1. 櫻の園 -さくらのその- (2008)
《ネタバレ》 女優というかタレント女子たちの演技はどうにもこうにも学芸会な雰囲気で、福田沙紀の目のデカさばかりが印象に残った映画。原作・旧作を観ぬままいきなりこれを観てしまったので作品として評価しにくいが、櫻の園と聞いてこの映画を思い出す、という状況は早めに何とかした方がよいのだろうか?見所は、話が進んでもなかなか散らずにやたら長持ちする満開の桜景色。というわけで桜と若手タレントを一緒に愛でる男子向けお花見映画として需要があるかと。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-29 14:43:23) |
2. サンシャイン・クリーニング
丁寧とは言い難い出来ではあるが、思うようにならない人生を、汚れ仕事をしつつも地道に歩む人を描くこういった作品はとても好きなジャンル。エイミー・アダムスは某ディズニー映画では若作り空回り的な痛さがやや鼻についたが、こういう役どころだと素直にその不器用さを応援したくなってくる不思議。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-30 23:11:47) |
3. サイン
《ネタバレ》 昔テレビでやってた宇宙人特番と同じぐらいのドキドキ感&ガッカリ感。水の惑星に何しに来たんだ彼らは。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-08-14 00:47:03) |
4. サイン・オブ・デス
序盤に大風呂敷広げちゃったせいで、エンディングのちいさーくまとめちゃったね感が際だってしまって残念。詩人が予言を告げるような中世っぽい演出は舞台ぽくて面白かった。寒色系に傾いた映像はなかなかスタイリッシュで、嫌いじゃない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-11 14:31:07) |
5. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 フリーマンのナレーションで始まる冒頭10数分で残りの展開が見えてしまうタイプの作品。本当に想像通りに話が進んで意外性が全然無かったのだが、最後の最後になって意外な人物の活躍でおおっと身を乗り出した。そのラストも含め、結局は最高の人生は金と地位次第、という短絡的なアメリカンドリームを最大限美化しているとも言えるのだが、究極の美女とのキスシーンと律儀な彼の粋な計らいに免じて7点献上。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-11 00:42:17) |
6. サムサッカー
ぶっちゃけ、私の娘がそろそろ中学に上がろうってのに指しゃぶりやめられないんですわ。そんな彼女の気持ちに寄り添えるかも、いや、あわよくば本人がやめるきっかけになってはくれまいか・・・という非常に不純な動機で観ました。全然予備知識無しでタイトルだけで録画したので意外に豪華キャストだったのにびっくり。内容も丁寧な展開でなかなか良かった。が!!いかんせん主人公の少年のキャラがキモすぎて撃沈。要するにこれが「大きくなっても指しゃぶりをやめられない人」のイメージなのねーと痛い納得。なんか本人落ち込みそうで娘に見せるのはやめました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-27 16:01:20) |
7. THE 有頂天ホテル
芝居だったら無茶な展開もそれなりに楽しめたのかも知れないけど…映画で観るには無理のありすぎるストーリーだった。フジテレビ臭がプンプンしてますが、豪華ゲスト目白押しのバラエティ番組だと思えばいいのか。人気役者を集めて端から宴会芸を披露させているような下らなさ。興ざめでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-07-23 11:53:43) |
8. サウスバウンド
《ネタバレ》 こんな父親がいたら子供はすごい迷惑。それでも思春期の子供達が誰もグレることなく最終的には受け入れていくようになるのは、誰よりも夫を信じる母のゆるぎない姿勢を見ているから。要するに夫婦が大丈夫なら家族も大丈夫、ということか。夫婦よりも親子関係が優先されがちな日本の家庭にとっては案外大事なメッセージかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-04-27 16:43:00) |
9. さくらん
大人の女同士のパジャマパーティでのにぎやかしBGVに最適。内容云々するよりも、極彩色の綺麗な映像と刺激的な音楽と美女とイケメン(またはジジイ)の濡れ場にキャーキャー騒ぎながら観るのにもってこい。ストーリーに目新しさが無いぶん、気負い無く流し見できます。 そういう映画の愉しみ方もありだと思えば、まさにうってつけの作品。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-25 16:18:26) |
10. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 ポップで小洒落たおバカ映画かと思いきや、意外と「ええ話」で良い意味で予想を裏切られた。筋金入りのろくでなしジジイのロイヤルが、急に父親然としたキャラに変わるのはちょっと無理があったが、ストーリーのまとまりとしては悪くなかったと思う。激ダサスレスレのエキセントリックなキャラクター設定・細部の小物まで凝った映像・小ネタ満載の演出等、センスが良くて眺めているだけで楽しめた。BGMも憎らしいほどいいところついてる。9点あげたいぐらい気に入ったのだが、子ども達の愛犬が非業の死を遂げたのにあっさりその場で新しい犬が供されるのはかなり不快だったのでマイナス3点。 7点(2004-11-07 01:18:57) |
11. サウンド・オブ・サイレンス(2001)
《ネタバレ》 私もタイトルと予告編でかなり期待してしまったクチ。「羊たちの沈黙」のような緊迫したカウンセリングシーンがあるのかと思いきや、意外とあっさり心を開く少女にあらら?しかしエリザベス悲惨だな。馬鹿なチンピラ男を父親に持ったばかりにこんな目にあって、それでも娘には優しかった父の思い出に捕らわれてつらい状態から抜け出せないなんて。母親の存在を全く感じさせないのがさらに痛々しかった。悪役は手の込んだことをする割にかなりマヌケで今ひとつ緊迫感に欠ける。ブリタニー・マーフィは先が楽しみな美人で演技も良し!でも幼児時代のイモっぽいそばかす顔はどうみても思いっきり別人に見えた。もっと「らしい」子役いなかったのー? 5点(2004-11-06 06:44:19)(良:1票) |
12. サイドウォーク・オブ・ニューヨーク
見事にいい男が出てこない映画だ。唯一マシなのが一人いるが、監督・脚本も手がけたバーンズが演じているのに中途半端な印象しか残らない。情けない男ワーストワンはグリフィンに決定!彼を中心に観るととかなり笑えるコメディとして楽しめる。占いのメッセージが出来すぎで興ざめ。でも哀しいかな、既婚女性陣の姿にはかなり共感してしまったので5点献上。 5点(2004-10-12 02:43:42) |