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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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21.  幸福(1964) 《ネタバレ》 
はっきり言って、この映画は映像だけを追っていても内容が理解できてしまうような気がする。勿論、最初から最後まで、会話も含めて全て観たが、心情を深く語る場面以外では視覚的な解釈だけでストーリーのほとんどが理解できる映画だと思う。ある意味、映画の到達点的な作品。 また、カッティングにおいても非常に斬新で、車が遮ったところでのカッティング、二人の身体のあらゆるタイプのショットを組み合わせたベッドシーン、フランソワがエミリーの部屋に行って出会った瞬間の交互の連続カット、ワンシーンが終わるごとにフィルムの色調を変えたりなど、意味がないようにも見えるが実験的で面白い。 ストーリーの方は、夫の浮気に焦点を置いたストーリーなのだが、映像や音楽の美しさも手伝って、ごくあっさりとした雰囲気で進行していく。しかし、フランソワが浮気するのを当たり前のように淡々と映していた映像も、真相を告白するシーン辺りから一気にサスペンス色を帯びてくる。 一見すると、この浮気な夫を非難しそうになるのだが、テレーズが亡くなってからエミリーと一緒に暮らすようになるまでの過程がしっかりと描かれているため、この監督は夫の一連の行為を容認しているような印象を受けた。 この映画の監督が女性であることを考えると、フランソワ一家の背中を暖かく見守ってあげなきゃ、という気になってくる。男の監督だったら、男の浮気を容認しろと言ってるように見えるケド(^_^)
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-03 01:49:34)
22.  シュザンヌの生き方 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第2作。 ストーリーの核は、要するに、主人公のベルトランはシュザンヌのことを内心馬鹿にしてたのだけど、実はシュザンヌにとってはギヨームとベルトランの二人っていうのはただの遊び友達にしか過ぎなかった、ということらしい。 正直のところ、最後まで観てこの主題・ストーリーにはさほど好感も共感の念も湧いてこなかった。ギヨームの、女に対する利己的な態度や、シュザンヌがギヨームの態度をすぐに許して早くもギヨームの腕の中にいるところとかも、ダメだこの女って思っちゃう。 けど、この映画のシュザンヌのように、沢山の男に好かれたいという願望をもっている女の人って結構いると思う。自分の周りに、私のことを好きでいてくれる男がいればとりあえずは安心っていう人。そういう人って周りに対しては結構愛想がよくて、本気で交際を迫られてもハッキリ断らずにはぐらかして、いつまでも自分の傍に置きたがったり(キープ君ってやつ)、シュザンヌのようにちょっとは好きっていうだけで意味もなく寝ちゃったり、奢ってあげちゃったりしてしまうんでしょうね。 そう考えると、最後のシーンで男にクリームを塗らせるシュザンヌは、あれはまさに至福のひと時なんだろうなぁと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2006-12-15 23:52:12)
23.  獅子座 《ネタバレ》 
何か、タイトルから(獅子座どうしの)美男美女の淡いラブストーリーをイメージしていたのですが、全然違う話で、いきなり胸毛ワンサカなオヤジが出てきたのでビックリしました。 最初、パーティーのシーン辺りで眠くなってきてしまったのですが、遺産が手に入らなくなってパリを徘徊する辺りから一気に目が覚めてきてストーリーにグイグイ引き込まれていきました。あの徘徊シーンは主人公の台詞もほとんどなく、ハッとするような出来事もこれといってないにもかかわらず、何故か強烈な印象を受けます。“執拗なまでに”ピエールの動きを追って、という感じではなく“ただ淡々と”もしくは“黙々と”見つめるとか、見守るといった感じに見えます。 ラストも、ピエールの豪遊しているところを出してハッピーエンドを迎えるといった安っぽいことはせず、遠目で控えめに見て、これからのピエールをちょっと心配してしまうような目つきでピエールのことを映していたように思えました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-14 22:43:42)
