3. 新・座頭市物語
第3作、初カラー作品。 市が居合いを教わった師匠と戦い、 その妹「お嬢さん」に求愛されるんですね。 そして舞台が、茨城だ。ブラボー 戦わねばならぬ宿命を嘆き、 去っていく市の後ろ姿。。 過去シリーズは4、5本観たが、 この作品では後と違い内面の描写があった。 しかし今観ると寅さんのようで… いやなんでもない、やはり居合いのシーンはたまらなく息を呑むかっこよさです。 ただ昔の娯楽作品、時代劇等に共通するように、 時間が90分と短いこともあってか、 特に師匠の過去から現在に至るまでの変化に関する描写が浅く、物語の深みを削ってはいるなと思った。 映像は、市の寂しくも哀しい人生を表すように陰影があって、カラーの色味も綺麗だった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-13 13:10:02)(良:1票) |