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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 350
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

ようやく350本目のレビューですよ。
レビュアーの皆様本当凄い。

来年もよろしくお願いいたします。
ちょっと早いですが良い映画ライフを!

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1.  残酷ドラゴン/血斗竜門の宿 《ネタバレ》 
この度ようやく4Kデジタル修復・映画館上映。そう今のCG溢れた映像表現・アクションシーンの進化においてこの作品は通過点でしかなく古臭さすら感じてしまうかも。だがそれをカバーするだけの緊迫感/演出力と手作り感溢れるこの作品が好きだ。特に関係者が龍門客棧に集まってくる冒頭シーンは、後々のカンフーアクションの教科書になったのではないかという位のお約束であふれてる。そしてアクション映画には魅力的な悪役(パイ・イン)がいるだけでいいのだ、と改めて感じさせてくれる一本。(ちなみにリメイク版「ドラゴン・イン/新龍門客棧」での悪役ドニー・イエンは極私的彼の最高悪役と思っております)
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-26 13:42:04)
2.  真田風雲録 《ネタバレ》 
この時代劇に「爽快感」などを期待してはいけない。真田幸村/猿飛佐助で加藤泰+中村錦之助なんだから「風と女と旅鴉(58)」「瞼の母(62)」を期待していた観客からすればなんだこりゃ、であり関西では上映6日間で打ち切られたという失敗作であったのもむべなるかなである。ただしこの作品が現在まで残っているのはそんな「どっちらけ」感によるものだったのだなぁと思っている次第。福田善之原作の脚本を読了する機会があり基本は60年代学生運動の風刺=どんなに立派な理想論/イデオロギーを掲げても結局人間の欲望に挫けてしまう現実+若者の情熱を悪用する偽善者たる大人たちという主題は変わらないのだが、若者のエネルギー=狂騒感溢れる馬鹿馬鹿しさ・くだらなさを存分にフィルムに映し出すことが出来た(ジェリー藤尾やミッキー・カーチス+トッテチッテターな戦争シーン)点で良い映画化なのだろう。さらにこの作品が後世の人々に影響を与えた事実も忘れてはならない。助監督鈴木則文はさることながら勝間田具治は東映アニメ―ション演出家として名匠。さらにもう一人...脚本家福田善之は大河ドラマ脚本(風と雲と虹と)だけでなく出演の経験もあり、大河ドラマ史上脚本・出演した脚本家はこの人と三谷幸喜だけ(wikiより)。...あれ、もしかしたら堺雅人、転んでそのまま槍にグサー、なのかな。加藤泰作品としては中級者におすすめ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-06-26 20:52:25)(良:1票)
3.  さくら隊散る 《ネタバレ》 
ロードショー時に高校生だった私はまったく無知のまま映画館に行ったが、頭をぶん殴られたような衝撃だった。再現フィルムにおける、原爆症で苦しみ亡くなってゆく者たちの様子は実体験者の証言をそのまま再現したものなのであまりにも辛く、スクリーンを直視できなかった。「原爆被害と原爆症の恐ろしさ」という主題に隠れているが、私が思う本作のポイントは「戦時下における演劇界への弾圧/苦難の歴史」。全演劇団体は内閣情報局によって昭和16年に発足された日本移動演劇連盟に強引に加盟させられ、従わない俳優には国内での演劇活動を行う事を禁止する処置を取られてしまった。表向きは「国民生活の精神高揚を目指す為」であったが、実際は政府の言論統制の一環であり「時勢にそぐわない」ものは徹底的に公安局から弾圧・検挙されていたという事実。滝沢修・小沢栄太郎・宇野重吉・杉村春子・河原崎国太郎(物凄い面子だこりゃ)らが語るその経緯は淡々とした口調なだけ、その苦労がすぐに想像できてしまう。丸山定夫と夢を追っていた若者たちは苦しい状況の中で演劇を続けてゆく事に喜びと一抹の希望を持ち、さくら(櫻)隊として地方巡業をしていたのだろう。そこへ昭和20年8月6日がやってくる。広島県出身の新藤監督はその映画人生で戦争が引き起こす悲劇と、その害悪に対して常に糾弾してきた気骨ある方。そんな意図を風化させないためにこの映画は若い人にこそ見て、感じてもらいたい。それが戦争で被害を受けた方・苦しんでいる人への我々の世代が出来ることなのだと信じている。
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-02 14:18:28)(良:1票)
4.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
最後の盛り上がりに至るまでのプロセスがちょっと冗長かな、という気もしないではないがこの一本もやはりクリスマスシーズンお勧めの作品としてお勧めである。アカデミー賞を取った男優グウェンもさることながらここはやはり子役時代のナタリー・ウッド。ちなみに私は人々の持っている優しさや善意の気持ちが「サンタクロース」として具現化されたものと生まれてきてからずーっと信じているので、サンタ居ませんという定説には「ちゃんちゃら可笑しい」と断言する事が出来る。暖かい気持ちを持てばそれは皆サンタクロース。では皆様素敵なクリスマスを!HO-HO-HO!
