1. イントゥ・ザ・ストーム
《ネタバレ》 ハリウッドは年に数回はこういう映画を撮らないといけない、という契約でもあるかの様な、まぁ『ど定番』なお約束映画。『ファイナル・デッドブリッジ』の監督サンですからね、そのオープニングの橋崩落シーンの出来の良さと同じく、見所は粗さのないCG竜巻のシーンのみ。映像も然ることながら、音響も中々。ここはやはり家で良いサラウンドアンプを使ったとしても、映画館でしか感じられない部分だと思います。が、ドラマ部分なんてまぁホントお約束もいいとこで、見てられないし、見ててもあくびが出る。(竜巻追っかけ隊のピートはやっぱりお約束通り、オイシイとこ持っていきましたしね。)一人称による主観や固定のカメラ映像、防犯カメラやニュースのライブ映像なんかを使う事を演出の切り口にして、ドキュメンタリー風のリアリティある映像にしようというのは良いとしても、要はその演出が下手だし単調。(まぁそれだと単調にならざるを得ない)だからドラマ部分はこうする事で演出に気を使わなくていい、という、はなっから逃げてるな、という感じすらありました。ま、竜巻映画なんで、映画館でその竜巻にだけ圧倒されて下さい。余談ですが、リチャード・アーミテージさん、ウルヴァリンに良く似てますねぇ。 [映画館(字幕)] 5点(2014-08-26 13:00:52) |