1. ジェネラル・ルージュの凱旋
堺雅人さんがカッコイイ。迫力が素晴らしい。それだけで観る価値のある映画。 [インターネット(吹替)] 5点(2020-11-14 20:57:37) |
2. 幸せのちから
努力することは、もう本当にしんどい。大人になればなるほどしんどくならないだろうか。それは、努力する前に、うまく行かなかった結果の想像ができるようになるからである。もちろん、努力するというプロセスも、怖い。びっくりするくらい優秀なやつらはいるし、恵まれている状況と恵まれていない状況の差が良く分かるようになる。 クリスは間違いなく、恵まれていない状況の人間だ。死ぬほど不安だっただろう。子供がいて、家がなくて、仕事に集中できなくて、どれほど努力することが怖かっただろうか。どんなに悪い将来を想像してしまっただろうか。それでも諦めなかった。その恐怖と向き合い、努力する姿は文句なくすばらしかった。地味だからこそ、世間が注目するようなことでないからこそ、努力することが難しいのである。 私も頑張ろう。待遇や能力の差を怖がらず、決意を固めていきていこうと思う。 [地上波(字幕)] 10点(2011-06-26 14:55:22) |
3. 幸せのレシピ
私は、映画前半のケイトのように仕事を優先するが余り、周囲への配慮は二の次というほど極端ではないにしろ、人間関係の疎ましさは、いつも感じてきた。だから、苦手な人とは距離をとって、周囲とは波風たてないように仕事をこなし、成果はそこそこ出す。それが正しいと思って生きてきた。人と深く関わらないようにしてきた。しかし、働く上で、いや、生きることは人間関係を築くことであり、避けては通れない。 この作品の中でケイトは、仕事を人生の優先事項とし、単純に仕事だけに打ち込む日々であった。それが、姪をひきとり、恋人ができ、孤独と引き換えに多くの悩みと向きあっていくことになる。悩みながら人との関わりを築く事により、少しずつケイトの壁がとれ、素敵な女性になっていく様子を爽やかに描いている。 生きている以上、人と関わりを持つ以上、悩みは絶えない。むしろ人との関わりが深くなればなるほど、煩わしさは増えていく。 だけど、そんな悩みが人生を豊かにしてくれる。素直にそう感じさせてくれるすばらしい作品です。 [地上波(吹替)] 10点(2011-06-26 14:40:13)(良:1票) |
4. 小説家を見つけたら
派手さはないけれど、よくまとまっている作品。 年齢を超えた友情、偏見、思春期の少年の心情を丁寧に描いた映画だと思う。 違和感やつっこみなく見ることができる。 最後の読み聞かせのシーンは素直に感動する。 ただ、中盤ちょっと間延びしてるシーンが多かったのが残念かなー。 見せ場が少ないので、ちょっぴり飽きがきたので、それが減点です。 気持ちがゆったりしてるときに見るのにお勧め。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-15 20:53:36) |
5. シュレック
「白馬の王子様が悪を倒して、色白でキレイなお姫様と幸せとなる」という"美しい"ディズニーの王道を覆して、新しい価値観のストーリーをブラックユーモアで味付けした。そんな大人向けの映画。けっこう楽しめました♪(ただブラック過ぎるような気もします。苦笑) でも、なんといってもドンキーの存在が素敵です。シュレックだけじゃなくて、ドラゴンも友達にしてしまうドンキー!! 世の中にひねくれ者はたくさんいて(私もそうですが。。)、そんな不器用な人とコミュニケーションをとるのって難しいけれど、ドンキーのように見返りを求めず、愛を注げば簡単に仲良くなれるのかもしれません。 [地上波(吹替)] 6点(2006-08-02 22:06:30)(良:2票) |
6. シルミド/SILMIDO
まず、このような隠されてきた事件を映画化したということに敬意を示したいと思います。 また、字幕の根本理恵先生、ブラザーフッドと時期が被って大変だったと思います。お疲れ様でした。 見ててやはり切なかったのは、隊長と班長の最期のシーン。見てて、本当に辛かった。あと、チョ軍曹がバスに向かって走るところ。渡すはずだったアメなどが印象的。 訓練もかっこよかった! ただ、私は今ひとつ訓練兵に感情移入できなかった。それと、訓練兵と軍人の交流があまりなかったとこが惜しい。戦いを始めるときも割りとあっさり。って感じだったのでその辺は淡々と見れてしまった。 本当は、もうちょっと点数低くてもいいかなとも思いつつ、この事件を扱ったから少しおまけしてみた。 6点(2004-07-21 21:24:22) |