24.  しのび逢い(1954) 《ネタバレ》 
ストーリー前半までは、いつものジェラール・フィリップだなぁ~(笑)などと、楽しめたのですが、よく観てみるとただ淡々と回想をたどるだけのストーリーなので、ちょっと退屈してしまいます。他に出てきた女性達よりもパトリシアが一番綺麗だったのに、登場回数が少なかったのがやや不満。最後、車椅子に乗っているジェラール・フィリップは頭までやられちゃったのでしょうか?それでもなお、女性を目で追っているところが何とも哀れでした。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-10 23:10:51)
25.  ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版
この映画(映画とよべるシロモノではない)は、他人に迷惑をかけ、公共物を破壊し、食べ物を粗末にし、嘔吐や排泄行為の映像を断片的かつ無意味にに羅列しただけの、非常に悪質な作品である。ただ単に、この映画に携わった人たちの知能の低さを露呈するに過ぎず、低レベルで、なおかつ、恐ろしいほどにナンセンスなアクションの数々は娯楽にすら成り得ない(全く、yellow snowcornにはマイッタ)。 このような作品を製作したアメリカが、如何に暴力・性犯罪・銃犯罪の絶えない所であるかが良くわかるだろう。 友達が「昔、この映画を何回も観て笑い転げてた」とか「ストレス解消に最適!」と言って私にこれを貸してくれたのだが、とてもじゃないが彼の趣味にはついていけないようだ。この映画を容認できる人の、懐の広さをうらやましく思う。
1点(2005-01-27 23:03:15)
26.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 
ついに見ました“盆踊り”!なんと私が借りたそのレンタル屋さん、御丁寧に“店長のおすすめ”なるラベルが貼ってあり、レジに持って行くのを躊躇してしまいましたが、思い切って借りてきました。この映画、私は大好きです。完全に“狙ってます”。確信犯です。アホな映画を作ろうとし、アホをとことん追求し、完璧なまでにアホ映画として仕上がっている本作を誰が否定するでしょうか。夜のドライブなのに昼の映像を織り交ぜるテキトーさもよし、チープなセット(明らかにロケではなくスタジオのセット)もよし、夜の帝王の一点を見つめる演技もよし、です。闇の女王を夜の女王と間違える字幕なんかも字幕制作に携わった人のヤル気のなさが伝わってきて実にいい味だしてます。この映画の日本語タイトルといい、まさに日米合作のおバカ映画と言えるでしょう。しかし、全てにおいてがテキトーというわけではないのです。本作のメイン、それはやっぱり死霊たちの裸踊りに尽きます。見て下さい彼女らの裸踊りを。どう見ても素人のなせる業ではありません。最後、“羽飾りのために命さえも捨てて殉じた女”のダンスはスゴイです。だって、乳首が円を描くようになんて踊れませんよ普通。さすが、大トリを務めるだけの事はあるな~と実感しました。やっぱりこの映画、ダンスがメインなだけあってそれだけは手を抜けないという監督の映画制作へのこだわりを感じさせます。どうしても単調になりがちになってしまいそうですが、所々に傍観者の会話を挟み飽きさせないよう配慮がしてあったり、側で踊りを見ていたカップルの人間模様も最後まで目が離せずきれいにエンディングを迎えるところなど、ただのアホな映画とは一線を画くような気がします。コメディ映画によくあるように、ギャグをとばして笑いをとることは誰にでもできます。しかし、ギャグを言わずしてこれほどまでに笑いをとった映画が他にあったでしょうか。ここまでアホに徹した映画を褒め称える場合、10点を与えるのはナンセンスであります。もちろん監督も10点なんか望んでないに決まってます。この映画を賞賛するならば、やはりこの点数しかありません。みんな脱力感に襲われるとか書いてるけど、私はこの映画を見て元気が出ましたよ。・・・・・しかし、もし予備知識なしで映画館にカネ払って見に行ったら、マジギレするだろうな~~。
0点(2004-10-08 23:26:27)(笑:7票) (良:4票)
27.  十二人の怒れる男(1957)
