1. 呪怨 パンデミック
普段は見ないジャンルの作品だが、余談ながら、別の映画を借りてきたつもりだったのに、なぜかこの作品が入っていた、それだけでも恐い。実際の映画も恐い、プロットはよくわからないが、映像・雰囲気がとにかく恐い、自分にとっては、あとを引く作品だった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-07 00:28:37) |
2. シリアナ
乾いた雰囲気でリアリティを表現したかったのであろう、題材といい描写といいクルーニーと共同で本作品を製作総指揮したソダーバーグ監督の「トラフィック」と重なる作品、「オスカー狙いだな」と感じてしまう。民族性の違い、国益(パートナー選択を含む)の考え方等を伏線を絡ませながら描いているが、確かにわかりにくい。デイモンの役どころは非常に中途半端に思えた。ラストシーンはちょっとやりすぎ、一気にフィクションの世界に戻されてしまった感がある。CIA工作員の実話をベースにしていることを考えれば、自由の国・アメリカの情報開示への懐の深さを感じさせた。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-06 00:33:06) |
3. シン・シティ
《ネタバレ》 迫力満点、センス抜群。共同監督の「コダワリ」が随所に感じられ、一気に見せる映画である。各キャラともビジュアル面から表情・アクションにいたるまで「これでもか!!」というほどデフォルメされ、「個性の競争」を見るようであったが、特に、ミッキー・ロークはすごい。他の「1級品」のスターを完全に食っていたと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-07 03:14:15) |
4. 真実の行方
ノートンが完全にギアを食ってしまった作品、ノートンの映画である。とても、映画初出演とは思えない。その後も、「アメリカン・ヒストリーX」「ファイトクラブ」と違った個性の役柄を見事に演じていたころが懐かしい。デニーロの次はノートンと思っていたのに、最近、どうしちゃったんだろう? [DVD(字幕)] 8点(2006-05-17 02:02:06) |
5. ジェリー
やられました・・・イメージビデオ?早送りで見ても早送りと感じないでしょう。できれば誇大な宣伝文句はやめてほしい映画、期待しちゃうから。あと監督と主演も表に出さないでほしい、名前で見ちゃうから。少なくとも娯楽映画ではない。Myレジー賞である。監督と主演二人の仲良し三人組のマスターべション映画だと思う、脚本もこの三人じゃない?三人がかりで台詞がほとんどない映画の脚本?というより脚本はそもそもなかったんじゃないのか?BGM的風景をボーっと見たい人、主演二人のどちらかが好きでボーっと見たい人におすすめします。ジェリーって何なのですか? [DVD(字幕)] 1点(2005-05-07 00:50:53) |
6. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 「先が読める」「お決まりの二重人格モノ」・・・確かにそうだが、この映画の魅力はそんなところにはない。まず、ジョニー・デップ。こういう役が一番はまる。口を開けるしぐさ、手を洗うシーン、小技を効かす個性派として、決して「いい男」というだけではないことを再確認させてくれた。次に、キングの作品であること。ディテールがまさにキング作品。ハット、ねずみ、ドライバー、そして、コーン!!「SHOOT HER」の言葉遊びは結構ショッキングで、「シャイニング」の「RED RUM」を思い出してしまった、キングだ!と思った。加えて、昼が中心の描写が暗くないホラーという点も個人的には高ポイント、観客を音や映像で脅かすことはしないモダン・ホラーであったことも評価したい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-23 13:53:22) |
7. 10億分の1の男
《ネタバレ》 見れなくはなかったけど・・・要するに強運の持ち主が集まりだれが一番かを描く映画なんだろうが、結果が弱いというかエンディングには不満がある。女刑事(この人も強運)と主人公が、同じセリフを言って生き残ったのであれば、この両者の絡み(強運勝負?)を描いて欲しかった。結局は勝者がいないという結論になってしまった映画だろう。 6点(2005-03-12 23:54:02) |
8. ジョニー・イングリッシュ
おもしろい中にもエスプリが効いている。言葉をしゃべるアトキンソンとマルコビッチの個人技が光っていた。時間も短く伏線もいろいろ、楽しめる映画。 7点(2004-06-27 16:22:35) |
9. シカゴ(2002)
たくましい女性の話。ストーリーもいいが、ミュージカルはどうも苦手。シリアスタッチで作っても、いい映画になると思う 7点(2004-06-01 22:27:20) |
10. シティ・オブ・ゴッド
乾いた感じがいい。実話に基づいているのにリアリティがあるのかないのかわからない雰囲気がまたいい。画像が凝っているのもまたいい。正直ビックリした、恐るべきブラジル映画。 8点(2004-05-15 19:45:29) |