1. 仁義の墓場
異色作だ。仁義なんてまったく無視のシャブ中やくざを演じた渡 哲也の異様な存在感。それがすごい。 4点(2002-12-13 00:01:57) |
2. ジャグラー/ニューヨーク25時
スリリングな展開がいいね。 6点(2002-11-17 21:23:45) |
3. 13日の金曜日(1980)
トム サビーニによる特殊メイクはリアルですごい。ストーリーなどないに等しいので若者にしかうけないのも、もっともな話。殺人シーンが繰り返されて終わり。何でも精神異常でのラストはこの頃の殺人鬼映画共通。 3点(2002-11-17 20:39:44) |
4. 七人のおたく cult seven
映画はともかく、この頃のウッチャンナンチャンはおもしろかった。 3点(2002-11-17 17:38:43) |
5. シャイニング(1980)
この作品は並みのすごさじゃない。スタンリー キューブリックの強烈な映像とジャック ニコルソンの凄まじい怪演で作り出された圧巻の狂気世界。見終わってもなかなか、忘れられない心理的恐怖映画の最高傑作。 7点(2002-11-15 20:05:23) |
6. 仁義なき戦い
優れた群像劇でもあるが、描かれる人物たちは登場しては死んでいく。荒い映像とこれぞやくざ映画ともいうべき凄まじい暴力描写。ピストルを撃ちまくるもなかなか死なない相手。そこらへんはリアルで衝撃的だった。このシリーズは全作見たが、暴力シーンのすごさではやはりこの第一作目だし、ドラマもそうだと思った。 7点(2002-11-13 18:04:02) |
7. 市民ケーン
映画、そして、ドラマとしてのおもしろさでは名作だ。しかし、オーソン ウェルズの才能が開花したのはこの作品が一番と考えられるか、それとも最初で最後か。 8点(2002-11-12 19:30:25) |
8. 十九歳の地図
若者の孤独と絶望からくる心の屈折。どうしてそこまで暗いのかと言いたくなるほどの映像は主人公のどうしようもない心情を描くのに充分で苦しいほどにその気持ちが伝わってくる。中上 健次の原作と比べると主人公である吉岡と生活を共にする中年男、紺野との関係は映画版では奇妙な交流となっている。原作では吉岡は紺野のことを心底、嫌っているのだ。自分は原作の紺野が好きになれず、映画版の方はどうかなと見る前から思っていたものだ。しかし、紺野役の蟹江 敬三の演技は見事。そして、まりあ様役の沖山 秀子。この人の存在感は強烈の一言。もちろん、本間 優二もいいけど。すべてがやるせないのだ。この気持ちわかるなあ。それを言葉の暴力として発散させるのもすごいが、結局は何も変わらない。ラストにしてもそうだ。泣きくずれてしまう吉岡。孤独が増すだけの悲しい結果が待っている。この映画、それがすべてだね。 8点(2002-11-11 21:38:56)(良:1票) |