1. ジェイコブス・ラダー(1990)
見せるところと、見せないところの絶妙なバランスが最高。とにかく主人公がどういう状況に陥っているのかわからず、主人公とともに世界に引きずり込まれる感じがしました。いつのまにか、なぜか、世界が不気味に変容していくかんじです。日常だったはずの世界の不気味な変化の描かれ方はすばらしかった。反戦ホラーという言い方は、なるほど!って感じですね。反戦映画としてはオリバー・ストーンなんかよりもリアリティ(本当は幻想なんだけど(笑))もあるし。 9点(2002-07-16 10:56:31)(良:1票) |