1. 涼宮ハルヒの消失
《ネタバレ》 妻投稿■ハルヒはまったくノータッチで、この映画が初見。殺人少女は唐突だったけどそれ以外の登場人物設定はすんなり頭に入ってきたし、その世界が変わってしまったことによるキョンの恐怖と絶望を主人公と一緒に感じ、元に戻るキーワードを見つけた事で主人公と一緒に泣きそうになり、灰色の重たい坂道の住宅地で主人公と一緒に走り回った、手に汗握った。■所謂「非実在青少年」とここまで一緒にもがき苦しみ、一喜一憂出来たアニメ映画はあっただろうか。ターミネーター2? バック・トゥー・ザ・ヒューチャー? いや、彼らには常に助けてくれる最強の味方がいた。しかしキョンはたった1人で答えを見つけるために走り回らないといけない。たった1人で自分はどうするべきだったのか選択しないといけないのだ。その選択が「自分も当事者として世界に関わる」というものであるとキョンが意思表示をしたとき、涙がぶわっと出てきて来た。■いわゆる宇宙人や未来人や超能力者と友達になる一般人の求められる「勇気」って、多くの作品ではヒーローの手取り足取りになる勇気でしかない。しかしキョンは自分の意志で、仲間のヒーローの意志に反し、その責任を取る事も含めて選択したのだ。これが出来る男に感動しないわけにはいかないじゃないか! [インターネット(字幕)] 10点(2012-07-03 03:54:22)(良:2票) |
2. SLAM DUNK スラムダンク 湖北最大の危機!燃えろ桜木花道
《ネタバレ》 妻投稿■赤い坊主頭の桜木君めちゃくちゃかわいいですね。先生と生徒が方針をめぐって対立し、最後にバスケが楽しいという原点に帰って試合をするという相手チームの様相は、なんとなく豊玉高校を連想させますね。マイケルはすごくいいライバルだけど、双子の敵選手はなんか構図的に美しくないかな。■スラムダンクの映画はこれでおしまいみたいですが、もし続編を作るなら、ぜひ山王工高との試合を3時間くらいかけて映画化してほしいです。あの試合はスポ漫画試合の歴史に残る試合で、映画化しない手はないです。 [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-09 03:58:52) |
3. スタンドアップ
《ネタバレ》 妻投稿■「スタンドアップ」という題名「立ち上がる」という意味だったのですね。てっきり私は野郎自身…(以下自重)。■内容はかなり吐き気がする内容でした。いろんな意味でリアルすぎるから。ただ私や一緒に見た私の親友(強姦出生児の母)は「働くと言う事は遊びではないのだからセクハラやレイプが当たり前」「自分の性的自由の尊重を会社や社会や警察や裁判所に期待してはいけない」という事実を体で勉強した発達障害者だし、むしろそういう職場から脱出可能な状況を自分で作る(ルームシェアとか強姦出生児を仲間みんなで養育する約束とか)方に特化したので、映画を見ていると「女友達と徒党を組んで、『社会において自立する』のではなく『社会から自立する』くらいのバックグランドを作って対抗した方がいいのでは」と思ってしまうのだが、それは私がそういう友達がいたという幸運があって余裕ぶっこいて言っているだけの事なので、主人公の女の人を私の歪な巻尺で勝手に評価してはいけない事だとも思う。■ただし、映画は一応は「家族愛」を描いている内容だが、私は「傷ついた家族を社会の野獣から保護できるバックグラウンド」になり得ない家族がこういう法廷の場で「家族愛」を叫ぶ権利はないと思うし、「男ってそういう生き物なんだよ」という卑劣物語+「父と娘の感動的な家族愛」を見せられて、果たして「女の子が社会でどう自分の命と体を守っていけばいいか」というヒントは得られたかと言えば「no」としか言いようがない。従って私はこの映画をそれほど評価しない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-16 13:49:50) |
4. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 妻投稿。図書館で見た作品です。私はこの映画に「青春の懐かしい冒険」「もう二度と帰れない日々」というのとは違うものを感じました。この映画は汽車に轢き殺される恐怖、虐待や大人の裏切りというものが描かれています。それらを乗り越えてやっと手にしたものは死体・・・。まさに人生そのものです。人間は人生において恐怖と裏切りと絶望を経験し、その果てにあるものは死なんです。なのにどうしてこんなにすがすがしい気持ちになれるのか・・・。それは愛する仲間がいるからではないでしょうか。私はそれがこの映画が名作である理由なんだと思います。 [レーザーディスク(字幕)] 9点(2009-03-31 17:30:45) |
5. SWEET SIXTEEN
こういう山上憶良みたいな映画を見て思うのだが、「貧困が人間の心を破綻させる」なんて法則は間違っている。僕の経験上金持ちでいかにも「社会で成功してます」という背広姿の人間の方がよっぽど暴力的かつ依存的だ。僕なんかボンビーで野宿経験者で障害者で精神的に半分以上壊れているが、それなりに今の家族と楽しくやっている。富裕層のバロメーターで勝手に不幸だとか「何か本人に理由がある」とか言って絶望を煽る映画は僕は好きではない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-02 00:16:06) |
6. スター・ウォーズ
最近CGよりも数段上の宇宙映像だと思う。宇宙に浮かぶ白い物体の片方が明るくて片方が暗いトーンなんていかにも宇宙に浮かんでいるって感じで、臨場感のないCGよりずっと上。しかし残念だけどストーリーは全然面白くない。素晴らしい映像を殺してしまうくらい救いようがない。惑星丸ごと吹っ飛び、主人公とその友達以外みんな死んでしまって最後ハッピーエンドなんてなれるわけがない。あれはやっちゃいけない。 [ビデオ(字幕)] 2点(2008-08-17 23:08:37)(良:2票) |
7. ストリートファイター(1994)
毒にも薬にもならない映画だが、ジャンクロードヴァンダムときれいな女の子が大好きな僕にとっては面白い映画。でも兵隊が怪人にされるシーンは笑えなかった。ある意味リアルすぎて。これテレビゲームの映画化なんですね。かわいいじゃないですか。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-04 23:58:47) |
8. スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
映画館で観ました。あんまり飛びださなかったような。眼鏡がずれたのかな? スタローンに5点。 [映画館(吹替)] 5点(2008-03-11 01:05:25) |
9. スパイダー パニック!
《ネタバレ》 畜生、助けに来るなよ。もうすこしでお風呂上りのぴちぴち女の子をしゃぶしゃぶ出来たのに・・・。あ、蜘蛛の方に感情移入してしまいました。不謝。 [DVD(吹替)] 6点(2008-02-09 11:01:33) |