1. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 ミリタリー系アクション映画の中では佳作。 ガチガチの硬派というわけでもなく、かといってランボーやコマンドーほど無茶苦茶でもない。 アクションシーンの迫力は高レベル。テンポもよく、観客を飽きさせない作りは好感が持てる。原作はもっと重厚な話だが、映像で伝えられる情報量は限られているので派手な映画にしたのはよい判断だと思う。 ただ少しミリタリーを齧っただけの人間でも突っ込める箇所が多々見受けられたのが残念。 冒頭、主人公が対物ライフルでヘリを狙撃するシーン(お前、二挺もライフル持って行ってるのかよ。観測手はアサルトライフル持ってるし、いらないだろ?)とか、FBIの仲間が狙撃技術をあっという間に習得するとか、ちょっと苦笑してしまった。 大作、名作の類ではないが、ちょっと暇つぶしに見る程度なら充分。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-29 03:38:12) |