1. 生きる
歴史的な作品に臨む場合には、どういうスタンスに立つかで評価が変化してしまいます。当時の技術水準や文化的背景を基準とするのか、現代に生きている自分が現在存在する数多の作品の一つとして鑑賞するという立場に立つのか。私は後者です。 手元の自分の記録では、26年前に見た時には最高点を付けています。今回は、そうは感動しませんでした。良く出来たプロットだとは思いますが、あっさりとまとまり過ぎと思えました。物語の規模が小さいのも痛いところですし、予定調和的に進行してしまうことにも物足りなさを感じます。過去のメモでさえ「ステレオタイプ」「技術的に稚拙」とあります。 映画の水準がどんどん向上し、それを数千本鑑賞してしまった後では高い評価を出せなくても無理はないでしょう。 まあ、初心に帰る的な意義はあると思います。 [地上波(邦画)] 6点(2025-04-03 12:00:56)★《新規》★ |