1. サマータイムマシン・ブルース
世紀の大発明、タイムマシンを使ってまずすることが「クーラーのリモコンが壊れる前の昨日へ戻ってリモコンをゲット!」という、えらくスケールの小さい目的に苦笑。画面二分割などの映画ではあまり使わない手段を用いて「昨日」と「今日」を同時進行させる演出も新鮮。各キャストのキャラ立ちとストーリーの面白さも相俟って、楽しい作品です。本広監督、最近「踊る~」関連で評価を下げていたのですが、この作品に関してはよくぞやってくれた!という感じ。原作は舞台の芝居ということで、そちらのほうも機会があれば観てみたいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-09-09 18:00:23) |
2. THE 有頂天ホテル
下でも書いている方がいましたが、私もチュンソフトの名作サウンドノベル『街』を思い出しながら観ていました。三谷幸喜はこういう「閉ざされた空間」での「群像劇」がやっぱり得意なんだな~と実感。一方で、観た後で何も残らないという印象を受けたのも事実でした。これはまあこういう作りだから仕方ないのかな、とは思います。キャストは新選組!チームの同窓会であるがごときの充実度。個人的には津川&近藤のエルフな耳に絶句(笑) [DVD(邦画)] 7点(2006-09-09 16:56:25) |
3. サイン
宇宙人の侵略というサスペンスに期待して観た分には肩透かし。だが、信仰を失った元牧師とその家庭の失われた絆が再び蘇るというヒューマンドラマ的側面に関しては納得の行くデキ。ただ、後者のテーマは別に宇宙人侵略という物騒なモノと結びつけなくても描けると思う。それにしてもシャマラン監督って「水」をキーワードにするのが好きだよね・・・。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-09 16:28:24) |
4. サンキュー、ボーイズ
ああいう家庭環境で素直に育ったジェイソンって結構凄いかも。個人的には何だかんだ言いながらも一人娘とそれに関わる人々のために奔走するお父さんがいい味出していたと思います。結局、親にとってはいくつになっても自分の子供は子供のままってことなんですね。 [地上波(字幕)] 6点(2005-12-18 22:24:52) |
5. 最後の恋のはじめ方
ストレートなラブストーリーで面白かった!ウィル・スミスはコメディも出来る俳優だったんですね。↓の皆さんも言われていますが、アルバートとセレブ女優さんの絡みが最高。思わず応援したくなっちゃいます。デートムービーには最適かな。 [映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 12:10:05) |
6. サクラ大戦 活動写真
《ネタバレ》 あくまでも「サクラ大戦」シリーズのファンに向けての映画。登場人物もほぼ揃い踏みでそれなりに出番もあるので、各キャラのファンにとっては嬉しいでしょう。ただ、そんな中で劇場版の新キャラクターであるラチェットの存在があまりにも薄い。花組に入っても普段はあまり波風立てないので表向き不協和音の描写がなされていなかったし、そんな彼女が過去に何があったのかを明かすシーンも観客側に提示されることはこれといってなし。だから織姫がラチェットを制して飛び出したりする場面でもこちらとしては「なんで急に?」みたいな感想を抱いてしまいます。それはクライマックスの舞台でいきなりアドリブで心理劇をやり出すのも同じこと。もっと彼女を前面に押し出して物語を進めていけば、最後盛り上がったと思うのですが・・・。私はこのシリーズのファンですが、敢えて厳しめに5点を付けさせていただきます。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-06-12 21:11:31)(良:1票) |