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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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1.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
表面上のストーリーだけを評価すれば5、6点程度の映画なのかもしれないが、デパルマ監督の卓越した手腕を見せつけられたことにより、個人的な評価が随分上がった。8点はちょっと高すぎかもしれないが、デビットコープの大した事のない脚本を高レベルの映画にきちんと仕上げた点を評価したい(コープ脚本の「パニックルーム」を高レベルの映画に仕立てたフィンチャーと同様)。 ポイントはなんといっても、冒頭ちょっと過ぎからの「長回し」だろう。100分未満の映画にも関わらず10分以上をワンショットで撮ってしまう技量には驚愕する。その他にも分割画面により同時並行にストーリーを進め、緊迫感を高めたり、同じ場面を色々な角度から描いて、全貌を徐々に明らかにしたり、仕切られたホテルの部屋の上からカメラを動かしたりと、デパルマ監督の演出が冴えわたった見事な作品に仕上がっている。 ニコラスケイジも役になりきった演技が好印象だ。決してヒーローでもない安っぽい小悪党役が彼にハマッタ感じがする。金への誘惑などに対する「心」の揺れをタバコの手の揺れで表現しているのもベタであるが、分かりやすくてよかった。決して100万ドルの男ではなくて、血塗られた100ドル程度の男(汚れた安っぽい男)なんだよ、あのニコラスケイジの役は。 シニーズも好演している。彼は部下を見捨てて溺死させた過去によって「命」の重みに対して不感症になってしまったのだろう。数万の命のために数名の命を犠牲にしても厭わない「軍人」と、一人の命のために働くことが本分の「警官」の構図が面白い。また、親友同士の駆け引きも見所の一つになっている。 ラストではシニーズは自害し、ニコラスが親の一人勝ち(スネークアイズ)をしたかのように見えたが、実はそうではなかった。一躍「英雄」に祭り上げられるものの、汚職が次々と明らかになり(高級車に乗り回す)、「別荘(刑務所)」に行く破目になる(刑期を終えて真人間になったらジュリアはまた逢いましょうと言ってキスをする)。結局、親の一人勝ち(スネークアイズ)をしたのは、事件の全貌が闇に葬られ、予定通り建設を進めるパウエルであったと、ラストの宝石(赤毛の女が嵌めていたもの)が告げている。そういうオチにするんだったら、もうちょいパウエルにもスポットを当てても良かったかなとは思うが、真の悪人は捕まらないという一種のメタファーなのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-14 21:13:41)(良:1票)
2.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 
なかなか評価が難しい映画である。脚本は7点、演出は10点ということで平均すると8.5点なので、8点か9点にすべきかで悩むところ。 まず、本作を謎解きモノと考えればたぶん点数は低くなるでしょう。色々と風呂敷を広げた割にはストーリーが上手く整理ができていない上に、ストーリーを追った所で黒幕が誰かということに対して伏線が上手く張られていないので、観客やイカボットが黒幕を突き止めるという謎解き独自の面白さに対して評価はできない。 ホラーという点から見てもたぶん点数は低くなるでしょう。この映画を観て、ホラーだと思う人がいるのかどうかも分からないが、(首はいっぱい飛ぶけど)怖いと感じさせる部分は皆無と言ってよいのでないか。ホラー的な要素という点に対しても本作は評価はできない。 したがって、この映画はホラーでも、ミステリーでも、サスペンスでもない気がする。むしろ、新しいジャンルをバートンが創り出したのではないだろうか。バートン独特の世界を楽しむというのが、この映画の鑑賞スタイルのような気がする。スリーピーホロウを舞台に繰り広げられるスモークが掛かったようななんとも不気味な世界。ホースメンや魔女の妹、死の木など、今までの映画に観たことがなくどれも素晴らしいとしかいいようがない。 ただし、やはりこの手の映画なら登場人物等をもう少し整理して「謎解き」の要素を深めた方が映画としてはより評価されると思う。 また、本作は「魔女」をテーマに扱っている。