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-24 18:57:23)
5.  最高殊勲夫人
欧州(イタリア)で監督修行を行ってきた増村。そこでは後年の「人間の自我の強烈さ」を映し出すセンス=全体文化の中での個人主義をスクリーンに焼きつけるすべを学んできただけでなく、イタリア映画的なライトコメディを撮る才覚も身につけてきた。スピード感溢れる演出もさることながらフレームの人間配置も非常に極まっており綺麗である。若尾文子ちゃん〈(様)ではないよ〉・船越英二・宮口精二も良いのですがこの映画のツボは丹阿弥谷津子でしょう。まさに映画的。そうそう、浩!お前ってやつはぁ~羨ましすぎるぞ、本当に!素敵な佳作。
[映画館(邦画)] 8点(2008-11-22 13:25:08)(良:1票)
6.  座頭市物語 《ネタバレ》 
後に続く続編ではまさに超人の域まで達している座頭市であるが、冒頭へっぴり腰で丸太橋を渡る第一作目のこれは全く趣が違う。続編・若しくはリメイク等での彼の振るう剣はまさに爽快感溢れる「正義の鉄槌」(をダーティーたるカツシンが行う所に意味がある)。ところがこの作中の彼の剣には「いじめに対していじめられっ子が突然暴れ出す・反抗」のような陰鬱感がスクリーンから溢れだしているのだ。共に世の中からすね者として扱われている平手造酒との会合。剣を交えて座頭市もまた、自分が斬られてしまいたかったはず。「不知火検校」から続く新しいヒーロー座頭市の誕生(日本の天才俳優・勝新太郎が花開いたきっかけ)、監督三隅そして天知茂の職人的なサポートぶりもさる事ながら個人的には大映映画時代劇を彩った華の一人、万里昌代の代表作として挙げておきたい一本。
[映画館(邦画)] 8点(2008-09-28 17:13:55)(良:1票)
7.  サマーストーリー 《ネタバレ》 
旅の途中で巡り会った若き弁護士の男と農家の娘との「結ばれなかった恋物語」。最初鑑賞した時はあまりにも身勝手な男の考え方に(純愛を貫く娘と比較して)正直評価が低かった。ただ再見してみると、彼らが恋に落ちてゆく課程が丁寧に撮られている事(俗世間溢れた都会から抜け出した青年は美しい農村に滞在することで偽りの「浄化」を感じてしまった点ね)やその当時のイギリス階級社会の枠組みでは結婚なんて絶対に無理であった事、そして社会的な立場を実感しやすかった男とただ恋の情熱に身を任せるだけであった女の違い。男を探しに来た娘に再会するシーンはそんな背景が感じられてとても印象深い。ラスト年を経て再訪問した村で男が知る事実。彼もまた生涯重い罪を背負って年老いていかねばならない現実を痛感させられ少しだけ男に同調してしまった。これ今ではレンタルビデオでも見つからないけど、隠れた恋愛映画の佳品ではないか。基はノーベル賞作家、ゴールズワジーの短編「林檎の木」。これもまた良い本でありますよ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-29 13:35:21)
8.  殺人狂時代(1967) 《ネタバレ》 
喜八エンタテインメント、それはギャング・ウエスタン・ミュージカル・スパイそしてコメディの換骨奪胎化→日本テイストの味付けである。もっとたとえて言うならば高級インド料理で味わうカレーではない、駅の立ち食い蕎麦屋で出されるカレーのような。イタリア料理店で出されるアルデンテのスパゲティが日本に来て明太子と刻みノリとか、納豆のそれになってしまったと考えてくれればよい。でこの作品。これはそんな喜八エンタテインメントの吹っ飛びっぷりが遺憾なく発揮された快作・もとい怪作である。なによりも喜八映画の象徴=天本英世のイメージはこの一本で確定されてしまった。とにかくこの映画は一度鑑賞を始めたら絶対にビデオのストップボタンを押さずに見切るべし。小生熱にやられている上でのレビューだが、真面目な話を。仲代達矢という役者の本質をちゃんとスクリ-ンに映し出したのはやはり小林正樹(「人間の条件」「切腹」)成瀬巳喜男(「女が階段を登る時」)そして喜八であったと思う。黒澤明では決してない。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-28 23:22:51)
9.  殺人者たち
「ダーティハリー」のドン・シーゲルが描き出したハードボイルドな世界!堪りません。この映画で私はリー・マーヴィンにやられました。そして嫌みったらしい大統領、「ビッグ・バッド・ママ」ディッキンソン、寂しいカサヴェテス。良い映画というのは視覚ではなく、雰囲気・空気をいかに生み出すかなのだ。CGではこの雰囲気、出せません事よ。DVD化は目出度い!
