1. 情婦
最後のどんでん返しにはやはり驚きました。脚本の出来が素晴らしく、また老弁護士と看護婦の掛け合いがコミカルで楽しい映画です。最後にこうも清々しい気持ちにさせてくれる法廷物もなかなか無いのではないでしょうか。法廷物好きな人なら要チェックですね。そうでない人にもお薦め出来る作品でしょう。 9点(2004-02-19 23:27:04) |
2. シェーン
名作と言えばそうなのかも知れないですが単なるお約束映画であったような印象です。ただ、キャスティングに関してはなかなか良かったように思います。人物の描き方が幼稚になり過ぎないところがこの映画の魅力を損なわせないところでしょう。自分的に西部劇はちょっと苦手なのでこの点数です。 6点(2004-02-19 23:21:00) |
3. 十二人の怒れる男(1957)
陪審員制度の困難さを見事に描ききった映画ですね。人間の偏見がいかに事実を曲げて物事を見せているのかという事が、狭い個室の中の議論だけで成立させているのは素晴らしい出来だと思います。リメイク版も見てみたい気がします。 9点(2003-09-11 12:59:36) |
4. 七人の侍
日本が世界に誇る名作とのことで楽しみに観ました。内容は演技、脚本共に素晴らしく、自分のなかの映画の基準が大きく変わった。人物像の描き方は特に秀逸、鬼気せまるものがある。黒澤作品全般的にそうだが是非DVDで字幕付きで鑑賞してほしい。 10点(2003-09-10 05:34:15) |