61. 白い肌の異常な夜
だれがこんな邦題つけたのか..でも、意外とある意味映画の内容を表現してると思うけどな..まぁタイトルだけしか知らなくて内容見たら 「なんじゃこらー」なんですが。いや内容しってても「なんじゃこらー」ですが。結局どういう話なのかよくわからない怪作。 5点(2004-04-02 10:21:33) |
62. シャイニング(1980)
新井素子が、「この映画を私はすごく面白いと思ったのに知人がみんな悪く言う。その理由を聞くに原作を読めと。で、原作を読んでみた。なるほど映画が悪く言われるわけだ。」ってなことを何かに書いていた。至極納得。 しかし新井素子は「でもこの映画もやっぱりいいと思う」みたいなことを書いていたと思う。それも納得。 原作至上主義(私は原作が大好きだ)の視点で見るとたしかにこの映画はだめだ。 でも原作をわすれてこの映画単体で見ると、これはこれで決して悪くない..というか十分怖い映画だと思う。 雪が積もると、周りが真っ白になるだけでなくて、一切の音が消えてすごく静かになるじゃないですか。その真っ白で静かな恐怖が、この映画の独特の閉塞感、サイコな香りをよくひきたたている。 その中を低い視点で爆走する三輪車..角をまがると何があるのか.. 7点(2004-03-29 17:55:35) |
63. 新幹線大爆破
日本サスペンス映画の傑作。邦画が海外でも金を稼げることを証明した最初の映画(だよね?) 「時間切れまで後何分」系の映画は、そのタイムアップまでを観客に知らせるにあたり、 単なる数字でしか表現できていない(典型的なのが時限爆弾のタイマー表示)ものが多いのですが、この映画では 新幹線の路線図という、日本地理という基本的な知識として観客の頭にはいっている上に、その途中途中に「何々駅」というわかりやすいマイルストーンがあるものを舞台にする事で、 観客にとってはタイムアップまでの進捗状況をわかりやすいグラフでしめされているような感じになっており、 非常にうまく緊迫感を盛り上げることができています。(「あ、岡山だ」「もう広島だ!」みたいな。) もともと、当時開業したばかりの山陽新幹線をネタに映画を一本作ろう..くらいの 安直な企画だったと思うのですが、その設定を最大限に生かした 「新幹線をネタにつかうことに最大限の必然性をもたせた映画」に仕上げたスタッフに拍手。 8点(2004-03-24 18:25:30)(良:3票) |
64. JAWS/ジョーズ
公開当時を思い返して、あの音楽、あのポスター、あのブーム。 いろいろ思い返してみるとほんとに忘れられない名作です。 9点(2004-02-22 22:50:41) |
65. シャレード(1963)
かなり昔、ハラハラドキドキしながら見た映画で、本当に大好きだった映画です。 シナリオ、演出、マンシーニの音楽..どこかが突出しているわけではなく すべてにおいて85点のまるでトヨタカローラのような完璧な大衆娯楽映画。スタンリードーネンの職人芸って感じ。 今、まともに考えると「どう考えたって、ケイリー・グラントが悪役のわけないだろう」とか 思っちゃうわけですが....そういえばオードリーの相手役って「ナイスなおじさま」が多いですよね。すでに「ナイスなおじさま」な年齢に到達してしまった自分としては、「お、俺も!俺にもチャンスを!」と思っていまうわけなんですが..どっかにいないかナイスな美女。連絡請う。 8点(2004-01-25 17:17:11) |
66. シービスケット
私、実際に趣味で 1/40 とかの小さな所有権ではありますが、競争馬を何頭かもってますので この映画への興味は一般の映画フアンの方とはだいぶ違うということをまずお伝えしておいて....(ちなみに現実世界では愛馬オレンジワールド号が先日の福寿草特別でヘタレだったのでへこみ中) 何よりびっくりしたのがウルフ役のスーパー名騎手ゲイリー・ステイーブンス。めっちゃ普通に役者してるじゃん。うひゃ、あまりに自然でびっくりだ。 映画自体は、前半がかなりタルくてうーん..って感じ。そこを乗り越え3名集まってからはやっと物語が動き出し それなりに面白く観ることができるのですが..なにしろ最初の30分がきつい。映画全体として冗長っぽいところがあるくせに、逆に話を無理やり詰め込んだ感じのところもあって話の見通しが悪く感じます。 そのせいもあってか、主役級以外の人物は誰が誰だか映画を見ていてもよくわからず、画面に誰か出てきても「この人誰だったけ?」と思うような人ばかり。おかげで細かな人間関係などがイマイチわからず終い。まぁわからなくてもいいんでしょうが。 映画全体の評価としてはまぁボチボチってとこでしょうか。とても「全米が感動の涙」なんてほどのものには思えませんでした。 ちなみに...... シービスケットは1938年度の米年度代表馬。生涯成績は89戦33勝。2歳~7歳まで走りました。 この映画中でウォーアドミラルと戦ったピムリコスペシャルはそのシービスケット4歳の時の話。 (ちなみにその時のウルフのセリフ「あばよチャーリー」は米競馬界では知らぬものがないほどの有名なセリフだとか。) 引退後種牡馬になってからは惨憺たる成績で、まったく後継を残せませんでした。 バックパサーの母父として名を残すウォーアドミラルと違って、今の競馬フアンがシービスケットの名前を知らないのも無理はありません。 6点(2004-01-14 16:57:47)(良:2票) |
67. ションベン・ライダー
「河合美智子」のお風呂での「僕はオトコだ」のシーン。あれって前はどうなっていたんだろう(いやもちろん隠してたんだろうけど) あそこを前から撮ってくれてたら8点あげました..いや9点あげます。 河合美智子、結構頭よくて、好きなんですよねぇ。競馬フアンとしていっしょに競馬場に行きたいわぁ。 ただ、なにしろつまんなくて、劇場で観ていてつらかったんですよねぇこの映画。ってだめじゃん。 3点(2004-01-13 11:35:18) |
68. 地獄の黙示録
もちろんこの映画は見ました...が、結局何が言いたいのかわけわからん。映画の後半というか話の主題のカーツ(だっけ)大佐の帝国話は何なの?何が言いたかったの?(ヌーっと出てこられてもなぁ..) 有名すぎるワルキューレに乗せてのヘリによる戦闘シーンは戦 争映画史に残る名シーンだと思うけど、結局この映画で覚えてるのはそこだけだ、というのが正直なところです、はい。 5点(2003-12-19 22:12:45) |
69. 史上最大の作戦
豪華キャストでお送りする超大作、長すぎて冗長なのは遠すぎた橋と同じ。 しかし基本的に連合国側の視点で描かれる映画は、最終的に負け戦でないぶんだけ、遠すぎた橋より少し明るいスタンスで描画されている気がします。 6点(2003-12-02 15:47:16) |
70. 少林サッカー
うーん、何かが足りないんだよなぁ、何かが。 計算されてない馬鹿さ加減はいいんだけど、もうちょっと頭使えば格段に面白くなった気がするんだけど.. おしいなぁ。実におしい.. 7点(2003-11-17 22:58:43) |