黒幕は、母が周囲から魔女だと思われたため、村から追い出された恨みを抱えており、イカボットも母が魔女だと父から思われたため、母を父に殺されてしまうというトラウマを抱えている。それゆえ、イカボット自身、神を信じられなくなり、科学というか、原因と結果や理性といったものしか信じられなくなるというバックボーンがある。 そういう設定であるにもかかわらず、それらが何かうやむやにされた感がある。黒幕とイカボットはバックボーン自体は同じであるにもかかわらず、そういう設定が上手く説明・利用できておらず、ラストのオチとしては上手く落ちない感がある。科学信奉者が非科学的なものに挑戦するとういう設定自体は面白いが、その設定が上手くストーリーには噛み合わなかったかなという気がする。また、彼がこの事件を機にどのように変わったのかという視点を分かりやすく組み入れても良かったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-14 16:18:35)
3.  スター・ウォーズ<特別篇>
展開がスピーディーなのが良かった。 
[ビデオ(吹替)] 7点(2005-06-20 23:40:40)
4.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
脚本自体はそれほど悪くはないと思うが、問題は演出ではないだろうか。 特にイウォーク絡みのストーリーは子ども騙しと言い切ってしまっても問題ないだろう。イウォークと帝国軍との戦いは、あれではさすがにちょっと酷すぎやしないだろうか。 弱き者が強き者に対抗するという視点やどんなに弱くても皆が力を合わせれば強い者を打ち破ることができるという視点は確かに必要だと思うので、やはり演出の不味さの問題だと思う。 皇帝との戦いやベイダーの葛藤などももっと上手く演出できたはずだ。 
[ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-20 23:39:50)
5.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇> 《ネタバレ》 
微かな記憶ではシリーズの中でこの作品が一番面白いと思っていた。しかし、改めてみると決してつまらなくはないのだが、シリーズの中で一番低い評価を与えざるを得ない。スターウォーズシリーズに特別の思い入れも何もないのだが、見ていて何か残念な気持ちがした。 その理由としてはストーリーの核となるべきルークがあまりにも中途半端かつ無意味な描き方しかされていないからである。ファンにはそれが良いのかもしれないが。とにかく今回のルークの行動を簡単に追ってみよう。 雪男に殴られ拉致られる→ハンソロに奇跡的に助けられる(このシーンには別の意図があったとも聞くが)→飛行機で突撃→仲間が瞬殺される→飛行機で活躍できず→ライトセーバーでAT-AT ウォーカーを破壊(ここだけはカッコいい)→ダゴバでヨーダとの修行→Xウイング・スターファイターを持ち上げられずに簡単に諦めてしまう→しまいには修行が終わっていないにもかかわらずにヨーダの元を去る(仲間を助けるためには確かにやむを得ないが)→ホスへ向かう→ダースベーダーとの戦い→「俺はオマエの父だ」→「ガーン(心に衝撃)」→「右腕切られて落下」→「レイア助けてくれ」→「なんでオビワンは教えてくれなかった」こんな感じじゃなかっただろうか。 冷静にみると助けようとしているつもりが助けられてばっかり、しかもやることなすこと皆、空回りしている。 描き方としては、まず修行に対して何かを為していないのに、ただ抜け出すというのはマズいんじゃないだろうか。少なくともXウイング・スターファイターを自力で持ち上げるか、それとも洞窟みたいなところで幻を打ち破らないとかしないと、修行の意義やヨーダの存在自体が問われてしまうと思う。 個人的にはホスで活躍の場をルークに与えればストーリーがより良くなるのではと思う。ボバ・フェットをⅥであのような間抜けな殺し方をするくらいなら、今回ルークとの激しい一騎打ちでも盛り込んで壮絶な死を与えた方が俄然面白くなったのではないか。 いわゆる修行の成果やジェダイとしてのルークの成長を観客に見せる必要があったのではないかと思う。ルークの常人離れした強さを示すことによって、ベイダーの強さがより引き立つという仕掛けが必要だ。ボバ自体の強さを示せば、この仕掛けがさらにより効果的になる。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 23:34:54)