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-13 22:12:26)
10.  ザッツ・エンタテインメントPART3 《ネタバレ》 
このシリーズを順番通り見た者がたどり着ける幸せ、というのか。ある意味前2作よりも質は落ちるかもしれないが、「わかる人にはわかる」事にここまで徹してくれるとありがたい。特にジュディのアウトテイク。これ見て何も感じない人はとりあえずミュージカル映画は合わないな、と考えていただければいいのではないだろうか。映画館のスクリーンで見る「Mr.Monotony」、胸いっぱいの感激でありますよ。(といいつつ私のベストはなんと言ってもデビー・レイノルズ!)最後もちゃんと「ザッツ・エンタテインメント(バンド・ワゴンから)」で収まるのも好印象。吹き替えの歌手に光を当て、ショウビジネス界の人種差別に反省の意を示し自分の中では三部作中一番のお気に入り。
[映画館(字幕)] 9点(2006-12-29 23:55:41)
11.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
第二作目は「MGM」という会社の功績にスポットを当てた構成になっているのでアステア&ケリーのダンスを挟みつつも、なんとなく散漫になっちゃったかな、という気がしないでもない。(スペンサー・トレイシーやキャサリン・ヘップバーン「アダム氏とマダム」マルクス兄弟「オペラは踊る」まで使われているもんな)それでも使用されているミュージカル・シーンは目を見張り特に「I Like Myself」(「いつも上天気」ジャン・レノ=レオンが見てたあの映画。DVD化切に希望)」などはアクロバティックなケリーのダンスの集大成である気がする。(だから「ブリガトーン」のダンスはなんとなくアステアと比べてしまい、物足りないんだよなぁ。ま向き不向きの問題なんだけど)
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-29 23:38:37)
12.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
MGMミュージカル・アンソロジー第一作目のこの映画のポイントは誰がなんと言っても「スター」これに尽きる。アステアはある意味別格なのだがやっぱりこの映画会社を支えていたのはケリーとジュディだったのだなぁ、と胸が熱くなる(特にジュディの「愛しいクラーク・ゲイブルさま」は本当に嬉しい)テイラーやシナトラはここではおまけ。やっぱり特筆すべきはエスター・ウイリアムス(水中ダンスのあの絢爛さを見よ!)とかミッキー・ルーニー(ジュディとのお約束「音楽をやるんだ!」カッティングの連続には笑ってしまう)を見て幸せに浸ろう。DVDは私の宝物。でなぜこの映画が9点か、といえばそれはラスト、なぜ「巴里のアメリカ人」なぞを持ってくるんじゃ~!これこそ本当に「ザッツ・エンタテインメント(from バンド・ワゴン)」だろうが! 
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-29 23:22:53)(良:2票)
13.  砂漠の流れ者 《ネタバレ》 
ステラ・スティーブンスはこの映画が撮影された当初、腹を括ってヌードになったにも拘らずそれを汲み取ってくれない、現場ではただ撮影を進めていたペキンパーに対して不満があったそうな。ところが時が経ち改めて映画を見ると「本当に自分のきれいな体に敬意を持ち、スクリーンの上で『聖女』として扱ってくれた」として最大限の感謝を持っているという話を本で読んだ。(アリ・マッグロウ、イセラ・ヴェガと並ぶペキンパー3大聖女と私は名付けたい)この映画を包むのは大いなる「優しさ」と西部劇の持っていた「大らかさ」。だからこそ自動車に引かれて死んでしまう男の最後ですら尊厳さの漂う不思議な映画になったのではないでしょうか。ペキンパー映画の純粋なエッセンス。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-27 11:15:42)(良:2票)
14.  サーカス(1928)
「喜劇役者」チャップリンとしての純粋なエッセンスが一番濃く反映された一本としては間違いなくこれ。しかも白塗りのパントマイム役者が演じるのはサーカスのピエロなのだからインパクトもより一層深まる。どんなに皆を笑わせても主役にはなれないピエロの悲哀を感じさせるラストシーンには浮浪者というより哲人的な達観を感じさせるのが深い。最後にロバ君、君こそスターだ! 
