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マーチェンカさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 206
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22117/
年齢 43歳

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  じゃりン子チエ 《ネタバレ》 
高畑監督の人間への目線の暖かさが感じられる作品だと思います。  主人公であるチエちゃんの、大人びたところと子供らしいところの混在した人物造形はもとより、あのテツでさえ、作中では何とも人間味に溢れる愛すべきろくでなしといった趣です。そして作品は、そんな型破りなテツの生き方をも、「こいつはそういう人間なんだ」といった風に、大らかに受け入れているかのようです。  恐らくテツは、何かにつけて人並み以上に「過剰」なのでしょう。だから堅気の生活は、彼には余りにも窮屈過ぎるのです。バクチやケンカへののめり込み方も過剰なら、一人娘であるチエへの溺愛振りもまた過剰です。  自分の考え方でしかチエを愛せないテツにとって、「ワイはこんなにチエのことを愛してるのになぜチエは怒っているのか」と、チエが考えていることをしばしば理解できません。そしてそんな不器用なテツの愛情を知ってか知らずか、チエちゃんは時に腹も立てつつ、「しゃあないな、ウチがおらんとテツはどないもならんねん」といった趣で受け入れているのです。  そんな愛すべき人々とは別に、過剰なテツの生き方のその破天荒さや、エネルギッシュな大阪の下町の人々(それとたくましいネコたち)の様子を見ていると、そういう荒々しさを痛快な思いで眺めつつ、それに対してどこか憧れの気持ちを持ってしまいます。  一応関西育ちではあり、TV版の再放送もしょっちゅうされていたので、子供の頃は好んで良く見ていたものの、劇場版についてはラストの小鉄とジュニアの対決が子供心に痛々しく感じられたという印象も手伝って今まで特に見返す事もなかったのですが、こうして見てみると本当に良い作品だと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-10-19 01:43:50)(良:1票)
2.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
初めてこの映画のレビューを投稿したのはもう三年近く前ですが、三年というのは一本の映画に対する評価を大きく変えるのに十分すぎる時間のようです・・・というのも、その最初のレビューで、僕はこの作品に6点という得点をつけたからです(苦笑)。  最近になって久しぶりにDVDを引っ張り出して見返してみたのですが、いや面白い面白い。キューブリックの徹底的なこだわりによる、あの無機的とも感じられるような映像美が、冷やりとした怖さを醸し出していて、ネタを知っていたにも関わらず見事に作品世界に取り込まれてしまいました。  最初に見た時は、僕はたぶんストーリーや(オーバールック・ホテルの「住人たち」の登場のさせ方といった)道具立てやその用い方といった部分のみを追っていて、上記のような「言語的な部分以外の持ち味」といったものをも含めた「面白さ」に目が行っていなかったのだと思います(確か最初のレビューでは「ラストが余りにもチープであり安易ではないか」という趣旨の事を書いていました)。これには、僕がキングの原作を先に読んでいたことが、大きく関係していると思います。原作にあった筋運びや道具立ての巧みさを基準にしていたために、最初は上のような見方をしていたのかもしれません。  今となっては、自分がラスト辺りの一体どこに「チープさ」を感じていたのか知るべくもありませんが、現在はこの作品も大好きとなりました。遅ればせながら、この監督の「凄み」といったものを再確認した次第です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 19:33:54)
3.  仕立て屋の恋
前半が何だか退屈だったのですが、雰囲気が良いので見れました。後半からの展開は面白かったですが、どうもイール氏の言う「切なさ」がいまいちピンと来ませんでした。ただ、これはあくまで僕に非があるのであって、ビタースウィートな恋物語が好きな人ならきっと楽しめると思います。
7点(2002-03-13 19:02:15)
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