6.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 
評判は良くないけど、映画自体はとても良く出来ていると思う。 脚本はよく練られているし、映像も素晴らしいとしか言いようが無い。欠点を一言でいえば、「スターウォーズ」らしくないというところだろうか。 エピソード1~3までで、アナキンがダースベイダーになるまでと、共和国が帝国になるまでが描かれると思われる。今回、序章ということで、アナキンがパダワン見習いになり、パルパティーンが議長になるところまで描かれるのは総論からすれば、充分だろう。パルパティーンは結構好きだな。エピソード1~3の裏の主役ではないかと思うほど存在感がある。 各論からすれば、ポッドレースには臨場感があり、アナキンの細かいリカバーなど詳細に描かれている。ポッドレース自体は素晴らしいと思う。しかし、ストーリーに比して、このポッドレースに重きを置きすぎている気がする。バランスが悪すぎる。 一方、ラストの展開はなかなか面白い。クワイガン他1名とダースモールの戦い、ジャージャー率いる部隊と機械兵との戦い、アナキンの戦闘機での戦い、パドメの侵入作戦と4つのストーリーを交互に描くことで、よりスピーディーな展開となり、ダースモールの戦いの緊張感が他のストーリーにも及ぼしていて、よりよい効果をもたらしている。 しかしこのような効果にも関わらず、各ストーリーのオチはお粗末なものだ。 ジャージャーの戦いは陽動作戦であるためこのオチは動かしようはない。ただアナキンのはなんとなく…過ぎないだろうか。フォースのなせる技という説明かもしれないが、R2-D2が誘導したなりの説明が必要かもしれない。 パドメの侵入作戦は、総督がいきなりパドメに対して女王であることを前提に話し始めたため、「おい!どういうことだ!」と突っ込もうとしたら、偽のアミダラが出てきてよく分からない内に終わってしまう。 ダースモールの戦いも拍子抜けだ。あれくらいでオビワンが勝てるぐらいなら、クワイガンの存在が薄くなってしまう。クワイガン即死でないなら、最後に弟子のためにダースモールの動きを邪魔するくらいしないと不味いだろう。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-12 16:00:16)
7.  スキゾポリス
さすがにこれは酷い。 たいていの人ならまず途中で観るのを止めるでしょう。 理解できればコンセプトは面白そうだけど、常人というか監督本人以外の人間は恐らく理解は不可能。 現実を超越した世界でも描きたかったのかもしれないが、理解するためにこれを何回も見るのは時間の無駄と言える。 日本人なら夫の日本語は理解でき、妻の言葉は字幕があればあの部分は分かるでしょうが、 アメリカ人他は理解できるのか。 具体的な言葉を使わずに抽象化した言葉を使った夫婦の会話には「おっ!」というものを感じたが、まあ観るべき部分はこれだけでしょう。 ちなみにレンタルビデオのラベルには「社会派」というジャンル分けがしてあった。
0点(2004-12-30 00:13:15)
8.  スポーン
酷評されていますが、全く期待してなかった分そこそこ楽しめた気がします。 ジョーカーとペンギンを足して二で割ったようなキャラクターの下品さには閉口しながらも、復讐を義務付けられた男に復讐や暴力の空しさを説くという設定はなかなか良かった。 ただ、悪魔に魂を売るかどうかの選択にもう少し迷いが欲しく後悔や葛藤、人間らしい弱さや家族愛的な要素を更に押し出せばもっといい作品になっただろう。
6点(2004-06-27 02:11:58)
9.  スクリーマーズ
観た瞬間、B級だなと思わせるもすぐにディック独自の世界に引き込まれる。 タイプⅡは誰かというストーリーで進むのかと思いきや、「生きて二人で地球に帰るんだ」みたいな「えっ、そんなストーリーだっけ?」と思うほど、ラストでは一気に恋愛色が強まるし、あのメチャクチャ感がたまらない。脱出用の宇宙船を見て、やっぱりまぎれもないB級作品だったと再認識させてくれるのもいいね。B級としてはかなりレベルの高いB級でしょう。 一応の疑問は、メガネ野郎も出血タイプのロボということでいいんだろうか、あと少年タイプを最初に撃ち殺したり、連合の基地を占拠していたロボを一緒に大虐殺するのは仲間割れしているんことになっちまうが。
8点(2004-03-16 19:57:44)
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