1. 3-4X10月
《ネタバレ》 別に特別面白い映画ではないんだけど、全体に漂う枯れた空気感が、何度も観たくなります。ガソリンスタンドでヤクザがイチャモンつけてくるシーンや、バーでマスターがキレるシーンは凄いです。シュールなジョークも笑えます。ただ、沖縄編の後半から武が主人公になっちゃってるのと、沖縄から帰って来てからの流れがちょっと面白くなかった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-11-18 00:23:49) |
2. サイレントヒル
《ネタバレ》 原作のゲームはタイトルすら聞いたことがないという状態で観たのですが、2000年代のホラーの中でもかなりの名作だと思いました。で、気に入ったのでゲームの方も興味をもってやってみました。そしてまたこの映画を観てみると、尚更良い映画だと思いました。原作のタッチを忠実に表現しながらも、映画としての盛り上げ方もうまいと思います。特に人間くん製シーンは中々のショックシーン。結局ゲームシリーズのどの作品より、この映画の方が衝撃的でした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-14 21:55:36) |
3. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 面白かった。かなりエンターテイメントしてて楽しめました。血の量も丁度良い感じです。賭博でイカサマやってる奴の手を切り落としてからの、皆殺しシーンがべらぼうに格好良かった。 [DVD(邦画)] 8点(2010-11-11 11:37:57) |
4. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009)
《ネタバレ》 「ランド・オブ・ザ・デッド」でゾンビが銃を撃ち、グループを作るのにはガッカリしたのですが、この映画はなんかもう、自身の今までの作品へのセルフパロディかのような開き直りを感じて、逆に潔さがあって面白かったです。ゾンビが馬乗ったり、食ったり、ゾンビ同士で弾の入っていない銃で撃ち合ったり、もう笑うしかなかったです。撮り方やスプラッターシーンも何か古い。スプラッター映画もスタイリッシュになっている今の時代に、80年代みたいなアイディア勝負のスプラッターシーンを入れているので、これもコメディタッチになっていて全く怖くないです。そして極めつけは音楽。どこか陽気なBGMがホラーな映像の時も流れているので、そもそもホラー映画を撮る気はないとしか思えません。しかし、それもロメロだからこそ許されます。ゾンビというキャラクターを作り出し、そして頑固にゾンビ映画を作り続けるロメロの、ゾンビ映画へのこだわりを感じます。内容自体は別に大した映画じゃないけど、かたくなに自己流ゾンビを撮り続けるロメロ監督に敬意をこめて8点です。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-11 11:28:00)(良:1票) |
5. 30デイズ・ナイト
《ネタバレ》 面白いんだけど、30日間の話のはずが、どうしても一晩の出来事にしか思えない・・・。吸血鬼も、人間では敵わない強さが描かれていてまあまあ怖いんだけど、いちいち吸血鬼同士の会話シーンが出てくるので、画面に映り過ぎてさめてくる・・・。ラストも主人公が自分が吸血鬼になって戦いに行くところは鳥肌物の格好良さだったんだけど、肝心のバトルシーンはなんかしょぼい・・・。と、なんだかあと一つ足りないって感じの演出が多いんですが、一つだけ、後半の首チョンパシーンがかなり良い出来栄えだったので+1点。スプラッター映画好きな人はこのシーンだけでも一見の価値有りかも。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-09 20:06:33) |