1. 息もできない
革新的な内容ではないが、非常によくまとまっていると思う。良質なドラマとしておすすめできる。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-03 22:11:42) |
2. 硫黄島からの手紙
無難にまとまっている。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-17 00:11:13) |
3. イン・ハー・シューズ
役者の演技を観るだけでも楽しめる。キャメロンのああいう役は言わずもがな、トニ・コレットもうまい。コミカルかつシニカルなセリフが小気味良い。ストーリーとしては別にどうっていうことはないが、教授と詩を読むシーンが最高。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-14 11:10:44) |
4. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 オープニングの緊張感は最高。あの勿体ぶった長ゼリフなんかもタランティーノっぽくてすごく良かったです。でもみおわってみると、意外と無難にまとめたな、という印象。大風呂敷を広げて、バスターズの活躍やもう一つのストーリーとの壮大な絡みを期待したのですが、こぢんまりとしてしまいました。でもそういう意味でなかなか観やすい映画になっていると思います。ただもっとやり過ぎ感があったほうがタランティーノらしくて好き。残酷なまでの痛快さは伝わりました。ただ多くのレビュアーが指摘するように、バスターズの印象が相当薄いことと、二つのエピソードの絡みがいまいちなことがマイナス要素。ただ全体のバランスの良さはかなりいいと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-06 21:57:34) |
5. インビクタス/負けざる者たち
《ネタバレ》 スローモーションだの幻影だのベタベタであざとい演出ばかりだったにも関わらず泣きそうになります。イーストウッドの手のひらで踊らされているよう。結果ももう分かり切ってるのに、そこへ到達するまでの展開がやはり上手いんだろうなぁ。ここまで露骨な演出をするとは思わなかったのでかなり意外でしたが、それが効果的。 完璧なエンターテイメントに仕上がっています。とはいえ、イーストウッドお得意の大俯瞰も随所に有って、らしさも伺えます。すげーやつです、イーストウッド。 [映画館(字幕)] 7点(2010-02-15 21:15:14)(良:1票) |
6. 犬猫
「人のセックスを笑うな」を観てからこれを観たのですが、二作品目になると何となくこの監督の趣向が見えてきますね。 手すりから降りるシーンはほんと素晴らしい。こういう演出大好きです。こぢんまりさが逆に日常的で、間の長く見えるカット割りも効果的だったと思います。 映画らしい映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-18 20:26:00) |
7. インランド・エンパイア
正に「三時間の陶酔」。リンチ作品では毎回のことですが、理解しようと思ってもすぐにそんなことが無意味だと分かります。三回くらい観ないとだめですね。観るのではなく感じる作品です。 いやーすごいわ。秩序と無秩序の間というか、混沌。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-03 18:51:08) |
8. いつか読書する日
理解できないシーンは多数ありましたが、昨今の高校生や若い男女の病気や安易な死、セックスを扱ったテーマよりもよっぽどリアリティと感情が伝わってきました。まさに「純愛」です。無表情の中の表情を見せる田中裕子素晴らしかったです。 しかしストーリーにやや無理な部分と、理解できない部分というか共感できない部分がありました。 [地上波(邦画)] 7点(2007-11-12 22:13:37) |