この映画を見た後に思い出したのが、何故か「サイコ(60)」のマーティン・バルサム演じる私立探偵アーボガストの「我々の仕事は、世間で評判の善人を疑うこと。」というセリフ。この作品にも通じるところがあるなぁと余計なことを考えてしまいました。 それはこの映画で、誰が見ても明らかに有罪であるというこの事件を疑うことから出発した第8陪審員ヘンリー・フォンダの勇気ある態度からこのセリフを思い出すに至りました(笑)。そのマーティン・バルサムはこういう役(議長役)がすごく合ってると思う。「サイコ」の私立探偵役も良かったがこの作品でも見られるまじめな態度が好印象だった。 さて、肝腎のこのストーリーもなかなかのもの。すべての議論にこじつけがましい点も矛盾点も一切なく、見る側の人間のほとんどが完全に論破されたに違いない。やはり多くの方が仰る通り、それは脚本が優れているからなのだと思う。また、登場人物の一人一人においてもうまく個性が出されており、これもまた優れた脚本によるものである。 ひとつ不可解な点があるのだが、後半部分でエド・ベグリー演じる第10陪審員が議論を展開しているときにみんながそっぽを向いてしまったところがどうしても理解できない。リー・J・コッブだって有罪派のはずなのになんであのような態度をとったんだろうか。議長までもが無視してたのは過剰な演出では?それと、後ろに流れる音楽もいまいちだと思う。もっと重厚な音楽を使うべき。ラストシーンには合っているかもしれないが、2回目の投票のときにあの曲が流れたときは、ちょっとシラけた。 ヘンリー・フォンダは、自分は先に「未知への飛行」を先に見てしまったため、この映画でのヘンリーはこれ以降の作品よりも若いためか貫禄がなく、この映画の衣装も庶民的だったため今ひとつの印象を受けた。ヘンリー・フォンダのファンは「未知への飛行」を見るべし。
7点(2004-09-21 11:26:36)
28.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 
特に期待してたわけでもないんですけど、公開初日1本目に見てきました。よくある話だな、というのが見た印象です。 まぁ、もともとあの31人は死刑囚だったから国家から粗末に扱われるのは仕方ありません。南北統一が平和的に解決するのならシルミドの31人は必要なくなってしまい、さらにそのような野蛮な計画が進行していた事が北に知れるとマズいわけで、31人を抹殺しようとするのはごく当たり前のこと。部下に31人の抹殺をやらせ、さらに抹殺したその部下もシルミドの口止めのために殺してしまうというのは、そのような重大な国家機密を持っているならばその保持のためにそのようなことをするのはどの国でもごく普通に行われていたことだと思います。少し話は違いますが、現在の日本の企業でも、首切り役(嫌な役回り)を1人つくり、社員をリストラし、その首切り役もリストラされるということは往々にしてありえることなのです。途中、見てて腹が立ったのは、最初3枚目キャラだった男が強姦に走ったことです。3枚目キャラにそのようなことをやらせるのはどうも納得がいきません。最後まで3枚目キャラで通してほしかったが最後まで3枚目キャラがいるとストーリーに締まりがなくなってしまうのであれでよかったのかもしれないですけど・・・。しかも、縛られた状態で連帯責任で罰を受けてる残りの訓練兵を罵倒するところがよけい腹が立ってきてしまった。そこは、主人公がスカッとやってくれたので、そこだけは良かったかな。最後はお涙頂戴もののシーンだけど、あそこまで追い詰められたら自決は必至だと思います。ごく普通なストーリーだったのでは。
6点(2004-09-09 15:41:45)
29.  少林サッカー 《ネタバレ》 
日韓ワールドカップの時に上映してたから、ワールドカップのブームにあやかろうとする魂胆がいやらしくて好きになれず、食わず嫌いのままでいたけど、意外におもしろい。完全なおバカ映画ではないところがよかった。ところどころに考えさせられる場面とかあったし、恋愛シーンも悪くないと思う。ゴールキーパー役の“魔の手”がかっこよかった。 ただ、気になるのが、CGの荒さがすご~く目に付いた。だってあれ、ボールがちゃんと足に当ってないでしょ。主人公が壁に向かって1人で練習してるシーンも、真っ直ぐ足の甲にヒットしてないのに真っ直ぐボールが飛んでいくのはかなり違和感があって気になってしまった。 あと、最後のオチ(オチと言えるかわからんが)で、「ボーリング大会2連勝!」っていうのが意味分からん。あれって笑うとこなの?
7点(2004-06-04 13:44:16)
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