くFBIに全部白状すればいいのに…と思いながら見てた。それに主役の少年自体あまり好きになれなかった。あと『ザ・ファーム』を見て思ったんだけど、証人保護プログラムって考え方によっては不幸なんじゃ…。 4点(2003-04-21 22:09:08) |