1. インデペンデンス・デイ: リサージェンス
《ネタバレ》 楽しみしていたのに、途中眠りそうになりました。アイデアがない。中国を意識しすぎ。あっけない。例えば、味方の白い球体から、ザ‐ピーナッツのような妖精がでてきてモスラみたいな怪獣を呼び出し、戦う。相手の女王蜂(間違えた?!)は、口からレーザー光線を出し、見ていられないとゴジラが出現。怪獣大戦争だ。あれ、映画が違うような気がする。 [映画館(字幕)] 3点(2016-07-16 19:26:06)(笑:1票) |
2. インセプション
《ネタバレ》 本当は「ヒックとドラゴン」を見ようと思ったのだが、夜やっている映画館が近くにないことに気が付いて、この映画を見ることにした。さて、この映画、いくつかの疑問がある。夢の中で年をとるのか、とらないのか? デカプリオは奥さんと何度も深い深い階層に入って行き、何十年も愛し合った。もしかすると、何百年も経験しているかもしれない。その間は、年はとっていないと解釈していた。そして、奥さんはその夢の世界から戻りたくないと言い出す。それを解決させるために、奥さんにインセプションする。夢から覚める為に死ななければいけないと。そして現世でもそうしてしまう。しかし、ミッションの中で渡辺謙を助けに行ったデカプリオが会うのが年老いた渡辺謙。はてどっちなのだ? この映画はとても哲学的(論理的)じゃなく、情緒的なような気がする。今生きている世界も、夢と違わないことが多々ある。例えば、家を購入しようとせっせと借金をする。しかし、借家に住もうが家を購入して住もうが、真実はどちらも借り物だということだ。自分の持ち物と錯覚しているだけとも言える。(死んでまで家を持って行けないし、子供達もほとんどが住まない。)ある俳優が言っていた。自分という演技者がこれからどういうシナリオでエンディングを迎えるのか? これが楽しみで仕方ないと。また、デカプリオの子供たちの様子をみている(全然大きくなっていない)と、この映画はほんの数ヶ月の出来事のように思える(もしかすると3ヶ月ぐらい。もしかして夢?)。意欲的な作品ではある。 [映画館(字幕)] 7点(2010-09-02 18:07:09) |
3. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 人をハッピーにさせる映画は、評価できる。元妻とのセックスに「No」と言ったのはとても好感が持てる。チェルシーのテリーよ、見習ってほしかったなあ。彼女を本気で愛しているから断ったのだ。 ただ、もうちょっと笑える所を増やした方がいいと思ったのと、もうちょっとSexyさがあってもよかったと思う。特に、雨の中で自分よりも彼女を守ってあげて、恋から愛に変わったと彼女が言ったときに、もっとやってもよかったのでないかと思った。(特に彼女のヌードが見られたらすごくよかったのに。)また、重役の方へ抜擢されて、もっと大きな「YES」を見たいとも思った。例えば、サムソンがそこに工場を出そうとして、どの銀行から融資をしてもらうか検討しているところに、彼が来て、彼らが韓国語で内緒話をしているとそれに割って話してくるのが彼。そしたら、なんとその中の一番気むずかしそうな韓国人の妹が、あのブライダルの韓国女性という展開なんかもいいかもしれないと想像していた。 人はなかなか変われないものだ。それを「YES」というキーワードで変えていくのはすばらしい。 [DVD(字幕)] 8点(2010-03-04 20:54:03) |
4. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 親戚に聞いたら、評判が良くなかった。しかし、このサイトではそこそこの評価。以前、「未来世紀ブラジル」を見て感動した時、兄弟に言って、見に行った感想が「最悪」だった。モンティーパイソンを知らないんじゃ仕方ないか、と思った。この映画にも同じようなニオイがする。私にはとても楽しめた。酒場での緊張感なんか最高だ。ところで、なぜ今ナチの映画なのかと考えてみた。それは、第2次世界大戦の時に、憎しみからは何も生まないことをあれほど学んだはずなのに、今の世の中を見ていると、憎しみが充満している。テロもそうだし、金持ちと貧乏人の格差もそうだ。タイガーウッズに対する報道にもなにか憎しみ(すごい金持ちがあんな事しちゃダメだよ)を感じる。自分さえ良ければいいという風潮は、憎しみを増幅させる。この映画にはそんな警告を感じた。だから、復讐心に燃える彼女も死んだ。最初の場面、ユダヤ人をかくまっていた男が自分たちを守る都合で、吐露した場面も自分さえ良ければよいという感じを受ける。中途半端な愛はぜんぜん役に立たないと言われているようで感心した。また、ランダ大佐は自分さえ良ければいいというキワミである。命をはったバスターズはさすがだなあ。 [映画館(字幕)] 8点(2009-12-11 09:13:49) |
5. インベージョン
《ネタバレ》 この映画は、「いままでの宇宙からの生物(細菌)が体をのっとる映画」としては違うものを作りたかったんだろうと思います。つまり、日常の中にある恐怖を描きたかったと思います。(人間の本能は戦うことにあるなど) 視点は良いと思うのですが、それならば、もうちょっと違う描き方があったように思います。また、私としては「遊星からの物体X(The thing)」「ヒドゥン」など宇宙から来る生物が体をのっとる映画は好きで、それを期待したのですが、それとは違いました。しかし、サスペンス的な緊張感はあったと思います。もっともっと内容を練ったら、良い作品になるのではないかと期待できるものですが、今の段階では4点ぐらいです。しかし、セクシーなニコール・キッドマンに1点あげたいと思わせた演技でした。不満な点としては、宇宙生物に体をのっとられた人が、正常に戻るのはどうも納得がいきません。免疫力をつけるのは良いのですが、やはり、のっとられた人は宇宙人ですから、自分たちの繁栄を目指すはずです。人間との共存を望まないと思います。終わり方が特に悪いと思った作品でした。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 15:03:06) |