[映画館(字幕)] 10点(2006-06-25 18:12:10)
15.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 
東京物語(1953年)以降の彼の作品については正直安定感はあれども新鮮味に欠ける、過去の作品の焼き直しでしかないくらいの感想でしかなかったが遺作となったこれは別。小津にとっての「スターティング・オーヴァー(J・レノン)」ではないか、この作品で新たなテーマに取り組み示そうとしていた、というのが個人的な私の感想です。同居していた母親を撮影前に亡くし一人になった事で「老いる事の寂しさ」からもう一歩踏み出した、「老人への嫌悪感」を初めて表したのではないかと。「老いる事の寂しさ」は年をとれば誰にでも起こりうる出来事であり、沸きあがる感情で至極当然の事。だが親しい者から「年をとる=嫌らしい」と思われる事についてはまったく想像もつかない事実であり主人公達の心に暗澹たる思いが残ったのではないでしょうか。娘を嫁にやり父親としての勤めは果たしたものの、それでも人生はまだ続く。「お葬式ですか」「まぁ、そんなもんだよ」奥の深いやり取りです。もう少し小津が生きてくれていたら邦画ファンにどんな指標を示してくれてたでしょうか。そして彼自身が評した「一番バッター=岡田茉利子、四番=杉村春子」(「絢爛たる影絵 小津安二郎」高橋 治著より)に加えてこの作品ではたぶん六番くらいの打順にいただろう岩下志麻(美しい、ほんとに)をどこまで格上げすることが出来ただろうか…残念だ。
[映画館(邦画)] 9点(2006-05-14 22:39:56)
16.  叫びとささやき 《ネタバレ》 
ベルイマンの映画の中でも結構わかりやすいのでは、と思いましたが内容はずしんと胸に来る話です。肉体関係を拒絶し、精神的な潤いを求めて苦悩する長女。逆に体の触れ合いに溺れ不倫に走る三女。死を目前にして孤独な状況から逃れたくて今は亡き母親の愛情を求めている次女。そんな苦しみを抱える彼女らに対して神様は沈黙をし応えてくれない。寂しさを埋めあえる姉妹たちであるはずなのに次女が発作を起こしたその瞬間、触れ合いすらも拒絶し直視できない現実。必死に看病をしていた女中の大きな胸につつまれて息を引き取るその姿は聖母マリアの宗教画を想像させ、神の奇跡の存在を感じてしまいました。ところが死後見つかった彼女の日記には過去に長女・三女と一緒にブランコに乗ったという形だけの繋がりを「最高に素晴しい瞬間」と記しているだけで女中への賛辞、感謝などこれっぽっちもなかった、という事実。「女性の魂の奥底はこんな色なのではないか」ということでフェイドイン・アウトに赤色を使用した、というベルイマンの説明ですが女性にも限らず、人間の奥底に潜むどろりとした思いと性質をこれでもか、と見せ付けられへこみました。キリスト教徒では私もありませんのでこのくらいしか理解できませんでしたが、女優の演技も含めて一見の価値ありかと。でも御覚悟を!
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-18 03:32:19)(良:1票)
17.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
ビリー・ワイルダーが「素晴しい才能の持ち主」と称したプレストン・スタージェスは50年代以降映画評論家言うところの「才能の枯渇」に見舞われ、作品的にもこれといった物を残せず人生の幕を閉じました。この話も「レディ・イブ」「モーガンズ・クリークの奇跡」に比べれば正直劣るのですが、それでも私はこの映画が彼の「喜劇作家宣言」として断固応援したい。「総合芸術たる映画は文芸的・社会的であれ」といった世間の見方に対して喜劇は一段低く見られがちな中、コメディ映画監督が社会的な題材に取り組むべく浮浪者となって旅に出る。(原題は「ガリバー旅行記」からの引用ですよね)しかしそこで確認できたのは「人の心に暖かさを与える喜劇だって素晴しい」という再発見=「私はやはりコメディを撮る」なのです。結局彼はルビッチ、キャプラ程の名は残せなかったかもしれませんがその心意気は映画ファンの中に残る。名作です。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-15 20:30:45)
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